選考に参加する候補者さんが今どのステータスなのか確認することは、採用活動の現状把握や各種選考スケジュールにおける抜け漏れ抑止において重要です。前述の ATS にも候補者さんのステータスを管理する機能があることがほとんどですが、 ATS の機能だけでは細かなステータスを把握することはできません。
選考ステータスとは?
選考ステータス とは、 候補者さんが面談、選考ステップのどの状態にいるかを表したもの です。
大きな粒度だと例えば、
- カジュアル面談待ち
- 一次選考待ち
- 内定オファー待ち
- 内定受諾済み
などです。仮にカジュアル面談待ちを細分化すると
- カジュアル面談 日程調整前
- カジュアル面談 日程調整中
- カジュアル面談 日程確定 面談実施待ち
- カジュアル面談 面談実施後
のようになります。
ATS がカバーする選考ステータス
大抵の ATS でカバーしているのは前述の大きな粒度の情報です。
大枠の状況は把握できますが、実際に必要なタスクの抜け漏れが発生しないようにするためには情報が不足します。例えば、カジュアル面談待ちの場合、今日程調整前なのか、日程調整中なのか、日程調整後なのか把握できる必要があります。
ATS 以外でカバーする必要がある選考ステータス
実際に把握可能にする必要があるステータスとしては、前述の細部化したバージョンが必要になります。採用活動において必要となる詳細なタスクがどの段階まで進んだのか確認可能になっている必要があります。
選考ステータスを確認可能にする方法
詳細化されたバージョンの選考ステータスを把握可能にする場合、 Trello や Notion などかんばん方式のビューを持つツールで大まかなステータスをレーンで表現し、詳細なステップは詳細欄のチェックリストとして確認可能にする手法があります。