このチャプターの目次
ボタンクリック処理の記述
デザイナーでボタンをダブルクリックします。
MainWindow.xaml
のタブからMainWindow.xaml.cs
のタブに切り替わり、Button_Click
のコードが挿入されます。
Button_Click
の中に以下を記述してください。
MessageBox.Show("こんにちは");
MainWindow.xaml
に戻ってください。
Button
のXAMLにクリック時の処理が追加されています。
これはClick
イベントが発生したらButton_Click
という処理を呼び出すという意味です。
ソースファイルの構成について
ソリューションエクスプローラー
のMainWindow.xaml
左の三角をクリックしてください。
中身が展開されてMainWindow.xaml.cs
が表示されます。
基本的に画面定義のxaml
ファイルと、ロジックを書くxaml.cs
ファイルがセットになっています。
xaml.csはコードビハインドといいます。
実行
実行してみましょう。
画面が起動しました。
ボタンを押してみます。
メッセージボックスが表示されました。
配布
配布用に、デバッグ情報が付いていない実行ファイルを生成します。
ツールバーのDebug
をRelease
に変更します。
メニューのビルド
> ソリューションのリビルド
を選択します。
リビルドが正常終了したら、
ソリューションエクスプローラー
でHelloWorld
プロジェクトを右クリックし、エクスプローラーでフォルダを開く
を選択します。
bin
> Release
> net6.0-windows
フォルダーを開きます。
拡張子pdb
以外が配布するファイルです。ref
フォルダは不要です。
.NET 6
がインストールされているWindows環境でHelloWorld.exe
を起動すると画面が表示されます。