俺の「サイト感想文」ノート
2000年代後半、Flash全盛期だった。話題になったキャンペーンサイトやスペシャルコンテンツはすべてイケてるFlashだった。
2021年だと毎日大量に更新されるYoutubeのように、日々ローンチされるおもしろサイトが俺たちのすべてだった。
いいサイトの数だけ、クソサイトも多かった。それは反面教師となってくれるよい教材だった。よいものも悪いものも、気持ちよさや気持ち悪さを言語化して自分の判断力に変えていこう。
俺が過去に書いていたサイトレビューのフォーマット
俺がサイトレビューをしていたころのフォーマットが以下だ。 サクッと読み返えせるように、シンプルなフォーマットにしていた。
- スクショ
- 概要
- 3行で書く → そもそも3行で書けないほどの情報量なら、キャンペーンとしておかしい
- 見どころ or おかしなポイント
- いいところ
- 悪いところ
- 改善するにはどうすればいいか
- Stats
- Tweet数
- はてなブックマーク数
レビュー例
北斗の拳で何らかの対象に百裂拳を放つコンテンツだったが、映像では1発しか殴らなかった
北斗の拳という漫画では敵を100発殴る必殺技がある。しかし該当コンテンツの映像では1発しか殴らなかった。これは違和感を覚えるポイントだ。 ボーッと見ているとスルーするかもしれないが、文字に起こすことで問題だと容易に認識できるようになる。言葉は無意識を意識に変えてくれる。
粗があっても本質をついていればよいコンテンツ
逆にケチをつけるポイントが多くても、企画が芯を食っていればなんでもありなところもある。鉄板的なものを手中に収めれば、それが粗さを覆い隠すどころか、凌駕してしまう。
例えば「でかいは正義」というものがある。PCの画面で見るとしょぼそうなコンテンツでも10m x 25mの壁面に映し出せば壮観になる。
スケールがでかければ、それだけですべてを包みこんでしまうこともあるのだ!
そういったポイントを見抜く力もレビューしていくうちに身につくだろう。
コロナ以降のドラスティックな変化は教材だらけ
2021年のいまなら、コロナ以降の有象無象が出てきている。
- 芯を食ってる
- 芯を食ってるけど、外見が汚い
- 外見はきれいだが、中身がクソ
- 先進的だが、時代の先を行き過ぎていて、ついていけない
- メタバースと宣言してるコンテンツ
こんなものがたくさん生まれている。
よく観察し、自分の言葉でよしあしをジャッジする能力を身につけよう。