カジュアル面談は候補者さんが求める目的に応じた情報を提供する場です。
参加目的ごとに求めるもの
候補者さんがカジュアル面談に参加する目的はそれぞれにあります。
- 転職意志あり
- 転職先として自分が求める状況に一致する会社か知りたい
- 転職意志なし
- 会社や所属する人への興味関心がある
- キャリアの相談をしたい
- 関心領域の情報交換をしたい
などが典型でしょう。基本は求められているものに応じた情報を提供することになります。
個別の情報提供前に求めるものを確認しておきましょう。
共通で提供する情報
転職意志がある場合もない場合も基本的な会社情報の説明はするのが一般的です。
ただ、明らかに転職意志がなく、キャリアの相談目的のみや関心領域の情報交換がメインの場合は省略するか簡易版にしたほうが印象はよいでしょう。
会社情報の説明に関しては
- 会社
- 文化
- 福利厚生
- 事業
- サービス、プロダクト概要
- ビジネスモデル
- 開発組織
- 組織構成
- マネジメント体制
- 技術
- 技術スタック
- 周辺ツール類(Slack, Notion等)
- 働く魅力
などが標準的なところです。
転職意志がある人に提供する情報
候補者さんが転職軸にしている点について手厚く説明するとよいでしょう。
例えば一緒に働く人を重視して転職する人なら人に関わる情報、技術スタックや新しい技術を使った仕事を重視して転職する人なら技術に関わる情報を説明します。
転職意志がない人に提供する情報
候補者さんの興味関心にそった情報を提供するとよいでしょう。
場合によってはその領域に関する議論を求めている方もいるので、応じましょう。
そういう意味では、単に情報を読むだけではなく、そのテーマに関して議論できる人が参加しているとよいでしょう。