Chapter 14

採用マーケティング - Employee Advocacy

てぃーびー
てぃーびー
2022.05.06に更新

採用マーケティングの手段の一つである採用広報。採用広報の一種として Employee Advocacy があります。

Employee Advocacy とは?

社員が会社に依頼されるでもなく、自らの意志で自社に関する情報を自発的に SNS で発信したり、友人に伝えたりすること です。 Employee Advocacy 自体は、採用領域に限定された話ではなく、自社サービス・製品が対象の場合もあります。この Book は採用の本なので、採用向けの Employee Advocacy を対象にしています。

Employee Advocacy の価値

Employee Advocacy の対極にある、企業のオフィシャルな発信との対比をしてみます。

項目 / 発信種別 Employee Advocacy 企業公式
発信主体 従業員個人 組織
スタンス 個人の意志 業務として
受け手の印象 真実味がある 飾って見える

公式の発信はどうしても「いいところばかり見せようとしていそう」という受け取られ方をしやすい面があります。仮に正直ベースの発信だとしてもです。一方で、従業員個人の生の声は、真実味をもって受け取られることが多いのではないでしょうか。

Employee Advocacy の方法

前提

  • Employee Advocacy は従業員の自発的な行動です。そのため、指示・命令・依頼をするものではなく、本人が「 今の会社、チームにすごく満足している。この楽しい環境、すばらしい環境を是非社外の人にも知ってもらいたい 」というように思っている必要があります。つまり、そう思えるような環境にすることが大前提になります
  • 組織と個人を紐付けて発信してもいい 」という価値観が必要です
  • 従業員の自発的な発信が前提になるため「厳しすぎるSNSポリシー」ではない、という前提が必要です。一方で、SNSでぶっちゃけすぎるリスクもあるので最低ラインのリテラシー面の支援がいるかもしれません

実施方法

前提をクリアした上で、あくまで指示や依頼では無いため、従業員の発信の元ネタになりそうな情報を社内に共有していくことがメインになります。

  • 自社を紹介する際に役立つ採用デックや自社の強みを知らせる情報をまとめておく
  • SNS でのシェアに適した情報を URL として共有できるように外部公開しておく

また、従業員の誰かがこのような振る舞いをしてくれたときに、感謝を伝えることで継続への動機を強めてもらうなどの地道な動きも役立つでしょう。SNSなら「いいね」でも最低限の感謝は伝わるでしょう。

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