Chapter 22

カジュアル面談 - カジュアル面談とは?

てぃーびー
てぃーびー
2022.05.16に更新

ITエンジニア採用においてはすっかり一般的になったカジュアル面談。
その起源、定義、目的、やることについてまとめます。

起源

カジュアル面談は、おそらく転職支援サービスが作り出した造語です。採用競争の激化から、転職意志が明確ではない転職潜在層もターゲットとしていくにあたって、選考ではなく面談としてまずはカジュアルに会うための場、ということで誕生したものと思われます。

定義

カジュアル面談には統一の定義がありません。人によって認識が異なります。そのため自社が行うカジュアル面談の位置づけを候補者さんに明示しておくことが好ましいでしょう。

目的

一般的なカジュアル面談の目的は、自社のことを候補者さんに知ってもらい、関心を持ってもらうことです。これによって

  • 自分にマッチする会社かどうか判断してもらう
    • マッチしない場合は選考参加をしない
    • マッチする場合
      • 直近の転職意志がある場合は選考参加をする
      • 直近の転職意志がない場合は将来転職活動をした際に想起してもらい、そのときに選考参加をしてもらう。それに向けてつながりをつくる

などの結果を得るのが目的です。

カジュアル面談の実施内容

一般的なカジュアル面談の実施内容は以下のようなものです。

  • 相互の自己紹介
  • カジュアル面談のスタンスの開示
  • 候補者さんのスタンスの確認
    • 転職活動中なのか、興味関心からの参加なのか、情報交換をしたいのか?
  • 会社からの情報提供
  • QA
  • 今後に関する案内
    • 選考参加する場合の案内など

カジュアル面談の誤用

カジュアル面談の名目のもと選考を実施してしまう誤用を避けましょう。
誤用には、故意と未整備がありえます。

故意

カジュアル面談は本来選考ではない、ということを知りながら人の集めやすさを利用してアポイントをとり、選考の場にしてしまう、というケースです。

未整備

カジュアル面談を設定している人事の採用担当や開発の採用責任者はその位置づけを理解しているが、面談に参加する個別の担当者に誤って選考を行ってしまうケースです。大きく分けて2つの原因がありえます。一つは採用オンボーディングの未整備です。採用に初めて関わることになるマネージャーやメンバーに対してカジュアル面談の位置づけや選考との違いを事前インプットしていないことによる問題です。もう一つは採用プロセスの未整備です。個別に予定されている場がカジュアル面談なのか、選考なのかなど確実に伝わる形で依頼できていないことによる問題です。

関連資料

カジュアル面談という言葉の起源から定義を確認する