経験的によく使うトゥイーン第1位はTransformです。
- 直線移動
- 回転
- 拡大縮小
よく使うことになるため、丸暗記しておくレベルのトゥイーンです。
👉DOLocalMove - 直線移動
transform.DOLocalMove(new Vector3(10f, 0, 0), 1f);
直線移動メソッドはDOLocalMove
以外にも用意されています。以下にリストアップしています。
メソッド名 | 解説 |
---|---|
DOLocalMoveX |
X軸のみトゥイーン |
DOLocalMoveY |
Y軸のみトゥイーン |
DOLocalMoveZ |
Z軸のみトゥイーン |
DOMove |
DOLocalMove のグローバル座標版
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DOMoveX |
DOLocalMoveX のグローバル座標版
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DOMoveY |
DOLocalMoveY のグローバル座標版
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DOMoveZ |
DOLocalMoveZ のグローバル座標版
|
👆上のXYZ軸独立したトゥイーンはもよく使います。覚えておいて損のないテクニックです。
transform.DOLocalMoveX(10f, 1f);
先のサンプルをDOLocalMoveX
に置き換えると更にコード量が減り見通しが良くなります。
👉DOLocalRotate - 回転トゥイーン
transform.DOLocalRotate(new Vector3(180f, 45f, -100f), 1f);
2D・3D問わずゲーム開発では回転トゥイーンもよく使います。
メソッド名 | 解説 |
---|---|
DORotate |
DOLocalRotate のグローバル座標版 |
DOLocalRotateQuaternion |
Quaternionを使った回転 |
DORotateQuaternion |
DOLocalRotateQuaternion のグローバル座標版 |
DOLocalRotate
ではオイラー角を代入していますが、Quaternion
で回転させるDOLocalRotateQuaternion
も用意されています。
📘DOLookAt - 指定の方向を向くトゥイーン
回転トゥイーン関連でDOLookAt
に軽く触れておきます。
DOLookAt
を使うとZ軸のプラス方向を正面として、指定した座標を向かせる回転トゥイーンを作ることができます。
// lookAtTargetはサンプルの黒い球
[SserializeField] Transform lookAtTarget;
void Start()
{
transform.DOLookAt(lookAtTarget.localPosition, 1f);
}
このように指定の座標を向くトゥイーンを作りたい場合に使えます。
👉DOScale - 拡大縮小トゥイーン
transform.DOScale(new Vector3(4f, 0.24f, 2f), 1f);
最後に拡大縮小トゥイーンです。
👇DOScaleにも各座標ごとのメソッドが用意されています。
メソッド名 | 解説 |
---|---|
DOScaleX |
X軸のみトゥイーン |
DOScaleY |
Y軸のみトゥイーン |
DOScaleZ |
Z軸のみトゥイーン |
Transform
には他にも、振動・ジャンプ・ブレンドといった面白いトゥイーンが用意されています。もし興味がある方は以下のチャプターを確認してみてください。
意外と知らない使い方があるかも知れません。
本チャプターではTransform
のみ紹介しましたが、UI開発ではRectTransform
を使います。
RectTransform
のトゥイーンに関しては、こちらのチャプターをご確認ください。
次のチャプターはDOTweenでもっとも重要な内容「イージング」についてです。