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僕がZennを選んだ理由

2021/04/27に公開約10,600字6件のコメント

はじめに

今までWordPress,note,Qiita,はてなブログ,Wixなどでブログを書いてきました。そんな中最終的にZennにしようと思った理由とZennとはどんなサービスなのか軽くまとめていこうと思います。

※記事内に出てくる有料販売の本やZennの運営と私は一切関係なく一個人がまとめたものです。
※Zennを実際に半年使った経験などふまえ追加更新しました。(2021年11月)

僕がZennを選んだ理由

1.投げ銭と有料販売で収益化できる
2.デザインが良い
3.書き方は記事,本,スクラップの三種類があって面白い
4.エンジニア向け
5.無料で広告がつかない

特に1,2,3が決め手です。これほど独自性があるブログサービスは他に無かったと思います。

そもそもZennとは?

Zennはエンジニアのための情報共有サービスで、投げ銭や有料販売によって金銭的なサポートも受ける事ができるブログサービスです

Zennのデザイン↓はシンプルで右の目次が凄く見やすいのが特徴です。

Zennの書き方は三種類もある!

Zennでの書き方の種類は記事、本、スクラップ機能があります。Googleアカウントでログインすればすぐに書けるようになります。

①記事とは

今まさにあなたが見ているものが記事です。マークダウン方式といった方法で誰でも簡単に執筆し、スムーズに公開できます。ZennのWebエディタ↓

②本とは

複数の記事をまとめたWebで読める本です。販売もできます。(無料の本例↓)

本の場合は記事初めに目次が表示されて左側にチャプターの様に記事が並んでいる仕様になっています。例えば有料の本だと競馬予想で始める機械学習〜完全版〜など面白そうな本があります。

ZennのBookから本の一覧が見れますので一度本を見てみるとイメージしやすいです。

③スクラップとは

スクラップはスレッド形式のチャットみたいなものです。スレッドを自分で立てれちゃうんです。他の人が投稿する事も自分専用にして非公開にする事もできます。↓画像の様にメモとしてチャット形式で残したり、他の人から質問を貰ったり返したりできちゃう機能です。

こちらもスクラップの一覧を見るとわかりやすいです。メモとして残したり、他の人から質問を貰ったり返したりできる情報の記録や意見交換に使用できます。Zennではメモ代わりに使用されてる方が多い印象です。

収益化する二つの方法

収益を得る方法は二種類あります。サポート(投げ銭)と本の有料販売です。

①サポート(投げ銭)

無料で公開されている記事や本に対して投げ銭する事が可能です。投げ銭のボタンは記事一番下にこのように表示されています.

サポートするを押すと以下のように200円から5000円まで投げ銭をメッセージとともに送れます。グーグルアカウントでログイン可能なので誰でも投げ銭できます。

②本の有料販売

本のみ有料販売できます。本は無料または有料(200円~5000円)で販売できます。有料販売にすると購入したユーザーしか本の内容を見る事ができません。本の内容でも一部無料、一部有料といった形も可能です。例えば下の本は有料になっていますが最初は無料公開して、一部有料という形になっています。本の有料販売例↓DoTweenの教科書

手数料について

投げ銭と有料販売で得た金額から手数料1割程度が引かれます
以下正確な手数料の計算方法です↓
①まず最初に販売価格から決済手数料3.6%が引かれます。
②①で引かれた金額からZenn利用料10%が引かれます
③振込手数料一回350円が引かれて残金が受取金額となります。
例えば、¥1,000の本が購入された場合、販売者の受取金額は(1000 - 1000 * 0.036) * 0.9= ¥868 となります。この本が100回購入されて合計86800円となった後に振込申請を行ったとすると、販売者の口座には(868 * 100) - 350= ¥86,450 が振り込まれます。

Q&A販売手数料は?にて公式での詳細が載っています。

ではここからは僕が今までWordPress,note,Qiita,はてなブログ,Wixで書いてきた経験を元に共に他のブログと比較していきたいと思います。

Qiitaとの比較

技術ブログとして一番利用されているのがQiitaです。そのQittaとZennでかなり悩まれてる方が多いので今回比較してみようと思います。

Qiitaは収益化できない。一方Zennは有料販売、投げ銭等で収益化が可能です

Qiitaはプログラミング以外の記事、ポエムなどが書き辛い。Zennでは記事を公開する際にTech(技術)とIdea(技術以外)と二つのジャンルを選べるようになっており技術系以外の記事も書きやすいです。↓Zennでは投稿する際に選べる仕様になっている。

Qiitaの方が一般的にSEOに強いと言われている。
Qiitaの方がSEOが強いのではないかというコメントを複数確認しています↓

qiita、zenn共にgoogle analyticsに登録できるので、両方とも登録しているのだが、平均で4,5倍ほどqiitaの方がアクセス数が多い。またzennの方はしばらく放置すると簡単にアクセス数が0になった。引用元

