『Veo2』で誰でも簡単動画作成!Gem機能で更に魅力的な動画へ
生成AIの進化は目覚ましく、ついに高品質な動画生成AIが、私たちが普段から利用しているGoogleのプラットフォームで手軽に使えるようになりました。 Googleの動画生成AI「Veo2」が、GeminiやGoogle AI Studioといった身近なツールに統合されたのです。これにより、専門的な知識や高価なソフトウェアがなくても、テキストや画像から指示するだけで、驚くほど魅力的な動画を作成できるようになりました!
しかし、「どうやって使えばいいのか?」「もっと魅力的な動画を作るにはどうすれば?」と感じている方もいるかもしれません。
このブログでは、Google Veo2の基本的な概要から、Google AI StudioやGeminiでの具体的な使い方、そしてGeminiの強力なカスタマイズ機能「Gem」を活用して、より魅力的で意図通りの動画を作成するためのステップを、図解や例を交えながら分かりやすく解説します。
ブログ対象者
- Google Veo2に興味がある、使ってみたい方
- 動画生成AIでクオリティの高い動画を作りたい方
- GeminiのGem機能の効果的な活用方法を知りたい方
- AIを使った新しいクリエイティブ表現に挑戦したい方
得られる効果
- Google Veo2の概要と基本的な使い方が理解できます。
- Google AI StudioとGemini、それぞれのプラットフォームでの動画生成手順が分かります。
- GeminiのGem機能を使って、動画生成プロンプトを効率的に作成する方法を習得できます。
- 著作権などの注意点を理解し、安心して動画生成に取り組めます。
このブログを読んで、あなたもVeo2とGem機能を使いこなし、魅力的な動画制作の世界へ一歩踏み出してみてください👍
ブログの構成
このブログは、以下の主要な章で構成されています。各章でどのような内容を解説するか、下の図でご確認ください。
ブログの構成図
Google 動画生成AI Veo2とは?
まずは、今回主役となる「Google Veo2」がどのようなAIなのか、その概要と特徴、そして利用できる場所について見ていきましょう。
Veo2の概要と特徴
Veo2は、Googleが開発した最新の動画生成AIモデルです。その特徴は、テキストや画像による指示(プロンプト)への理解度が高く、高品質で一貫性のある動画を生成できる点にあります。(現状、動画は8秒間、720pで生成されます。)
主な特徴を以下にまとめます。
- 手軽さと品質: Googleのプラットフォーム (AI StudioやGemini) から手軽に利用でき、高品質な映像演出を実現。
- 指示への忠実性: プロンプトのニュアンスを理解し、意図した通りの映像スタイルやトーンを再現。
- 一貫性の維持: 動画全体を通して、人物や物体、背景などの一貫性を保ち、自然な動きを表現。
- 入力形式: テキストからの動画生成が基本ですが、Google AI Studioでは画像を入力として動画を生成することも可能です。
これらの特徴により、Veo2は短いクリップ生成において、高い表現力を発揮します。
利用形態
現在、Veo2は主に以下のプラットフォームを通じて提供されています。
- Google AI Studio: GoogleのAIモデルを実験・開発するためのウェブベースのプラットフォーム。より詳細な設定やAPI連携などが可能です。
- Gemini: Googleの対話型AIサービス。Geminiとの対話を通じて、より手軽にVeo2による動画生成を試せます。
Veo2の利用方法
ここではVeo2の利用方法を、Google AI StudioとGeminiのそれぞれについて解説します。
Google AI Studioでの利用方法
Google AI Studio は、GoogleのAIモデルを試すためのWebツールで、無料で気軽にVeo2を試すことができます。ただし、API利用前の実験的な位置づけのため、1日あたりに生成できる動画の本数には上限があり、おおよそ5本程度で一時的に利用できなくなることがあります(利用上限に達した旨のメッセージが表示され、翌日まで待つ必要がありますが、場合によっては数時間後に再び利用可能になることもあるようです)。
利用上限に達したことを示す表示例
テキストからの動画生成はもちろん、画像を入力として動画を生成することも可能です。
Google AI Studioの動画生成画面
テキストから動画を作成する
- Google AI Studioにアクセス: Googleアカウントでログインします (https://aistudio.google.com/)。
- Video Genを選択: 画面左側のメニューから「Video Gen」を選択します。
-
Run settingsを設定: 画面右側の「Run settings」でパラメータを設定します。
