概要
デジタル時計を作ります。
こんなイメージで現在の時・分・秒を表示します。
プロジェクトの作成
新しいプロジェクトの作成でWPFアプリケーション
を、プロジェクト名:D-Clock
、フレームワーク:.NET 6.0
で作成してください。
画面の作成
Window
Window
のWidth
を200
に、Height
を100
に設定します。
画面が小さいのでデザイナー左下の表示倍率を変更して大きく表示しましょう。
WindowStyle
をToolWindow
に設定します。
デザイン画面上ではわかりませんが、これで最小化ボタンと最大化ボタンが非表示になります。
Debug
モードで実行してみます。
↓↓↓↓↓
実行したままWindow
のプロパティ編集を続けます。
Title
の値を時計
に書き換えます。
ソース修正が即座に実行中のプログラムに反映されます。
この機能をホットリロードと言います。
いったんデバッグ実行を終了します。
ResizeMode
をCanResizeWithGrip
に設定します。
ShowInTaskbar
のチェックを外して、実行時にタスクバーに表示されないようにします。
Topmost
にチェックを入れ、画面が最前面表示されるようにします。
ブラシ
カテゴリのBackground
、単色ブラシ
> エディター
タブのR
,G
,B
をそれぞれ0
に設定します。
そうするとXAML上にBackground="Black"
が設定されます。
Viewbox
デザイナーでGrid
を右クリックし、レイアウトの種類の変更
> Viewbox
を選択します。
XAMLのGrid
タグがViewbox
タグに変わります。
Viewbox
は中に配置したコントロールを拡大縮小してくれます。
TextBlock
ツールボックスからTextBlock
をViewbox
の上にドラッグ&ドロップします。
Viewbox
の効果で画面サイズいっぱいに拡大されます。
Font
のR
を255
に設定します。
そうするとXAML上にForeground="Red"
が設定されます。
TextBlock
の名前
にTimeLabel
を、Text
に00:00:00
を、TextWrapping
にNoWrap
を設定します。
TextBlock
はLabel
と同様、テキスト表示のためのコントロールです。
Label
は入力項目のラベルとしての用途で用意されているので、その他のテキスト表示はTextBlock
を使うとよいでしょう。