ただし僕個人的な意見としてはZennとQiitaは大して変わらない。むしろ私が使用してきたブログ(WordPress,Qiita,はてな,noteなど)の中でZennのSEOが最も強く感じました。その理由としてはQiitaで書いていた時よりZennの方が私の記事のプレビュー数の割合がZennの方が増えている(ブログが原因かそれともライティング技術が上がったのかはわかりませんが)と感じた点とSEOはシンプルに言うとユーザーにとって利便性があるかどうかなので、Zennは見やすさとわかりやすさという点ではSEOの要件を充分満たしていると考えるからです。ただ現状、Qiitaの方が人口が多いためプレビュー数が多くなりやすいという事はあると思います。

ZennはWebエディタだとプレビューしながら記事を書く事ができません。ただしローカルエディタ(Zenn CLI)というものを導入するとプレビューしながら書く事ができます。ただこれは環境準備に時間がかかります。簡単にプレビューしながら書けるという点はQittaに軍配が上がります。

⑥デザインはあまり大差ないです。個人的には目次が今見ている箇所が強調表示されたり、プロフィールなども表示されて全体的にまとまっているZennの方が若干見やすいと感じます。皆さんはどう感じるでしょうか?

結局、QiitaとZennどっちか?

QiitaとZenn両方使用して、もし私がこれから技術ブログを始めるならZennを選びます。理由は収益化ができ、デザインが好きだからです。ただしQiitaを元々書いていた場合なら移行など手間がかかりそうなので使い分けるのもありかもしれません。

noteとの比較

では収益方法で似ているブログサービスnoteとの違いはどうでしょうか?
①noteは記事の有料販売と投げ銭、さらに定期購読が出来ます。Zennには定期購読の機能はありませんが本の有料販売、投げ銭ができます。
②noteのデザインはシンプルすぎるほどのデザインで美しさはありますが、Zennの目次のようにわかりやすさには欠けます。
③Zennはあくまでエンジニア向けブログ、noteはジャンル問わず

noteも僕は使った事がありますがZennを選んだ理由はデザインの違いでしょうか。後は記事単体での販売という事にあまり魅力を感じなかった点とまたnoteはZennと違い投げ銭のUIが小さくて気づきにくかったりして収益化できる未来があまり見えないというのが本音です。

エンジニア向け記事ならZenn、ITやビジネスと全く関係のない記事(例エンタメなど)ならnoteの方が書きやすいかなと思います。

・サイトのデザインの比較

20秒ぐらいのZennを含む5つのブログのデザイン比較動画です↓

https://www.youtube.com/watch?v=JT2O9e9dl90
皆さんはどのブログのデザインが好きでしょうか?

Zennの10個の特徴

①デザインが非常に見やすくユーザーが閲覧しやすい
個人的には目次がついてるデザインのブログサービスの中で一番見やすく感じています。また見やすくなったためかわかりませんが、以前私が書いていたWordPressの時の閲覧数と比較して3倍近く閲覧数が増えました。これについては後述します。

②記事は頻繁に取り上げられて、誰かが絶対見てくれる
記事を書いていいねが多いとZenn公式ページにかなりとりあげられます。また開発者のCatnoseさんもたくさんの記事に目を通してくださっていたりとZennの中で人がサイトを見て回りやすいのでpreview数が自分を除いて0になるという事はないでしょう。

③Amazonアソシエイトなどで収益化しても良いのか?
「広告を貼っても良いでしょうか?例えばAmazonアソシエイト、自分が行っているサービスの紹介など」とZennに問い合わせたところ以下の返信をいただきました。「Zennサポートチームです。いつもZennをご利用いただきありがとうございます。お問い合わせについて、回答いたします。Zennは「エンジニアのための情報共有コミュニティ」サービスです。細かい基準は設けておりませんが、エンジニアの読者が一人でも役に立ったと感じられるような投稿を歓迎いたします。この基準に沿っていれば、ご自身のサービスを紹介いただくことは全く問題ありません。Amazonアソシエイトについては、制限は設けておりません。」と回答を頂きました。

④Googleアナリティクスと連携できる
Googleアナリティクスと連携する事によって記事へのアクセス数や訪れた人数を確認する事ができます。これは簡単に連携できます。

⑤広告がつかず機能の制限がない
無料ブログは基本、広告が勝手について記事が見にくくなったりデザインがださくなりがちですが、Zennではそのような事はありません。また無料ブログでありがちな画像の容量制限などもありません。

