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フロントエンドテックリードになって立てた10の方針「まず全量把握~MECEを添えて~」

2024/02/18に公開

はじめに

こんにちは!スタートアップで自社SaaS開発のフロントのテックリードをしている山ちゃんです!
今回のシリーズは私のチームで立てた方針を10回に分けて、ご紹介させていただきます!
ご参考になれば幸いです!

想定読者

  • チームリーダーになりたての方
  • チームリーダーになってみたい方
  • チームリーダーになって悩んでいる方

方針

「まず全量把握〜MECEを添えて〜」
覚えやすいように、ちょっとおしゃれに、フランス料理風のキャッチーなタイトルにしました。

目的

抜けなくダブりなく全量を把握することで、その取り組む仕事の全容を把握し、最善策を打つ

背景

開発現場では納期を常に意識しながら進める必要がありますので、スケジュールを立てながら進めていきます。
パーキンソンの法則で言われているように、大抵の場合はスケジュール通りにことが進むか、遅れるかであり、スケジュールより早くなることはまれです。もっと言うならば、スケジュール通りに進むことも難しい場合が多いこともあります。
そこで、なぜスケジュール通りにいかないのか?の原因分析を行い、原因の一つとして、内容が漏れており、その分工数が足りないということが分かりました。
よってまずは全量を把握することでスケジュールのずれをなくしていくことを方針に掲げました。

実際の具体的な取り組み

全体認識共有

プロジェクトの全員が見られるwikiにこの方針を記載し、共有しました。ただドキュメントで共有するだけでなく、なぜ全量把握する必要があるのか、どの段階でするか等を会議の場で認識合わせを行いました。

毎日の進捗報告にて確認

進捗報告はbacklogのガントチャートを用いて行っています。その際に、課題が網羅されていない又はいなさそうな場合には全量出されているかどうか担当者に確認しています。
この全量確認業務を行い続けることで、メンバー間でも全量把握するのって当たり前だよねという雰囲気になってきました。
今では私が全量把握を確認せずとも、メンバー間で全量を確認しあってもらっています。
この取り組みによって、自分だけではなく、他人のタスクにも目を向けるようになり、結果チームとしてどう動くべきか?という一段視座の高い考えて動いていただけるようになりました。

まとめ

私がエンジニアになって尊敬する先輩から教わったのがこの「全量把握」でした!エンジニアにとっては超重要観点で、実施することで、個人のみならず、チームとして成長を遂げることができると実感しました!
是非皆様のマネジメントにお役立ていただければ幸いです!

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