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Tableau DATASaber チャレンジ振り返り(Ord4 編)

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Tableau DATASaber チャレンジ振り返り(Ord4 編)

はじめに

今回は、Ord4 を復習しました。

Tableau DATASaber チャレンジ振り返り(Ord1 編)
Tableau DATASaber チャレンジ振り返り(Ord2 編)
Tableau DATASaber チャレンジ振り返り(Ord3 編)
Tableau DATASaber チャレンジ振り返り(Ord4 編)
Tableau DATASaber チャレンジ振り返り(Ord5 編)
Tableau DATASaber チャレンジ振り返り(Ord6 編)
Tableau DATASaber チャレンジ振り返り(Ord7 編)
Tableau DATASaber チャレンジ振り返り(Ord8 編)
Tableau DATASaber チャレンジ振り返り(Ord9 編)


Q1

ファイル形式のスプレッドシートでデータに関するレポートを作成したときに起こる問題点の内、Data Driven Cultureの浸透を阻害する要因となるものはどれですか

回答選択肢
  • 視覚化ができない
  • データを見ることができない
  • みんなで同じデータを見る(一元管理する)ことができない
  • データを集計することができない

解説

データを共有したとき、できることとできないことを考えます。
共有されたデータは、 視覚化 データを見る データの集計 はできますが、共有されたデータの 一元管理 は難しいです。

Q2

Tableau Server/Onlineを使わず、twbxでレポートを共有したときの問題点として正しいものはどれですか

回答選択肢
  • データを視覚化できない
  • セルフサービスで分析することができない
  • データ更新のスケジュール設定ができない
  • データを一元管理できない
  • インタラクティブな操作でデータを深堀することができない
  • 機密データ流出のリスクがある

解説

.twbx 拡張子のワークブックは、ワークブックとともにローカルファイルデータソースや背景イメージのコピーをパッケージしたファイル形式です。
元のデータソースやイメージにはリンクされません。
.twbx 拡張子のファイル形式は、拡張子を .zip に変更することでアンパッケージすることができます。

考え方は、Q1 同様です。
視覚化 はでき、当然 分析 深堀 もできますが、パッケージングされているので、データ更新 一元管理 が難しく、データを保持したファイル形式であるため、機密データ流出 の危険性も高まります。

Q3

Tableau Server/Onlineの機能に含まれているものはどれですか

回答選択肢
  • データを自動的に更新する
  • データの流出を防ぐ(セキュリティ)
  • 各コンテンツの利用状況、ユーザーの動向を把握する
  • データの使用可能者・範囲・用途・権限を設定する(ガバナンス)
  • Desktopで作成したVizの表示上の全ての機能(見栄えとインタラクション)をDesktopアプリケーションを持たないユーザーにも提供する
  • ユーザー個別のフィルター条件を記憶してダッシュボードをカスタマイズする(カスタムビュー)
  • 定期的にメールでデータビジュアライゼーションを自分あるいは関係者に送付する(サブスクライブ)
  • データが一定以上の値を示したときにお知らせを飛ばす(アラート)
  • データを見た人がコメントしたり所定の相手にメンションする(コラボレーション)
  • Web上でVizを作成する(Web編集)
  • Webパーツとして外部Webサービスに埋め込むことができる
  • モバイル・タブレットなど多様なデバイスに対応する
  • データの所在や情報を明らかにしてより活用を促す(データカタログ)
  • ログインした人に応じてそれぞれが見るべきVizを推奨する

解説

製品仕様に関する問題となります。
一般的に装備している思われる機能はあると思いますが・・・
まずは調べるのが一番!
Tableau のヘルプ

Q4

Tableau Server/Onlineを使用したときの効果について当てはまるものはどれですか

回答選択肢
  • それぞれが必要なタイミングでデータを使うことができる
  • 必要な人のみにデータの閲覧を可能にする
  • 適切なタイミングに更新され、管理された安全なデータを使用することができる
  • 誰がデータの管理者なのかを容易に確認できる
  • データのメタデータを、データベースに接続せずに確認できる
  • データの集計結果やVizの表示結果など、複数人が同じものを見ている場合、リソースを共有することができる
  • 誰かに聞かなくとも、どこからやってきて、どのように加工されたデータを使っているのかがわかる
  • データを見て判断する癖をつけることができる