⑥他のサイトから記事の移行が難しい
Qiitaに関してはQiitaからの移行する記事などの記事が検索すれば見つかりますがちゃんと移行できるかどうかは私は試していないのでわかりません。私はZenn使う前はWordPressでしたが、どうやら楽な方法が無いようなので一度Markdown方式に変換して画像と一緒にひたすらコピペで移していきました..泣

⑦ITやビジネス関連以外のジャンルは書きにくい
エンジニアとは関係ないエンタメ系など全く他のジャンルを書いてもよいのかと質問をZennに問い合わせたところ、「Zennは「エンジニアのための情報共有コミュニティ」サービスです。細かい基準は設けておりませんが、エンジニアの読者が一人でも役に立ったと感じられるような投稿を歓迎いたします。」と回答をいただきました。またTechとIdea公式ページでも紹介しているようにカテゴリをIdeaに投稿すれば「新人教育で気をつけていること」「マネジメントで気をつけていること」といった事も例に挙げられています。この事からIT系(特にエンジニア向け)とビジネス系の記事はOK、それ以外のジャンルは...といった感じだと思います。他のジャンル書きたい時にZennでちょっと書きづらいかなと感じます。

⑧自分の記事内で検索できない
現状、検索する時はZennのすべての記事から検索をかけなければいけません。自分の記事を探す時に若干面倒です。

⑨記事一番下のコメント機能が便利
これに関しては使い慣れていない人からすれば荒らしコメント残す人いるのでは?と考えるかもしれまんせが技術ブログ読む人はそのようなコメントは愚か、こんな良い方法もありますよ→URL
みたいな感じで記事にプラスαしていってくれて助かります。

⑩書く方法はWebエディタとローカルエディタがあり、MarkDown方式
GoogeleアカウントログインするとWebエディタで記事を簡単に書けてすぐ公開できます。ローカルエディタを導入するとGithubと連携してプッシュすると自動で記事に反映するようになります。書く形式はエンジニアの方でなくでも簡単なMarkDown方式といってZenn公式に丁寧に使い方が解説されているためすぐに誰でも使用できるでしょう。

実際にZennを半年間使ってみた感想

ではここからは私が2021年4月から11月までの約半年間Zennを使用してみた感想を忖度なしで語っていこうと思います。

①一番最初に書いた記事がFeaturedにとりあげられる
ふと公式サイトを見ると僕が一番最初に書いた記事がFeaturedの一番上に表示されてました😱

どんなアルゴリズムかわかりませんが、Zenn初心者だろうが記事を見てもらうきっかけを作ってもらえるのはありがたいです。僕がwordpressを使っていた頃の最初の数か月はPV数ずっと0でモチベも糞もないのでただ自分用にメモとして残していたあの頃。ブログによりけりですが数ヶ月読まれない状態が結構普通にあるのでZennに行っても最初の数ヶ月は読まれないと思っていました。

②Wordpressから引っ越したらプレビュー数が三倍になった
以前WordPressで記事を書いていた時はプレビュー数は一日あたり100view前後とかでしたが、始めた当初で一日あたり約300viewぐらいになり、半年書き続けた今では一日約1000viewほどになりました。私のZennの過去一週間のプレビュー数↓

ライティング技術が上がった事もあると思いますが、ページを訪問した際に記事の見やすさがZennは素晴らしいのでSEO的にも良かったのではと個人的には推測しています。

③投げ銭される確率は全体の記事の1%も多分いかない
記事への投げ銭(サポート)という機能は非常に魅力的ではありますが、僕がZennを利用し始めて半年ほどになり記事の総プレビュー数の合計は約8万程になります。

しかし私に投げ銭された回数は1回のみです。普通に技術ブログを書いただけでは投げ銭はされないという考え方が堅実だと思います。ちなみに僕がざっくり調べた結果ですが投げ銭されている確率は公開されて数日間の内にいいねが30以上ついている記事で大体10~20%でした。なので全体的に見たら記事に対して投げ銭される確率は1%もいかないと思います。
もし投げ銭してもらたいのであれば投げ銭したくなるような記事を書き続ける必要があるでしょう。人が投げ銭をするケースは以下のような感じかなと思います。
・今後その人が同じ様な記事を書くように促すために投げ銭
・筆者のファンだから、好きだから投げ銭
・投げ銭したら何かしらその人に得がある場合
仮にすごくわかりやすい記事を読んだとしてあなたは投げ銭するでしょうか?通常の記事であれば「ありがとう、わかりやすかった。でも投げ銭するのはもったいない」と考えるのが普通です。投げ銭してもらうためにはどうやったら投げ銭していいただけるか書く必要があります。

追記:現在投げ銭の機能はバッジを送るだけですが問い合わせた所、既に改善を検討しているとの事で今後さらに投げ銭されやすくなる仕様になる可能性があります。今後どう改善されるのか楽しみですね!

