Chapter 25無料公開

📃3-11.ビューポートの表示設定

Daichi
Daichi
2022.05.03に更新

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今回はビューポートの表示設定について解説していきます。必須の操作があるという訳でありませんが、知っておくと役に立つ事はあるでしょう。

ビューポートの表示設定を確認する

ビューポートの表示設定はビューポート内上にあり、今回は左上の項目について解説していきます。ここではゲームのFPSを表示したり、レベルの表示方法を変更したりする事が可能です。

まずはビューポート一番左端の三本線をクリックしてそこにある項目から解説していきます。

①リアルタイム

ゲームを再生していなくてもエディタ上で特定のエフェクトは再生し続けます。空の雲や、風の影響を受ける草、後に紹介するパーティクルなどはエディタ上で動いたままになっています。これを切るとストップするのでエディタは若干軽くなります。リアルタイムをオフにすると雲の動きが止まります↓

また光の変化などもリアルタイムがオフだと反映されなくなるので基本的にはオンのままでよいです。エディタを少しでも軽くしたい場合にオフにしましょう。

②FPSを表示

FPSはFramePerSecondの略で一秒間で何フレーム表示できるか示しており高ければ高いほどゲームは滑らかになります。「FPSを表示」をクリックするとFPSが表示されます。あくまでこのFPSはPCのエディタ上のFPSなので、実機(実際のゲーム機)のFPSとは異なるという事に注意してください。
たくさんの3Dモデルやエフェクトなどを使用すると処理に時間がかかり、FPSは低くなります。基本的にパソコンが最もFPSが高く、実機で遊ぶとFPSはさらに下がります。なのでこのFPSは簡単な目安ですが、まずPCでゲームのFPSが問題なく30fps以上は出ているのか確認しましょう。ゲームは基本30fps~60fps出ていれば問題なくプレイできます。

③統計データ

例えばUnrealEngine→Detailedから様々なパフォーマンスの情報を見る事ができます。パフォーマンスの向上させたい時にこの情報を見ながら調整するとわかりやすくなります。

④統計情報を表示

「統計情報を表示」をクリックすると上の統計データの表示,非表示を切り替える事ができます。

⑤遠方のビュー平面


これはエディタのビューポートで表示するアクタの表示距離です。例えば500にすると500cm以上のアクタは非表示になります。0だと無効です。大量にアクタを設置して遠方のアクタは見る必要が無い時に設定するとエディタが軽くなるでしょう。

⑥没入モード


ビューポートエディタ一杯に最大化できます。F11キーでも切り替えられます。

⑦ゲームビュー

ビューポートで表示されているアイコンやウィジェット(矢印の事)を非表示にします。ショートカットはGキーです。

⑧カメラの位置を保存

ビューポートで映しているカメラの位置は保存して後からロードする事ができます。

  1. ブックマーク > ブックマークを設定 > ブックマーク0でカメラの位置を保存します。
  2. ブックマーク > ブックマーク0で登録したカメラの位置に移動できます。

    またショートカットでも可能です。ビューポート内で0から9までを押してその場のカメラの位置保存。Ctrl+0から9でカメラ位置をロードできます。

パースペクティブ(視点)の変更

視点を2Dで指定の方向から見る事ができます。通常の3D視点だと見にくい場合などがあるのでそういった場合にこの2Dの視点を使用します。

例えば右を選択すると以下のように右からの視点をワイヤーフレーム状態で見る事ができます。

視点移動は右クリック+ドラッグででき、範囲選択はドラッグ移動、拡大縮小はスクロールです。

パースペクティブ活用例

実際にこの機能を活用してみましょう。

  1. この複製したキューブの真ん中の列だけ削除したい時にパースペクティブの出番です。

  2. パースペクティブ > 上を選択します。

  3. ドラッグで真ん中の列を選択します。Ctrl+クリックで床の選択を外して、真ん中の列を削除します。

  4. 真ん中の列だけ簡単に削除できました。

    この程度ならパースペクティブを使用せずにCtrl+クリックでも簡単ですが、3Dだとアクタ操作がし辛い場合があります。そんな時にパースペクティブを活用しましょう。

表示モード(ビューポート見た目)の変更

「ライティングあり」と書かれた場所からビューポートの表示方法を変更できます。いくつか紹介しておきます。

設定項目 解説
ライティングあり そのままライトが反映された状態で、通常の見た目です。
ライティングなし ライティングなしではライトや影に影響されずにレベルを映し出します。ライトがない真っ暗な状態で作業する際に便利です。例えばLightningフォルダの目のアイコンでライトを無効にすると真っ暗になります。ライティングなしを選択するとライトがなくてもアクタを視認できます↓
ワイヤーフレーム ワイヤーフレームは先ほどのパースペクティブと同様、3Dモデルを頂点や線で表示します。
プレイヤーコリジョン プレイヤーと衝突するアクタを見やすく視覚化します。例えば見た目は表示されないボリュームのBlockingVolumeを追加してみて、プレイヤーコリジョンにするとBlockingVolumeがわかりやすく確認できます。

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ただ最初の内は表示モードを変更する必要性は低いでしょう。

表示するアクタを選択する

ここではビューポートで表示しているアクタやライトの表示設定ができます。

例えばスタティックメッシュの項目のチェックを外すとスタティックメッシュは非表示になり、ライトをチェックを外すと無効になります。

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今回のビューポート表示設定はどちらかというと中~上級者向けの操作でした。ゲームのレベルがアクタで埋め尽くされた時、これらの表示設定は役に立つ事が出てくるでしょう。