概要
メモ帳の簡易版を作ります。
プロジェクトの作成
新しいプロジェクトの作成でWPFアプリケーション
を、プロジェクト名:Memo
、フレームワーク:.NET 6.0
で作成してください。
画面の作成
Grid分割
Grid
を3行に分割します。
一番上の行にはメニューを、一番下の行にはステータスバーを配置します。
行の高さは後で調整するため、各行コントロールを配置しやすいようにある程度余裕を持たせた高さにしてください。
コントロールの配置
Menu
をGrid
1行目にドラッグ&ドロップします。
TextBox
をGrid
2行目にドラッグ&ドロップします。
StatusBar
をGrid
3行目にドラッグ&ドロップします。
メニュー部分の設定
トップメニューの作成
Menu
のItems
の...
ボタンを押します。
コンボボックスからMenuItem
を選択し、追加
ボタンを押します。
オブジェクトの選択でMenuItem
を選択し、OK
ボタンを押します。
Header
にファイル(_F)
を設定します。
同様に表示(_V)
とヘルプ(_H)
を追加します。
サブメニューの作成
ファイル
のMenuItem
を選択し、Items
の...
ボタンを押します。
MenuItem
を2つ、開く(_O)...
と名前を付けて保存(_A)...
を追加します。
Separator
(System.Windows.Controls
)を追加します。
MenuItem
、終了(_X)
を追加してOK
で閉じます。
2番目の表示
もItems
の...
でRadioButton
を追加し、Content
に文字サイズ標準
を設定し、IsChecked
をONにします。
もう1つRadioButton
を追加し、Content
を文字サイズ拡大
に設定し、OK
で閉じます。
3番目のヘルプ
のItems
の...
ボタンを押します。
MenuItem
を追加し、Header
にバージョン情報(_A)
を設定し、OK
で閉じます。
トップメニューのコレクションエディターもOK
で閉じます。
Grid
の1行目をAuto
に設定します。
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文字サイズ拡大
のRadioButton
の名前をZoom
に設定します。
エディタ部分の設定
デザイナーでTextBox
を右クリックし、レイアウト
> すべてリセット
を選択します。
名前をMemo
に、Text
を空に、Font
をUD Digi Kyokasho NK-R
に設定します。
プロパティの検索ボックスでscr
と入力し、VerticalScrollBarVisibility
をVisible
に設定します。
これで縦スクロールバーが常に表示されます。
検索ボックスは×
ボタンでクリアしておきます。
AcceptsReturn
とAcceptsTab
をONにします。
これでTextBox
中に改行入力とTAB入力ができるようになります。
ステータスバー部分の設定
StatusBar
のItems
の...
を押します。
コンボボックスからその他の型
を選択します。
StatusBarItem
を選択します。検索で絞り込むと見つけやすいです。
StatusBarItem
を2つ追加し、OK
で閉じます。
1つ目のStatusBarItem
の名前をStatusInfo
に設定します。
2つ目のStatusBarItem
のContent
をUTF-8
に設定します。
HorizontalAlignment
をRight
にして右寄せにし、左余白を5
、右余白を15
、上下余白を0
に設定します。
右余白を多めにとっているのは「文字」と「ウィンドウのサイズ変更グリップ」が重ならないようにするためです。
Grid
の3行目をAuto
に設定します。
↓↓↓↓↓
ウィンドウの設定
Window
のWidth
を600
に、Height
を400
に、ResizeMode
をCanResizeWithGrip
に、Title
をメモ
に設定します。
Window
のタグに初期フォーカス設定 FocusManager.FocusedElement="{Binding ElementName=Memo}"
を追加します。