採用マーケティングの一貫として採用広報をする際、 EVP 以外の発信内容として 組織の情報の透明化度合い があります。
組織の情報の透明化度合いとは?
候補者さんにとって転職は人生の一大事です。そのため転職先選びをする際にできるだけ多くの情報を得ることができるとありがたいはずです。この公開度合いが 組織の情報の透明化度合い です。組織の魅力である EVP 以外も、 どんな組織であるかを知ることができる情報 が外部に公開されていると理想的です。
どんな情報が欲しいのか?
勤め先に求める要素は候補者さんぞれぞれで皆異なるので実際にどんな情報が欲しいかは人それぞれです。一方で、個人差とは関係なくどの候補者さんにとっても重要な情報もあるでしょう。
例えば
- 評価、グレード、報酬周りのルールや実態
- 現在抱えている組織、チームの課題
- どんな同僚と働くことができるか
- 十分なスペックのPCが貸与されるか
などです。
How
どのように情報を透明化すればよいでしょうか?例として
- ブログ
- SNS
- Entrance Book
をあげます。あくまで一例です。実際は他にも YouTube, Podcast など選択肢があるでしょう。
ブログ
ITエンジニア採用向けの発信となると、つい技術記事ばかりになりがちです。しかし、候補者さんは技術以外に組織文化、チーム文化、技術スタックの詳細、チーム構成、チームの働き方など、実際に働くにあたって遭遇するである様々な場面を確認したいはずです。そこで、これらの要素をできるだけ多くブログで発信していくとよいでしょう。
関連情報についてはいかにまとまっています。
SNS
Twitter 等、 SNS で組織の情報を発信していくのもよいでしょう。前述のブログ記事を拡散してもよいですし、個別のツイートでもよいでしょう。
Entrance Book
カジュアル面談や、一次選考の日程調整時に Entrance Book の URL を共有することで詳細な情報を提供するのもよいでしょう。ここでも事前に作成しておいたブログの記事が役立ちます。Entrance Book に個別の記事リンクを埋め込む形での流用ができます。
Entrance Book については、以下の記事を参照ください。
副次効果
ブログ発信は、社外の人だけではなく、社内の人も確認します。結果的に社内広報も兼ねることになります。