- Number of results: 一度に生成する動画の数(最大2つまで)を選択します。
- Aspect ratio: 動画のアスペクト比(16:9 または 9:16)を選択します。
- Video duration: 動画の長さ(5秒から8秒の間)を選択します。
-
Negative prompt (任意): 動画に含めたくない要素をテキストで入力します。
Run settings
- プロンプト入力: 画面中央の「Describe your video」欄に、生成したい動画の内容をテキストで詳細に入力します。
- 生成実行: 「Run」ボタン(または Ctrl+Enter)をクリックして動画生成を開始します。
- 結果確認・ダウンロード: 生成された動画(設定によっては複数)が画面下部などに表示されるので確認し、問題なければダウンロードします。
画像から動画を作成する
- Google AI Studioにアクセスし、「Video Gen」を選択します。
-
画像アップロード: プロンプト入力欄の左横にある画像アイコンをクリックし、動画の元にしたい画像をアップロードします。
プロンプト入力欄と画像アイコン - プロンプト入力(任意): 画像にどのような動きや変化を加えたいかを「Describe your video」欄にテキストで簡単に入力します。(例: 「猫は尻尾を動かして嬉しそうにしている」)
- Run settingsを設定: 必要に応じて、画面右側の「Run settings」を調整します。アスペクト比はアップロードした画像に合わせて自動調整される場合があります。
- 生成実行: 「Run」ボタンをクリックします。
- 結果確認・ダウンロード: 生成された動画を確認し、ダウンロードします。
Google AI Studioを利用することで、パラメータを調整しながら、テキストや画像から手軽にVeo2の動画生成を試すことができます。
Geminiでの利用方法
Geminiでは、よりシンプルなインターフェースで動画を生成できます。AI Studioと比較して使いやすい印象ですが、利用には上限があります。以前は1日あたり約10本の動画生成が可能でしたが、現在(2025年5月3日時点)では1日あたり5本程度に制限されているようです。ただし、この上限はユーザーごとや提供開始時期によって異なる可能性があります。利用上限に近づくと、以下のような表示が出ました。
利用上限が近いことを示す表示例
また、上限に達すると次のように表示され、翌日まで使用できなくなります。
利用上限に達したことを示す表示例
個人的には、月ごとではなく毎日上限がリセットされる方が、日々の試行錯誤がしやすく、ありがたいと感じています!
2025年4月27日現在、Veo2の利用は有償プランのGemini Advancedユーザーに限られています。 また、Advancedユーザーとして登録した直後であっても、タイミングによっては、機能が利用可能になるまでに少し時間がかかる場合もあるようです。
テキストから動画を作成する
- Geminiにアクセス: Googleアカウントでログインし、Gemini Advancedを利用できる状態にします。
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モデル選択: 画面左上にあるモデル選択メニューをクリックし、表示されるリストの中から「Veo 2」を選択します。
Gemini AdvancedでのVeo 2モデル選択画面 -
プロンプト入力: 画面下部の入力欄に「動画の説明を入力」と表示されている箇所に、生成したい動画の内容をテキストで入力します。
プロンプト入力欄 - 生成実行: 入力欄の横にある送信ボタン(紙飛行機アイコンなど)をクリックして、動画生成を開始します。
-
確認・ダウンロード: Geminiが動画を生成し、チャット画面上に表示します。内容を確認し、必要に応じてダウンロードします。
動画生成結果結果
Geminiを使えば、複雑な設定なしに、プロンプトを入力するだけで簡単にVeo2による動画生成が可能です。
魅力的な動画の作り方:GeminiのGem機能を活用
Veo2は単体でも強力ですが、Geminiの「Gem」機能を組み合わせることで、動画生成のプロンプト作成を効率化し、よりクリエイティブな動画を生み出すことができます。
Gem機能とは
Gem(ジェム)は、特定のタスクや目的に合わせてGeminiをカスタマイズできる機能です。「〇〇の専門家」「△△のアイデア出しツール」のように、特定の役割を与えたAIアシスタントを作成できます。
動画生成においては、「魅力ある動画用プロンプト作成」のようなものを作ることで、簡単な数個のキーワード入力からVeo2に適した具体的なプロンプトを生成させることが可能です。
Gem作成手順
