まとめ
ここまで本書を読み進めていただきありがとうございました。Generative AI時代の重要な技術およびチャットボット構築がどのように変わるのかを説明してきました。
重要な技術となるのは、やはりGPTシリーズのような事前学習済みの大規模言語モデルです。大規模言語モデルを使ったチャットボット構築には、「プロンプトエンジニアリング」や「ファインチューニング」といった手法が重要であることをご紹介しました。また、それらの手法が、従来のチャットボット構築にどのような変化をもたらすかについても、meboを利用しながら紹介をしてきました。一見必要性が無くなりそうな、旧来の手法である「シナリオ対話」も、意外とこれからも重要である点を実感いただけたのではないかと思います。
また、大規模言語モデルの課題を補うための外部データソースの利用や、日本語の精度向上のための内部翻訳といった、細かなアプローチについても紹介をしてきました。
まだまだGenerative AI時代におけるチャットボット構築は未知数なところが多いです。しかし、これからは上記のようなアプローチが鍵になってくるのは間違いないと思います。ぜひ本書を通して、それらを体感いただけていたら幸いです。
最後に
本書についてのお問い合わせ、ご質問、ご意見は気軽に下記Twitterまでお寄せください。
また、本書で利用したmebo(ミーボ)は、「Generative AI時代の会話AI構築サービス」として今後もアップデートを続けていきます。ぜひ、会話AIの構築に興味がある方は、活用してみていただけると嬉しいです!
meboでは、meboを活用して会話AIを構築していただける「ディストリビューター」や、一緒に会話AIの構築を行う「パートナー」も募集しています!ご興味をお持ちいただいた方は、ぜひTwitterのDMまでご連絡をいただけると幸いです。
それでは、本書をお読みいただきありがとうございました。