プロジェクトの作成
Visual Studioを起動し、新しいプロジェクトの作成
を選択します。
検索ボックスにwpf
と入力し、Enterキーを押します。
C#
のWPFアプリケーション
を選択し、次へ
ボタンを押します。
プロジェクト名
にHelloWorld
と入力します。ソリューション名
も自動的に同じものが入力されます。
場所
はプロジェクトの保存先です。前のChapterで設定したパスが既定値として表示されます。
次へ
ボタンを押します。
フレームワーク
に.NET 6.0 (長期的なサポート)
を選択し、作成
ボタンを押します。
実行
まずは実行してみましょう。ツールバーにある緑三角のボタンを押します。
ウィンドウが起動します。
ウィンドウのタイトルバーにくっついているものは今回使わないので端の<
を押して最小化しておきましょう。
↓↓↓↓↓
×
ボタンを押してウィンドウを終了します。
フレームワークについて
今回作成したアプリはプロジェクトテンプレートにWPFアプリケーション
を、フレームワークに.NET
を選択しました。
WPFはWindows Presentation Foundation
の略で、UIのフレームワークです。.NET Frameworkや、.NET上で動作します。
フレームワークは古くからWindowsで使用されてきた.NET Framework
と、マルチプラットフォーム向けに新しく作られた.NET Core
があります。
.NET Core
はバージョン3.x
の次は5.x
で、名称も.NET
に変わりました。
.NET Framework
は4.8.x
が最後のバージョンで、今後は.NET
が更新されていきます。
注意点として、.NET
自体はマルチプラットフォーム対応ですが、WPF
はその名の示す通り、Windows
専用です。
フレームワークに.NET Framework
と.NET
のどちらを選択したらいいかについて、自分だけが使うのなら.NET
がよいでしょう。
他の人にも使ってもらう場合は.NET Framework
を選択することも検討しましょう。
.NET Framework
はすでにWindowsに含まれているため、利用者の環境に追加でフレームワークをインストールしてもらったり、アプリとフレームワークをセットにした巨大なファイルを配布せずに済むからです。