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Difyのすごさ

2024/05/19に公開

■関連記事
DifyをPC(自端末)にインストール
https://zenn.dev/acntechjp/articles/79e4b4abfb2112
DifyでLLMを使えるようにする(OpenAI GPT-4o)
https://zenn.dev/acntechjp/articles/03d6e8fa2b58bd
DifyでRAGを活用したチャットボットを構築する(簡易編)
https://zenn.dev/acntechjp/articles/0b2891bbcb6152
【DifyでGPT-4oを使えるようにする】PC(自端末)にインストールしたDifyを最新版にする
https://zenn.dev/acntechjp/articles/6889260c86f71d

生成AIアプリの開発環境ですが、この1年で様々登場しています。
ただ、下記の背景があり世の中のニーズにアラインできていないのではと考えています。

  • GPTsやCopilot StudioなどLCNC(ローコード・ノーコード)で生成AIアプリを構築できる環境があるが、使えるLLMに制約あったり痒いところに手が届かない
  • LangChainやLLMのAPIを使ってカスタム開発で生成APIアプリを構築できるがやプログラミング知識が必要。また環境構築にもITの知識が必要

生成AIアプリの開発は、本来であれば下記のような経験に時間を割くべきであり、上記のようなそもそもの準備に悩んだり作業に時間をかけるべきではないと考えています

  • データの質:
    • PDFやテキスト、Excelを用意して丸ごと渡してもうまくいかず、創意工夫する経験
  • 検索ロジック:
    • なんでもかんでもベクトル検索でやらせたり、適当に検索させてうまくいかず、創意工夫する経験
  • AIへの期待値コントロール:
    • LLMやRAG頼りで、100%の精度を求めてしまいうまくいかず、創意工夫する経験

そこで登場するのがDifyなのですが、直感的なUIで時間をかけずに生成AIアプリを構築することが可能です。また別記事にも書きましたが、PC(自端末)上にもDifyをデプロイ可能なので、RAGで検索するドキュメントをインターネット上に配置せずに検証できるので、セキュリティ的にも安心です。

Difyの公式ページ

https://dify.ai/jp

Difyは、「生成AIアプリのアイディアがあるけどPoCするには時間がかかりそう」「クライアントからクイックに生成AIアプリを作ってよと言われている」というニーズに答えられるソリューションだと思います。

また、Difyは様々な生成AI関連エコシステム(LLM,Tool,Ops,RAG/Embeddingなど)を最大限活用できます。Upgrade頻度が高く変化にも強いと言えます。

こんなかんじで生成AIアプリが開発できます。
ノードで開発できるので直感的でわかりやすいです。
最新のLLM「GPT-4o」も使えます!

「Webアプリ」「サイトに埋め込み」「API」の3種類の方法で作成した生成AIアプリを公開できます。

ぜひぜひ、この機会に生成AIアプリを作ってみてはいかがでしょうか!
私自身もDifyに関する情報を発信していければと考えています。

Accenture Japan (有志)

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