カルチャーマッチ、スキルマッチそれぞれの選考観点や選考手法が固まっていると、候補者さんに対して事前に選考の流れをお知らせしやすくなります。
可視化の目的
選考の流れについて、カジュアル面談実施時や選考参加時に候補者さんにお知らせできると、候補者さんに
- どのような観点で選考が実施されるか
- どのくらいのステップで選考が実施されるか
が伝わります。候補者さんには転職に際した時間的な都合や、他の選考競合から提示される内定受諾の回答期限など時間の制約がつきまといます。これらの制約をなしにしても、選考にどのくらい時間がかかるかは強い関心事項です。その意味で、どのくらいのステップで選考が実施されるのかわかることは候補者体験として嬉しいものです。
可視化の内容
選考の流れを開示する場合は以下のような内容があるとよいでしょう。
- 選考流れの全体像。選考の順序
- 各選考に関する以下の情報
- 選考観点 - カルチャーマッチ、スキルマッチ等
- 選考方法 - 面接、実技等
- 選考時間
- 各選考の出席者
- 事前連絡で具体的な出席者が未定の場合は、各出席者の役割名をお伝えする
- 各選考の案内で具体的な出席者が決定している場合は、出席者の役割と名前をお伝えする
- 出席者のインタビュー記事や執筆記事がある場合は添えておくとよいでしょう
なお、完全に選考の流れが固定という会社の方が珍しいかと思います。
あくまで基本的な流れとして紹介し、ケースバイケースで変化する可能性があることについても触れておきましょう。