Chapter 38

選考 - マッチング・インタビュー

てぃーびー
てぃーびー
2022.05.07に更新

選考は企業側が選ぶだけの場ではなく、選ばれるための場でもあります。そのため、候補者さんの意向度を高めるアトラクトが必要になります。
アトラクトをするためには候補者さんが何を求めているかを知る必要があります。それを確認するのがマッチング・インタビューです。

候補者さんが求める情報には

の2種類があります。
マッチング・インタビューでこれらを確認しましょう。

実施方法

おすすめは選考実施後の事務連絡部分で10分程度確保して実施する方法です。選考の緊張感から開放され、リラックスしたタイミングで確認できます。お互いのマッチングのためのヒアリングで、このやりとり自体は選考結果に影響しないことを明示しましょう。

質問内容

動機付け要因

動機付け要因は満足面での要素です。どのようなキャリアを歩みたいと考えているか?それを踏まえて今回の転職では何を満たしたいと思っているか?これが動機付け要因として確認する対象になります。転職先の選定はこの部分の中でも優先順位が高いもので大枠決まります。

おすすめは、

今後どのようにお仕事をしていきたいかを踏まえて、今回の転職ではどのような点を得ることができれば成功だと考えていますか?上位3つ教えてください。3つなければあるところまででよいです。

という質問です。実際にこれで約2年質問してきましたが、大枠求める点を確認できました。

衛生要因

動機付け要因は不満面での要素です。最低限これはあって欲しい(=足切り要素)、あると嬉しい要素(加点要素)です。

家庭の事情で地方からリモート勤務することを前提にしたい、というのが足切り要素の典型です。資格取得時に金銭面での支援が欲しいが、なくても気にはしない、というのが加点要素の典型です。

転職軸の壁打ち

動機づけ要因を確認する際に、内容が明確になっている方ばかりではありません。そのため、転職軸の整理を質問を通してお手伝いする必要があるケースもあります。コーチングとして行うような問いかけになれている方が適任です。転職軸の壁打ちをしていると選考時間が予定より伸びる可能性が高く、その点について先方に延長可能か確認しつつ実施しましょう。

転職軸の変化を都度確認

候補者さんは他社も含め、様々な選考に参加し、多様な企業を知ることでキャリア軸や転職軸として求める要素が変化します。そのため、1次選考でマッチングインタビューを実施して求める点を確認した場合も、2次選考以降でも再確認しましょう。変化がある部分のみを教えてもらえればよいです。

他社選考状況の確認

相対的な魅力の比較の意味も含め、他社の選考参加状況や他社に関する意向度について聞ける範囲で確認しておきましょう。これによって、後続の選考でのアトラクト面での巻き返しの必要性や選考をどの程度急ぐ必要があるかがわかります。