開発環境とは全く異なる屋外。雨、風、気温、外光、反射光。屋内とは真逆の環境なので、トラブルが多くなる。
俺もすべてを知らない。こういう経験はぜんぜんシェアされないものと思ったほうがいい。聞くタイミングがあれば、積極的に聞くことをおすすめするし、積極的にシェアしてほしい。俺が知りたい。
というわけで、俺が経験したことを羅列していく。
雨
-
屋外用のテントを張っていても、雨漏りすることがある
- 機材は床に直に置かず、机の上に置く
- 帰るときはビニールでも被せておく
- 電源タップもラップとかビニールでくるむ
- 濡れた機材はもう使わない
- どこでショートしてるかわからない。火事が心配
- 雨漏りテントを設置した業者に弁償してもらおう
- 床から浸水することも多い
- 屋外は上げ床がなく、地べたに配線を置く場合が多い。
- → 雨降ると危なすぎ。
- 屋外は上げ床がなく、地べたに配線を置く場合が多い。
風
- 倒れないような工夫がいる
- ワイヤーで固定するなど
気温
- 真夏の屋外のテント内は激アツ。暑いとGPUに制限がかかったりする。
- → スポットクーラーなる屋外で使うクーラーがある
- [https://gyazo.com/998819bc70477ec5889a0c0b7f33fbbd]
- これでPCの周りを冷やせる。結露に注意
- → スポットクーラーなる屋外で使うクーラーがある
- 寒いとバッテリーが弱る
光
LEDやムービングライト等、光を放つコンテンツの場合
- 道路に隣接している場合、道路を通行している車に有害にならないように、という規制があるらしい
- 近隣住民からの苦情もある
- 光がまぶしい
- 音がうるさい
- など
- LEDは壊れがち
- 何万粒も使うので、確率的に壊れるものが確実に出てくる
- 電源容量が足りない
- 工事業者に必要な電源容量がうまく伝わらず、てんやわんやすることがある
カメラ類
- RGBカメラ(普通のカメラ)は露出に注意。
- 晴天・曇り・夜では露出が違う
- ARでよく使うVPS(Visual Positioning System)も昼と夜ではカメラの入力画像に違いが出るので、うまく認識できない
赤外線を使うセンサーの場合
- 日光に赤外線が含まれているので、屋外だと赤外線系は死亡する
- 反射するものもNG
- リフレクター素材
- ブルーライトカットメガネ
- テカテカ素材の床・壁
- 鏡