Chapter 02

前提知識 - 採用市場の状況

てぃーびー
てぃーびー
2022.05.15に更新

ITエンジニアの採用に関する前提として、まずは採用市場の状況について理解しましょう。

求人倍率

2021年7月の doda 掲載の求人倍率は技術系(IT・通信)職で 9.68 倍です。

転職求人倍率レポート

参考として営業系は 1.95 倍です。技術系(IT・通信)職はコロナ禍になる直前は 10 倍前後を行き来していました。コロナ禍に入ってすぐの頃は多少倍率は下がりましたが、しばらくしてまた 9.86 倍まで上昇してきた状態です。日本は少子化ですし、技術系(IT・通信)職の採用競争が激しい状態はしばらく続きそうです。

企業が意識する必要があること

ITエンジニアの採用において、企業は一方的に選ぶ側ではありません。[1]
そして選ばれる企業としての難易度が高まっています。

激しい採用競争の中で意識する必要がある2つのことを挙げます。

  1. 訴求
  2. 認知

訴求

候補者さんが優秀であればあるほど魅力的な企業から多数声をかけられることになります。待遇をはじめとした諸条件では勝負にならないくらい魅力的な企業と1人の候補者さんを巡って採用競争になるケースも珍しくないでしょう。候補者さんが求める最低ラインの給与水準等、待遇面で交渉の土台に立つ前提を満たせる状況を作りつつ、自社特有の魅力を磨き込む必要があります。

認知

採用競争の激しさから、知られていない企業はそもそもスカウトへの返信をもらいにくくなっています。組織がどれだけ魅力を持っていても、それが社外から知られていなければ、候補者さんからみてその魅力は存在しないのと同じです。

関連情報

脚注
  1. 本来はITエンジニアに関わらず一方的に選ぶ側ではないと思いますが ↩︎