このチャプターの目次
google colabolatoryでのプログラムの実行
プログラム実行に必要な基本的な事柄を学んでいきます。
はじめに学ぶのは、google colabolatoryの使い方である以下の項目
講義動画
今回のアウトライン
1. プログラムの実行
プログラムの実行方法
セルに以下の文章を書き込み、Hello Worldが出力されるか確認
print("Hello World")
google driveへの保存やデータの呼び出しと保存
from google.colab import drive
drive.mount('/content/drive')
2. プリント文とコメントアウトの仕方
コメントアウトの3つのパターン
- 先頭に#を入れると、コメントアウトになります。
- 行の途中でも#を入れるとコメントアウトになる。
- "を3つつなげたもので囲むと、複数行のコメントアウトができる。
3. インポートの仕方
標準ライブラリー
import os
# 現在のディレクトリー名を取得する。
os.getcwd()
# ファイルを削除する。
os.remove("sample_data/anscombe.json")
よく使用するライブラリーと略し方
import pandas as pd
import matplotlib.pyplot as plt
4. シェルコマンドの実行
シェルコマンドとは、コマンドを入力することで
!を最初につけると、google colabolatory上で実行できるものが色々あります。
# インストール済みのパッケージ一覧を確認
!pip freeze
# 新しいプログラムのパッケージをインストール
!pip install
# インストールされているpythonのversionを確認
!python -V
# ファイルの取得
!wget
# ファイルの確認
!cat
5. 予測変換やヘルプ関数、ショートカット
ヘルプ関数を使うと、新しくインストールしたプログラムパッケージの内容を知ることができる。
!pip install pubchempy
import pubchempy as pcp
# help(pcp)でpcpの使い方を確認する。
help(pubchempy)
予測変換
pcp.g
とだけ書いても、その後に続くコードを予測変換してくれるので便利
6. プログラムの実行時間の計測
時間に関しては、標準ライブラリーのtimeが使用できる。
import time
start = time.time()
# 計測したいプログラム
end = time.time()
total_time = end - start
print(f"time:{total_time:.2f}" + "[s]")
マジックコマンドを利用した時間測定(google colabolatoryだと使用できる。)
%%time