Chapter 37

選考 - スキルマッチ選考

てぃーびー
てぃーびー
2022.05.07に更新

企業が候補者さんを選考するとき、大きく分けてカルチャー面のマッチとスキル面のマッチをみるのが一般的です。スキルマッチではその職種で必要とされるソフトスキル、ハードスキルを確認します。

  • カルチャーマッチ
    • 組織のカルチャー
    • チームのカルチャー
  • スキルマッチ
    • ソフトスキル
    • ハードスキル

スキルの洗い出し

「求人要件定義 - 職務分析」の Chapter で紹介した職務明細書をさらに詳細化し、該当職種に必要となるスキルを洗い出します。まずは採用活動に必要な最低限の内容でよいですが、徹底的に明確化していくとスキルマップができあがることになるでしょう。
スキルにはソフトスキル、ハードスキルがあります。ソフトスキルは仕事の進め方に関するような定性的なスキルです。例えば問題解決や情報整理などがあります。ハードスキルは個別の職種特有で必要になるような専門的なスキルです。例えば任意のプログラミング言語のスキルや、データベースのスキルです。

選考対象となるスキルの選択

洗い出したスキルのうち、選考対象とする重要度の高いスキルを選択します。選考時間は限られているため、よくばりすぎないようにしましょう。例えば求人の必須要件としてよくあるのが「バージョン管理ツールの利用経験、知識、スキル」ですが、一定以上学習能力がある候補者であれば入社後でも身に付けることができるものです。
選考対象となるスキルを決めておかないと選考担当者が考える思い思いの基準で選考を実施してしまい、個別の候補者さんへの評価基準がバラバラになってしまいます。対象を明確にしましょう。

選考準備

選考対象となるスキルが決まったら選考準備をはじめます。選考対象として選んだスキルを確認するための選考を作成します。

ソフトスキルの選考に関しては観点を確認するための質問を作成し、それに対する回答をもとに水準を判断するとよいでしょう。詳しくは、構造化面接の Chapter で説明します。

ハードスキルの選考に関しては観点を確認するための実技試験を作成します。実技試験は、実務に近い形の内容にすると、より実際の仕事に近い形での評価ができて好ましいでしょう。詳しくは、 WST の Chapter で説明します。

ソフトスキルの選考もハードスキルの選考も作成したら模擬選考を実施して選考の仕上がりを確認しましょう。問題点があれば、修正することができますし、進行に慣れる機会にもなります。

選考の実施

選考の実施時は、少なくとも実施者と記録者の2名が参加するとよいでしょう。進行をしつつ選考の記録をとるのはかなりなれていないと難しいためです。選考に関わる口頭のやりとりをすべて暗記することは困難なため、選考評価のポイントとなる点は常に記録しておきましょう。