ここでは、「魅力ある動画用プロンプト作成」を例に、Gemを作る手順を解説します。
- Gemマネージャーを開く: Gemini画面左側のメニューバーにある「Gemマネージャー」を選択します(手順2の画像①参照)。
-
新しいGemを作成: Gemマネージャー画面が開いたら、「+ Gemを作成」ボタンをクリックします(画像②参照)。
Gem作成画面 -
Gemの設定: 新しいGemの編集画面(下図参照)で、各項目を設定します。
GeminiのGem編集画面- 名前: Gemの名称を入力します。今回は「魅力ある動画用プロンプト作成」と入力します。
-
カスタム指示: Gemにどのような役割や動作をさせたいかを具体的に指示します。まずは簡単な指示を入力し、その後、入力欄の下にある「Geminiを使用して指示を書き換える」ボタン(レンチアイコン)をクリックすると、AIがより詳細で理解しやすい指示にブラッシュアップしてくれます。
今回は、以下の私が試行錯誤して作成したカスタム指示をコピーして使ってみてください。慣れてきたら、自分なりにアレンジ(文字数を指定する、個別に特化した内容にする等)してみるのも面白いです。今回コピーして使うカスタム指示(フォトリアルです)目的と目標: * ユーザーが指定した動画の構成要素(被写体、アクション/動き、背景/場所、スタイル/雰囲気、カメラワーク/アングル、色調/ライティングなど)に基づいて、生成AIが魅力的で意図通りの動画を生成するためのプロンプト文章を作成します。 * ユーザーが指定しなかった要素を適切に補完し、動画の品質を高めるプロンプトを提供します。 * フォトリアルでリアリティのある動画生成を促すプロンプトを作成します。 * プロンプト文章は、具体的でありながら簡潔で、長くなりすぎないように調整します。 * プロンプトは日本語で生成します。 振る舞いとルール: 初期設定: a) ユーザーから動画の構成要素に関するキーワードの入力を待ちます。 b) ユーザーがキーワードを指定した場合は、それらのキーワードを核としてプロンプトの作成を開始します。 c) ユーザーがキーワードを指定しない場合は、動画の基本的なアイデアやテーマについて質問し、プロンプト作成に必要な情報を収集します。 プロンプトの生成: a) 指定されたキーワードに基づいて、具体的かつ魅力的なプロンプト文章を生成します。 b) キーワードが不足している場合は、一般的な動画生成のベストプラクティスに基づいて、適切な要素を補完します。 c) フォトリアルな表現を促すキーワード(例: 高解像度、リアルな質感、自然光など)を適切に含めます。 d) プロンプト文章が長くなりすぎないように、簡潔さを保ちます。 e) プロンプトは必ず日本語で出力します。 出力と調整: a) 生成したプロンプト文章をユーザーに提示します。 b) 必要に応じて、ユーザーからのフィードバックに基づいてプロンプトを調整します。 全体的なトーン: * 丁寧で親切な言葉遣いを心がけます。 * ユーザーの意図を正確に理解しようと努めます。 * 創造的で魅力的な動画生成を支援する姿勢を示します。
- 知識 (任意): ここにテキストファイルなどをアップロードすると、Gemはその内容に基づいて応答するようになります。今回は使用しません。
- 保存: 画面右上の「保存」ボタンをクリックして、Gemの作成を完了します。編集画面右側のプレビューで動作確認も可能ですが、まずは保存してしまい、後述のステップで実際の動作を確認するのがスムーズです。
作成したGemで動画プロンプトを作成 (2.5 Proモデル)
それでは、作成した「魅力ある動画用プロンプト作成」Gemが意図通りに動作するか、実際に使って確認してみます。Geminiのモデルとして、より高性能な「Gemini 2.5 Pro」を選択すると、より複雑な指示の理解や創造的な出力が見込めます。
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モデル選択: Geminiで利用するモデルを選択します(例: Gemini 2.5 Pro)。
Gemini Advancedでの2.5proモデル選択画面 -
Geminiで作成したGemを選択: チャット画面左側のメニューバーから、先ほど作成したGemを呼び出します。
メニューバー上のGem -
簡単な指示を入力: 例えば、「亀のマスコット 歩く 街中 楽しそう ワクワクする 犬が背景にいる」のように、作りたい動画の簡単なイメージを数個のキーワードで入力します。
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Gemがプロンプトを生成: Gemが指示に基づいて、詳細な日本語のプロンプトを出力します。
