Chapter 26

カジュアル面談 - リードナーチャリング

てぃーびー
てぃーびー
2022.05.07に更新

カジュアル面談参加者が文化面、能力面の双方で明らかに水準をこえていて、現段階では転職意志がない場合、長期的に関係を築き、次の転機で転職先候補として検討してもらえるようにするのがよいでしょう。

リードナーチャリングとは?

マーケティングにおいて、見込み客の購買意欲を高め、将来の購入につなげる活動をリードナーチャリングと呼びます。メールやイベントの参加打診などが具体的な手段になります。

採用におけるリードナーチャリングとは?

採用マーケティングについても同様で、もし入社してくれたら大きな活躍が見込まれる有力な候補について、長期的に関係を育て、「この会社よさそう」「この人達と働けたら楽しそう」などと思ってもらえるようにやりとりをしていくような形になります。マーケティングと異なるのは、より人間的なつながりが大切になるという点です。採用マーケティングにおいては、自社の宣伝メールだけを定期的に送るようなナーチャリングは逆に悪手で、相手からしたら単なるスパムメールです。お互いの興味関心を元に双方望んでやりとりを続けるのがよいでしょう。

Account Based Recruitment

マーケティングの分野で Account Based Marketing という考え方があります。広く大量の見込み客に大きくアプローチして、その中から売上につながる顧客を得る、というのが一般的なマーケティングだと思いますが、 Account Based Marketing の場合は初期の段階から優良な顧客に絞り込み、狙いすまして売上につなげていくアプローチです。
このアプローチを採用に適用したのが、 Account Based Recruitment になります。有力な候補者さんを最初に絞り込み、コンタクトし、継続して意向度を上げていきます。基本的に入ってもらいたい人に対してアプローチするので、不採用になる多くの人に対して時間を使わない、という意味で効率的です。一方で、魅力的な人材は多くの企業からみても魅力的なので競争率は高くなります。

How

タレントプールの管理

ナーチャリング対象の候補者さんとのやりとりの履歴やステータスを管理します。
まずナーチャリングの側面において、最低でも一定の期間ごとにやりとりを発生させておくことで関係性を継続させることと、お互いの状況変化を伝え合う必要があります。
次に先方に転職意志が発生するか、こちらで先方に強くアトラクトできる新たな求人枠が発生した場合にアクションをとれるようにする必要があります。

例えば、魅力的な候補者さんだったがフルリモート勤務前提であり、その時点ではフルリモート対応していなかったため採用に至らなかったケースがあったとします。この場合、関係性を継続しつつ、フルリモート対応が可能になったタイミングで改めて声がけをすることになります。

マーケティング向けツールの活用

マーケティング向けのツールを採用でのリードナーチャリングに転用するケースもあります。