解説

製品仕様から得られる効果を「そうだよねー」って感じで考えればよいと思います。

Q5

なぜセルフサービスで分析ができなければならないのですか

回答選択肢
  • 自分の持っている課題や質問を人に伝えて解決してもらうのが困難であるから
  • 自分の問いかけに瞬時にデータを通して答えを得るとき、即座に次の問いや解決方法を思い浮かべたり、試したりできるから
  • 人が思考のフローに乗るためには自身の思考や操作に対する瞬時のフィードバックが必要だから
  • 自分の手を動かして初めて理解できる事柄がたくさんあるから
  • 自分自身で判断のための情報を得られないとビジネスの判断が遅れてしまうから

解説

自身でデータ分析ができるスキルを身に着ける必要性を問う問題です。
場面を想定して「そうだよねー」って感じで考えるのがよいのかな。

Q6

レポートファクトリーとはなんですか

回答選択肢
  • レポート作成を受託する企業のこと
  • 分析結果を求めている「Task」を持っている人が自分でデータを探索することができず、他人に分析やレポーティングを依頼して作ってもらっている状態
  • レポート作成依頼を受けるメンバーが過剰な依頼数に忙殺され、すぐに分析結果を依頼主に返すことができない状態
  • 依頼からレポート完成までに時間がかかり過ぎて、もはやレポートが完成する頃にはその分析結果が不要になっている状態

解説

レポートファクトリー とは、「データ分析をする人(組織)」のことであり、データ分析ができる人(組織)に対して、データ分析の依頼が集中してしまい、スピードや効率が落ちてしまう問題です。
これは、多くの職場でもあることだと思いますが、仕事ができる人に仕事が集中してしまう問題と同じことですね。

Q7

データを見ないで判断することによるデメリットは何でしょうか

回答選択肢
  • 経験と勘だけでの判断となり、現在の状況に則しているかわからない
  • 人に依存する判断となり、みんなで合意を取ることが難しい
  • 高速に決断を下すことができない
  • 事実と異なった空想での判断に基づいた決定で致命的な判断ミスをしてしまうことがある

解説

データを見ないで判断することは、ビジネスや意思決定の場面でリスクを伴い、不都合な結果を招く場合があります。

  • 誤った意思決定 ・・ 経験と勘だけでの判断となり、現在の状況に則しているかわからない
  • 信頼低下 ・・ 人に依存する判断となり、みんなで合意を取ることが難しい
  • 問題解決の失敗 ・・ 事実と異なった空想での判断に基づいた決定で致命的な判断ミスをしてしまうことがある

Q8

データを見て判断することのメリットは何でしょうか

回答選択肢
  • 経験と勘をすべて否定することができる
  • 自分の想像だけで話していたことから脱却できる
  • 多くの人にとって納得感があるため、他人と合意しやすい
  • 自分の主観だけでは気づかなかったことに気づくことができる

解説

データに基づいて意思決定を行うことで、信頼性のある結果が得られ、効率的かつ、効果的なアクションにつながります。

  • 判断の正確性が向上 ・・ 自分の想像だけで話していたことから脱却できる
  • コンセンサスを得やすい ・・ 多くの人にとって納得感があるため、他人と合意しやすい
  • 問題の根本原因を特定 ・・ 自分の主観だけでは気づかなかったことに気づくことができる

Q9

自動化できるような作業を手作業にすると

回答選択肢
  • 忘れられる
  • 面倒がられる
  • コストがかからない
  • 廃れて、使われなくなる
  • 人により作業の正確さや時間にムラができる

解説

手作業にすると、忘れて ミスにつながったり、面倒がられ て、そのうち 使われなく なったりします。
また、人によっては、作業の正確さや時間にムラ ができたりします。
迷うのは、コスト ですね。人が作業するということは、人件費がかかりますからね。

Q10

データをみんなで共有していくためには

回答選択肢
  • IT部門は動いてくれないケースが多く、現場部門が主導して進めるべきである
  • 現場部門はデータのセキュリティなどの考え方に疎く、現場主導を容認すべきではない
  • 現場部門、IT部門双方のコミュニケーションと寄り添いが重要である