Gemによるプロンプト生成Gemによる生成プロンプト例(テキスト)楽しそうな表情で、ワクワクした足取りで街中の賑やかな歩道を歩く亀のマスコット。 背景にはカラフルな建物と、楽しそうに遊んでいる犬の姿が見える。 高解像度でリアルな質感、昼間の自然光が降り注ぐシネマティックな雰囲気。 カメラはややローアングルからマスコットを追跡する。
Veo2で動画生成
Gemが生成したプロンプトを使って、Veo2で動画を生成します。
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モデル選択: 画面左上にあるモデル選択メニューをクリックし、表示されるリストの中から「Veo 2」を選択します。
Gemini AdvancedでのVeo 2モデル選択画面 -
動画生成: 先ほどGemで生成したプロンプトを入力欄に貼り付け、送信ボタン(紙飛行機アイコンなど)をクリックして動画生成を開始します。Veo2がプロンプトに基づいて動画を生成します。
Gemプロンプトの貼り付け -
確認・ダウンロード: 生成された動画を確認し、問題なければ完成です。ダウンロードするには、動画にマウスカーソルを合わせると右上に表示される「ダウンロード」ボタンをクリックしてください。
Veo2動画生成結果
このように、Gem機能を活用することで、プロンプト作成の手間を大幅に削減し、より手軽に高品質な動画生成を目指すことができます。
動画作成例
ここでは、Veo2とGem機能を活用して作成した動画の例をいくつかご紹介します。実際の作例をご覧いただくことで、「このような動画も作れそうだ!」と感じていただければ幸いです。
短い尺で構成されたショート動画の作成例や、複数のシーンをつなぎ合わせて作成したストーリー性のある動画作成例を掲載しています。
ショート動画作成例(8秒~20秒程度)
① Gemでプロンプト生成 → 動画化「亀と犬の散歩」
前の章でGemを使って生成したプロンプトで作成した動画です。簡単なキーワードからでも、こんなに生き生きとした動きの動画が作れるのは驚きですね!🐢
② 動画編集ソフトで加工「講師」
Veo2で生成した動画は、動画編集ソフトでひと手間加えることで、さらに表現の幅が広がります。この例では、「平面トラッキング」機能を使って、ホワイトボードの動きに合わせてテキストを表示させてみました。プレゼンテーション資料などに組み込めば、視線を集めるアクセントになりそうです。
③ 音声とBGMを追加「亀の居眠り」
音声やBGMを加えると、動画の魅力が格段にアップします!Veo2は、眠っている亀のぬいぐるみの、甲羅や体の柔らかそうな質感をうまく表現してくれていますね。(音声はVoicepeak、BGMはFilmoraの商用利用可能な素材を使用)
④ ユニークな設定「熱血教師とマイペースカメ」
こちらは少し変わったシチュエーション。「熱血教師が起こしに来る」というプロンプトで作ってみました!緊迫感のあるBGMとは対照的に、マイペースなカメたちの様子が面白いですね😄
⑤ 雨の表現「大雨の中で」
Veo2は、雨粒や濡れた地面の質感など、天候の表現も得意です。雨音の効果音を少し加えるだけで、まるでその場にいるかのような臨場感が生まれます。
⑥ ノスタルジックな雰囲気「あの日の風景」
どこか懐かしさを感じる、ノスタルジックな雰囲気の映像も生成できます。AIが生成したとは思えないほど、情緒的な表現が可能になっています。
ストーリー性のある動画作成例
① CM風動画「タートル引越ホールディングス」
引越業者さんらしからぬ楽曲にのせて、ちょっと強引にCM風動画を作ってみました🤣テキストからの生成だとどうしてもキャラクターの一貫性を保つのが難しいですが、それでも帽子や制服の色を合わせるくらいはできます。あまり、こだわらずラフに作ると良いと思います。
ちなみに、作中に出てくるオートミールは大の好物です🤤
この動画は次のツールを利用して作成しています。
動画生成AI:Google Gemini Veo2
編集ソフト:Filmora
BGM(音楽AI): Suno
② CM風動画「タートル堂」
こちらは、自然豊かな、少ししっとり系のCM風動画です。美しい自然の映像をお楽しみ下さい。私自身作成、作成していてこのような映像が作れるのかと驚かされました。
この動画は次のツールを利用して作成しています。
動画生成AI:Google Gemini Veo2, Whisk Veo2
編集ソフト:Filmora
BGM(音楽AI): Suno
動画生成には、GoogleのGeminiに加えてAIツール「Whisk」も利用しました。これにもVeo2は利用されており、特に動きの少ない映像を画像から作成する際に便利です。動画生成機能を利用する場合、AI プレミアムプランの契約が必要です(2025年4月28日現在)。
③ カラオケ風動画「カフェ・ストーム」
いかにもカラオケ風の動画を作成してみました。複数の動画を歌詞に合わせて組み合わせることで作成できます。カラオケの映像は、このような雰囲気でしたよね!
