このチャプターの目次
このチャプターでは、LineRenderとShaderGraphを組み合わせて、流れる矢印模様を作る方法を紹介します。
LineRendererの設定
LineRenderer の Texture Mode を Tile に設定します
TextureModeはLineRendererへのUVの貼り方を設定するものです。
StretchだとUVが引き延ばされるのに対して、TileではUVがタイリングされます。
矢印模様を作る
手順1 : X - Y
UVのX成分からY成分を引くと、斜めのグラデーションになります。
黒い部分は
手順2 : 上下対称にする
Yから0.5を引き、Absoluteを取ることで、グラデーションが上下対称になります。
手順3 : 二値化
グラデーションにFractionとStepを適用すると、矢印の模様になります。
結果
このシェーダーをLineRendererで表示してみると、以下のようになります。
手順4 : 着色
Lerpノードを利用して、矢印に色を付けます。
手順5 : 矢印を動かす
UVのX成分にTimeを加算することで、矢印が動くようになります。
手順6 : 矢印を逆にする
矢印の向きを逆にしたい場合、UVのX成分にOne MinusやNegateを適用してグラデーションを左右反転させます。