meboとは
meboは、GPTベースの会話AI構築サービスです。
meboはデフォルトでGPT-3.5やGPT-3、GPT-2ベースの雑談AIを利用することができます。それに加え、従来のシナリオ対話作成機能や一問一答のセリフ追加といった会話AI作成のための機能を有しています。GPTベースの応答生成と従来の手法を組み合わせることにより、高精度かつカスタマイズした会話AIを構築することができます。また、プログラミング不要で会話AIの構築をすることができるため、誰でも簡単に利用することができます。
開発・運営は筆者が行っています。ありがたいことに、1月にGPT-3.5に対応したことをきっかけに、GIGAZINEさんに取り上げて頂くことができ、多くの方にご利用いただけるようになりました。
meboの主な機能
わずか数分の作業で会話AIを作成
meboはわずか数分の作業で会話ができるAIを構築できます。例えば、mebo内で利用できる「Chara.AI Generator」という機能を利用すると、10個の質問に答えるだけで会話が可能な状態になります。
会話のトレーニングを行う
meboでは、様々な方法を利用して、会話内容をカスタマイズ(トレーニング)することができます。
mebo上でトレーニングした内容や設定した文章のほとんどは、GPTのプロンプトの内容に反映されます。それにより、手動で設定したコンテンツも、GPTの生成する応答にバイアスをかける材料となります。つまり、mebo上で設定したコンテンツは、meboの裏側の仕組みが勝手にプロンプトへ変換し、GPTモデルへ渡してくれる役割を担います。
会話AIを公開する
作成した会話AIは、手軽にシェアをすることができます。チャットボットとしての公開、Slackボット、LINEボットとしての公開することができます。
様々なプラットフォームで会話AIを利用する
作成した会話AIは、API経由で利用することができます。APIを利用することで様々なプロダクトの会話AIとして活用することができます。
meboの料金
meboは無料で利用開始できます。meboは作成した会話AIの会話回数に月当たりの上限があります。月当たりの上限を超えた会話を行う場合は、サブスクリプションプランを購入する必要があります。
meboで利用できるモデル
meboは下記のAIを利用して、応答を生成することができます。
- mebo-幅広い雑談 (精度: 低)
- mebo-高精度雑談AI (精度: 中)
- GPT-3 curie(精度: 中) = OpenAI APIの「text-curie-001」
- GPT-3.5 (精度: 最高) = OpenAI APIの「text-davinci-003」
※ GPT-3.5はChatGPT相当のモデルです。
※ 上2つのモデルは、rinna社が公開する日本語特化のGPTモデルをベースに作成したモデルです。
以上、meboの概要を紹介しました。ここからmeboを使って会話AIを作っていきましょう。