解説

みんなで共有していくわけですから、コミュニケーションと寄り添い は重要です。

Q11

すべての人がTableau Desktopでドラッグアンドドロップしながらデータを深堀できなければデータドリヴンな組織とはいえませんか

回答選択肢
  • はい
  • いいえ

解説

組織の全員が Tableau を操作でき、データ分析できる必要はないですよね。

Q12/Q13/Q14/Q15

Visual Analyticsのサイクルで、Creator/Explorer/Viewerが担うべき部分を考える問題です。

Q12

Visual Analyticsのサイクルで、Creatorが担うべき部分をすべて選んでください

  • Task
  • Get Data
  • Choose visual mapping
  • View data
  • Develop insight
  • Act (Share)
Q13

Visual Analyticsのサイクルで、Explorerが担うべき部分をすべて選んでください

  • Task
  • Get Data
  • Choose visual mapping
  • View data
  • Develop insight
  • Act (Share)
Q14

Visual Analyticsのサイクルで、Viewerが担うべき部分をすべて選んでください

  • Task
  • Get Data
  • Choose visual mapping
  • View data
  • Develop insight
  • Act (Share)
Q15

Viewerとはどういう存在ですか?

  • データを見るだけの人
  • データを見る知識がなく、簡単な操作しかできない人
  • データを見る人
  • データを見て理解した上でAct(施策を打つ)することを主な活動とする人

解説

Creator Explorer Viewer
  • Creator
    データの持つ価値を理解し、常に新たな視点でのデータの問いかけを行い、新たな気付きを創造する人。
    Visual Analyticsのサイクルのすべてのプロセスを担うことができます。
  • Explorer
    常に探究心を絶やすことなく、世界のことを知りたいと思い続ける好奇心を持つ人。
    Visual Analyticsのサイクルの Get data 以外のプロセスを担うことができます。
  • Viewer
    データを見て理解した上でAct(施策を打つ)することを主な活動とする人。
    Visual Analyticsのサイクルの Get data Choose visual mapping 以外のプロセスを担うことができます。

Q16

データは頻繁に活用されるとどうなりますか?

回答選択肢
  • データは見られると美しくなる
  • データは見られるほど複雑になる

解説

データは可視化することで、より 理解しやすく なり、 価値が生まれ るあるいは、魅力的に見える ようになります。

Q17

すべての人がデータを見て理解した上で会話することによる効果はなんでしょうか

回答選択肢
  • ある事実を把握した上で、様々な視点(役割・立場・感性など)から議論を交わし、新しいアイディアを創出することができる
  • すべての人がData Drivenという言葉を使うようになる
  • 判断の根拠がわかりやすくなり、方針の合意がとりやすくなる

解説

「すべての人が Data Driven という言葉を使うようになる」って、Data Driven が浸透したら、それが当たり前なことであって、返って使わなくなると思います。

Q18

なぜデータを同じ場所で管理しなければならないのですか
(同じ場所で管理というのは同じデータベースにすべてのデータを置くという意味ではなく、データを使う人が一箇所ですべての必要なデータにアクセスできるような環境のことを指します)

回答選択肢
  • ばらばらに点在したデータをそれぞれが見ている場合、まずお互いの見ているデータが一致していることから確認しなくてはならないから
  • 同じ場所にあるデータを見ていることで、共通の事象を見ていると信頼してお互いに話すことができるから
  • 分析のためのデータを探すことに時間がかかってしまい、Data Driven Cultureの浸透を進める妨げになってしまうから

解説

データを同じ場所で管理するということは、データの 一貫性を確保 することができ、利用者に 効率的 かつ、 信頼性 を持ってアクセスできる環境を提供することができるようになります。それは、組織全体の生産性や意思決定プロセスを大きく改善することにもなります。

Q19

「すべての人がデータを活用するプラットフォーム」では…

回答選択肢
  • すべての人が同じレベルのデータに関する技術を持ち、それぞれがVisual Analyticsのサイクルを回している
  • データリテラシーを持った異なるスキルの人々が、自らの役割に応じて、同じ土台の上で自分が最も力を発揮できる仕事をしている

解説

組織において、必ずしもすべての人が、同じレベルで知識や技術を持つ必要はありません。

おわりに

Ord4 は複数選択回答の問題で、すべての選択肢がすべて正解という問題がいくつかあり、文章の解釈や理解を誤るとハマってしまうので、非常にやっかいだと思いました。
引き続き、正しい知識、技術の理解と定着に努めていきます。

【参考】
ワークブックのパフォーマンスの最適化

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