④本の有料販売はかなり有望
例えばこちらの本ですと合計300冊以上売れているそうです。本に関しては内容をしっかりとまとめて書けば充分収益化できると私は考えています。正直投私自身も投げ銭する気はおきません。ただし情報がまとまっている本であれば購入しててでも見たくなりますまた、本はプレビュー数が少なくても収益化する事ができます。専門的な技術ブログを書く場合、役に立つような有益な記事でも記事のターゲットとなる人がそもそも少なかったりします。一般的な広告収益モデルだといかにアクセス数を稼ぐかが重要なので技術ブログに向いていません。一方Zennでは本などに記事をまとめてしまえば、記事のターゲットとなる人が少なくても誰かが「お金を払ってでも見たい!」となるような記事を書けば収益化できる可能性があります。

⑤Webエディタだとプレビュー画面を見ながら執筆できない
Webエディタだと、プレビュー画面を確認するには一度切り替えるボタンを押す必要がありこれが非常に手間です↓

ただしWebエディタとは別のローカルエディタを導入するとプレビュー画面を見ながら書く事ができます。ただこちらは環境準備に時間がかかり他にもWebエディタの方が画像のアップロード手順がシンプルだったりするため、本などがっつり書かない人はWebエディタがおすすめです。

⑥ローカルエディタは便利だが面倒
Webエディタとは別にZenn CLIというものがあり、GithubとZennを連携してローカルの好きなエディタで記事を作成、編集できます。ローカルエディタだとプレビューしながら記事を作成できます↓

他にもURL(スラッグ)を変更できたり、VSCodeを使用するとスニペットを登録する事によってマークダウンのコードが効率よく打てるようになったりと便利なのですが色々とめんどくさい部分があります。今まであまりGitを触った事がない方はまずはGitを学ぶ必要がある事と環境準備に時間がかかります。作成する時の手順はコマンドを打つ→ZennEditorを開く→Zennへの画像アップロード画面を別で開く→VSCode開く→記事を書いたらコミット&プッシュという一連の長い手順が必要です。つまり面倒です。基本的にはWebエディタを使用して、本などがっつり書こうと決めた時にローカルエディタを導入する事を検討してみるのをおすすめします

⑦運営がユーザー思い
機能リクエストのページでは一人一人の要望に対して丁寧に応えてくださったり積極的にZennの問題点や不満を解消しようという努力が伺えます。また現時点で開発者のcatnoseさんもほぼ全ての記事にいいねを押してくださっています。記事を見てくれる人が一人でもいると嬉しいですね。

Zennの歴史

Zennはcatnoseさんという方が個人で開発されて、その後クラスメソッドという会社が買収し共に開発しているそうです。

Zennという技術情報共有サービスを作りました。有益な知見をシェアした開発者が、その見返りを得られるようなサービスにしたいと思います。気合いを入れつつも、時間をたっぷりかけて地道に育てていきます。zenn開発者catnoseさんより

僕がZennを選んだ理由-さいごに

今まで自身がしているゲーム開発の傍らブログ書いてきましたが好きなデザインがいまいち見つからず悩まされてきました。そんな時にゲームをオンライン化する記事を読み漁っていてPUN2で始めるオンラインゲーム開発入門に出会ったのがZennにしようと決めたきっかけです。「なんだ、この見やすいブログは?」と思い確認してみるZennというサービスで投げ銭とか有料販売もできると。すぐに今まで書いてきたWordPressを辞めてZennに移る事に決めました。まだサーバのレンタル期間も残っていますがw

普段、技術ブログしか描いていませんが高品質なサービスだと感じた割に「Zennとは?」でググってもそんなに記事出てこなかったので今回の記事を書きました。Zennは技術系ブログに留まらずもっと幅広く使われる有名なサービスになるのではと勝手に思ってます。まだサービスとしては2020年頃?に始まったばかりらしいのでこれからのZennも無茶苦茶楽しみです。

色々と書いてきましたが、とにもかくにも始めるのは簡単なので一度Zennをお試しあれ!僕は最高に気に入ってます!以上です、お疲れ様でした。

Discussion

Zennの開発者です。とても参考になる記事をありがとうございます。

記事のクオリティが検索ランキング上位の記事と比較して高くなければ稼げる機能があっても収益はおそらく0なので無いのと変わりありません

これはその通りだと思います。

ご指摘いただいた部分の他にも課題がたくさんあるので一つずつ改善していきたいと思います。

これからZenn愛用させてもらいます。

記事更新しました

Hidden comment

typoかと思いますが、10000円分売れて¥86,450受け取りというのはおかしいような。

ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。

typoに気づいたのでお知らせです。「Qiita」が「Qitta」になっている箇所がありました。

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