AWS Community Buildersに選ばれるまでにやったことと、これからやりたいこと
はじめに
今回、2025年のAWS Community Buildersに選ばれました。
カテゴリは「データ」となります。
今回の記事では、AWS Community Buildersに選ばれるためにやったことと、これからやりたいことについて紹介したいと思います。
AWS Community Buildersとは
AWS コミュニティビルダーズプログラムは、知識の共有や技術コミュニティとの連携に熱心な AWS 技術愛好家や新興のソートリーダーに、技術リソース、教育、ネットワーキングの機会を提供するプログラムです。
つまりAWSに関しての技術発信やJAWSのようなコミュニティへの積極的な貢献を行っている人を対象に様々な機会を提供するプログラムとなります。
特典については様々な方が記事にまとめているので詳細は割愛しますが、専用のSlackへの参加や各種セッションやイベントへの招待など様々なものがあり、AWSを扱うエンジニアやユーザにとっては非常に魅力的なものとなっています。
選ばれるまでにやったこと
昨年は子どもの誕生や家族の看護など様々な事情があり、オンラインで活動できるものを中心に行いました。
技術記事の執筆
こちらがメインでの活動となります。
Zennでの記事執筆を行い、AWSに関するものでは以下の記事をアップしました。
うちデータエンジニアリングに関連するものは7件となります。
- Amazon SESのBounce/Complaintのトラッキング方法
- Amazon Athena Federated QueryでDynamoDBのデータを確認する
- AWS認定試験で全冠達成しました!(2024年5月時点の10冠)
- Amazon RDS(MySQL)で困ったことになった話とその対策
- Amazon API Gatewayの使用量プランをモニタリングする
- AWS LambdaのコールドスタートとLLRTによる改善について
- AWS Lambdaのインメモリキャッシュについて
- 複数のAWS Lambdaを連携する方法について
- AWSで実現するメダリオンアーキテクチャとSparkを活用した効率的なデータ変換
- AWSで実現するLambdaアーキテクチャとKappaアーキテクチャ
- AWS Lambda×DuckDBによる軽量ETLの実装
- AWSで実現するデータメッシュアーキテクチャ
- AWSで実現するメダリオンメッシュアーキテクチャ
- AWSで実現するWrite-Audit-Publish(WAP)パターン(Apache Icebergでのbranch処理)
- AWS Lambda×DuckDB×PyIcebergによるETLの実装
Redditへの投稿
RedditのAWSやデータエンジニアリングのコミュニティに参加し、投稿や他のユーザの困りごとへの回答などを行いました。
ローカルな勉強会の企画・実施
完全にローカルな勉強会(学生時代の友人)を企画・実施しました。
SNSでの発信
xやLinkedinでAWSに関する発信を行いました。
選ばれて思うこと
皆さんお気づきの方もいると思いますが、オープンな場での登壇は一度も行っていません。
応募フォームでも過去12か月間にやったこととしては技術ブログの執筆とソーシャルメディアでの投稿しかしていないと回答しています。
皆さんの中にも様々な事情で、登壇やコミュニティの参加が難しかったり、なかなか時間が確保できなかったりする方もいると思います。
個人的に重要だと思うのは、「AWSに興味を持つこと」、そして何よりも重要なのは 「自分の考えを自分の言葉で発信すること」 だと思います。
私自身、今回選ばれるとは思っていませんでしたし、そもそも選出を狙って活動していたわけではありません。
興味を持ったことや調べたこと、やってみたことを発信したかっただけだったりします。
そういった小さな積み重ねがAWS Community Buildersにつながったのかなと思います。
自分なりの形で発信したことが結果的にAWSのコミュニティの貢献貢献につながればそれでいいのではないでしょうか。
これからやりたいこと
これまで通り、あくまでも家庭優先で自分にできる範囲で自分なりのアウトプットをしていきたいと思います。
技術記事の執筆
記事のネタ(下書き)が溜まってきたので定期的に公開していきたいと思います。
ちょっとしたTipsからデータアーキテクチャの話までカテゴリにこだわらず書いていきたいです。
登壇
折角Community Buildersに選ばれたので、これまで遠い存在だった登壇にも挑戦できればと思います。
Japan AWS Top EngineersとJapan All AWS Certifications Engineersへの応募
これは備忘に近いものですが、せっかくなので両表彰に応募したいと思います。
社会人になるとなかなか表彰される機会が少なくなってくるので、受賞できたらいいなと思います。
まとめ
今回はAWS Community Buildersに選ばれるまでにやったことと、これからやりたいことについて紹介しました。
あくまでも私個人の経験なので、同じことをやっても選出されるとは限りません。
前述したようにみなさんなりに 「自分の考えを自分の言葉で発信すること」 を意識して取り組んでいただければと思います。
これからAWS Community Builderとして活動する中で様々な学びや経験が得られると思うので、来年も継続できるように自分なりのアウトプットをしていきたいと思います!
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