Chapter 53

その他 - 継続改善

てぃーびー
てぃーびー
2022.05.07に更新

大抵の会社にとって、会社が存続する限り採用活動は継続します。属人的に工夫している採用活動ではなく、仕組みとして積み重なる継続的な改善をすることでその会社の採用力は継続して向上していきます。

前提

前提として改善をするためには、そのための時間を確保する必要があります。採用活動はシステム開発と異なり自動化、効率化ができない範囲が広いため、ついつい個別の採用実務で時間を使い切ってしまいやすいです。採用の実務を回しつつ、継続して改善もできるように一定の余力を確保しておくようにしましょう。会社によっては採用担当が他の人事業務を兼務していて手一杯で改善する余力がない、ということもあるでしょう。そういった場合は人事のマネージャーなどステークホルダーを巻き込んでの工数調整が必要でしょう。

対象

改善対象としては以下のようなものがあります。

  • 採用広報 - ブログ発信、イベント開催等
  • 採用準備 - 職務分析、求人票作成等
  • 採用活動 - 面談、面接、オファー等

それぞれについて質、効率を高めていきましょう。

方法

改善方法として大きく4つの要素があります

  1. ふりかえりの実施
  2. 知識の共有
  3. スキルの習得
  4. 業務プロセスの改善

ふりかえりの実施

継続的な改善の土台となるのがふりかえりです。
定期的なふりかえりから、改善が必要な箇所を発見し、取り組み対象を選択する機会を確実に作り込むことができます。
例えば、 KPT などが典型的です。

知識の共有

採用に関わる様々な知識を一部の担当者が個別に習得するだけではなく、その知識が必要となる採用活動に関与する関係者全体も知識獲得できるように共有していきましょう。
例えば、面接時に注意が必要なバイアスの知識が典型です。

スキルの習得

知っているだけでは不足があり、実践を通してスキルを身につける要素について習得サポートの体制を整備しましょう。
例えば、面接官トレーニングが典型です。

業務プロセスの改善

採用活動の質、効率が高まるようにプロセスを改善しましょう。改善には以下のような要素があります。

  • 言語化 - 各自が属人的に行っていた活動や評価基準を明確化し、言語化する
  • 可視化 - 選考状況や各種メトリクスなど状況を把握しやすくするための可視化をする
  • 効率化 - プロセスの組み換えや不要な作業手順の削除による効率化をする
  • 質向上 - プロセスの一部の実施方法を改善することで成果の質を安定して向上させる