このチャプターの目次
1.1 導入
勉強を行うにはまず勉強するネタを見つけなければなりません。
単に勉強可能なネタを得るなら大型書店に行くと良いでしょう(Boothの技術書やZennのBooksやYoutubeの学習動画等も良いかもしれません)。世の中には勉強できるネタが膨大に転がっている事を思い知らされるでしょう。私達が「銀河の死なない子供たちへ」の登場人物や「火の鳥 未来編」の主人公ならこれらを片っ端から学ぶというのも可能かもしれませんが、残念ながら私達に残された時間は有限です。
本節ではこれら膨大な勉強ネタの中から勉強すべきネタを絞り込む方法を紹介します。
具体的には下図の分類を使います。
下図は「面白さ」と「仕事との関係度」のそれぞれの高低により勉強ネタを4つの分類に分けるものです。
数多の勉強ネタをこの4分類に分けた上で、優先度の高い分類(右上>左上>右下>左下の順に優先度が高い)のネタから勉強することで価値のある勉強を実現します。
勉強ネタの分類
「仕事との関連度」の重要性
プライベートでの学習は自分の能力を高める事が最終ゴールではありません。
高めた能力を仕事に適用して仕事の質を高めるという事がより上位の目的として存在しています。
仕事に関係ない技術よりは仕事に関係ある技術を選ぶべきです。
もっと大事な「面白さ」
上述の優先順位の付け方からわかるように「仕事との関係度」よりも「面白さ」を重視しています。
面白さを優先する理由については詳しくは「はじめに」の【本書の目的・目標】を参照ください。
要約すると「プライベートなのにつまらない事なんてやってられるか!」という事です
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次の節以降、もっと詳しく各分類について優先度が高い順に解説します