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ユニット・エコノミクスの数式変形
「経営学部のためのSaaSとサブスクリプションのデータ分析入門」の「SaaSの管理会計と経営データ分析」の章でユニット・エコノミクスについて紹介しました。
このユニット・エコノミクス
顧客生涯価値(LTV,CLV)の数式変形より、
となります。ここで、サブスクリプションの平均継続期間(デュレーション)の数式変形より、平均継続期間(デュレーション)
となります。ただし、CAC Payback Periodは解約のないケースを計算している点は注意が必要です。
この前提のもと、ユニット・エコノミクス>3は下図の青色の曲線の下側の領域となります。例えば、月次解約率2%のときCAC Payback Periodが16.7ヶ月よりも小さいという意味になり、CAC Payback Periodが12ヶ月のとき月次解約率が2.78%より小さいと良いという意味になります。
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