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DifyでRAGを活用したチャットボットを構築する(簡易編)

2024/05/28に公開

はじめに

DifyでRAGを活用したチャットボットを作成する手順を記載します。
10分もあれば作れてしまう内容です!

環境構築がまだな方は下記リンクを参考に環境構築をしてみてください!

DifyをPC(自端末)にインストール
https://zenn.dev/acntechjp/articles/79e4b4abfb2112

ナレッジの準備

まずは、ナレッジを準備しましょう。

上部のナビゲーションに「ナレッジ」があるのでクリックします。

「知識を作成」をクリックします。

ナレッジにするドキュメントをアップロードして、「次へ」をクリックします。
ナレッジは「AI戦略会議 第9回」の「「AI制度に関する考え方」について」をアップロードしています。※1

ここからは、ナレッジの設定となるのですが、細かい内容を別の機会に譲ろうと思います。
今回は、「チャンク設定」の「カスタム」を選択して下記のように設定しています。

スクロールしていくと「インデックスモード」や「検索設定」がありますが、こちらも細かい内容は別の機会に譲ろうと思います。
今回は、下記のように設定しています。

さらにスクロールして、「保存して処理」をクリックします。

ナレッジが作成されました。

チャットボットを作成する

上部のナビゲーションの「スタジオ」をクリックします。

「最初から作成」をクリックします。

「チャットボット」を選択して「作成する」をクリックします。

「コンテキスト」の「追加」をクリックします。

先ほど追加したナレッジを選択して、「追加」をクリックします。

チャットボットに「ナレッジ」が追加されました。
下の方にある「機能を追加」をクリックします。

「引用と帰属」をOnにします。
Onにすることで、チャットボットの回答に引用元が表示されるようになります。

これで設定が完了しました。
右のチャット画面で実際に動かすことができます。
きちんとナレッジを参照して回答してくれていそうですね。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
Difyを使ってRAGを活用したチャットボットが短時間で構築できることが分かったと思います。
RAGに関してはもう少し細かい設定ができるので追って見ていこうと思います。

■引用
※1 https://www8.cao.go.jp/cstp/ai/ai_senryaku/9kai/9kai.html

Accenture Japan (有志)

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