この動画は次のツールを利用して作成しています。
動画生成AI:Google Gemini Veo2
編集ソフト:Filmora
BGM(音楽AI): Suno
④ NotebookLM 解説動画「亀とテクノロジー」
ショート動画の② 動画編集ソフトで加工「講師」
で紹介した映像の応用例です。テキストから動画を生成する性質上、完全に同一人物を再現するのは難しいですが、雰囲気は出ているのではないでしょうか。また、GoogleのNotebookLMというAIノートツールに、音声で対話するように要約する機能が追加されました。この機能にも驚かされました!「亀とテクノロジー」実は私の想いが詰まっています🐢
この動画は次のツールを利用して作成しています。
動画生成AI:Google Gemini Veo2
音声(AI):NotebookLM「音声概要」機能
編集ソフト:Filmora
BGM(音楽AI): Suno(動画最後の特典映像)
利用上の注意点
AIによる動画生成は非常に強力なツールですが、利用にあたっては以下の点に注意が必要です。
-
著作権・肖像権:
- 生成AIが学習データとして利用したコンテンツの著作権。
- 実在の人物やキャラクターに酷似した動画を生成した場合の肖像権・パブリシティ権。
- 特に商用利用する場合は、権利関係に十分注意し、必要に応じて専門家への相談も検討してください。
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生成コンテンツの利用規約:
- Google AI StudioやGemini、Veo2自体の利用規約を確認し、許可された範囲で利用することが重要です。商用利用の可否やクレジット表記の要否などは、規約によって異なります。
これらの注意点を理解して利用してください。
まとめ
Googleの動画生成AI「Veo2」は、テキストや画像から高品質な動画を生成できる革新的な技術です。Google AI StudioやGeminiといった身近なプラットフォームを通じて手軽に利用でき、特にGeminiの「Gem」機能と組み合わせることで、プロンプト作成を効率化し、より創造的で魅力的な動画制作が可能になります。
生成される動画の品質や指示への忠実性の高さを活かせば、アイデア次第で様々な表現が実現できるでしょう。
このブログでは、Google Veo2の概要から使い方、そしてGemini Gem機能を活用した魅力的な動画作成のヒントまでを解説しました。AIによる動画生成は、私たちのクリエイティビティを刺激する強力なツールです。この記事が、皆さんの動画制作やクリエイティブ活動の一助となれば幸いです。🐢
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
関連リンク
Google AI StudioとGeminiの公式サイトです。
このブログでも紹介したGeminiのGem機能について、より詳細に解説しております。私が実際に使用しているGemも余すことなく公開していますので、そのまま使うもよし、カスタマイズしてさらに魅力的なGemで作業効率化などしてみてください。
そして、Gem作りをもっと簡単にしてくれる「Gemを作るGem」について解説しています。AIがはじめからGemのことを詳細に把握しているので、やり取りがとてもスムーズです。徹底活用編のブログを読んで基本を理解したら、こちらの記事も読んで、どんどんGemを作ってみてください。
画像1枚から動画を生成するAIツール『Kling AI』の使い方やコツを紹介します。さらに、CM風の動画を作成することで、実際のシーンでの活用例も示しました。活用例はVeo2でも活かすことができそうです。
GitHub CopilotというAIを利用したコーディングツールの記事です。プログラミングに興味がある方は、こちらの記事も読んでみてください。AIをうまく活用すると、開発速度が劇的に改善します。
更新履歴
更新履歴は折りたたみ表示にしています。
確認したい場合は、以下のバーをクリック(タップ)してください。
更新履歴(最終更新日:2025/05/09)
更新履歴
-
2025/05/09
Geminiで『Gemを作るGem』の作り方!Gemを量産してAIをさらに活用のリンクを追加 -
2025/05/03
上限が1日あたり5本になったようなので、記述を見直し。
実例付き!Gemini『Gem』徹底活用ガイド ~あなただけのAIを育てよう~のリンクを追加 -
2025/05/01
「カフェ・ストーム」動画追加。
「亀とテクノロジー」動画追加。 -
2025/04/29
詳細にカウントして上限が1日10本だったため、記述を見直し。 -
2025/04/28
ブログの構成図を修正。
Gemのカスタム指示について、文章を少し補足。
「タートル堂」動画追加。
動画追加にあわせて、コメントや一部ブログ構成を見直し。 -
2025/04/27
GeminiのVeo2の上限について、月単位から日単位に変更になっているようなので記述を見直し。 -
2025/04/22
「タートル引越ホールディングス」動画追加。 -
2025/04/18
GeminiのVeo2利用上限についてコメント追加。
誤記修正。 -
2025/04/17
Google AI Studioの画像から動画作成のOK/NG画像例追加。
図表の説明書きを追加。
Geminiの月あたりの動画作成本数の目安と注意表示画像を追加。
Geminiが上限に達したときの表示画像を追加。
Google AI Studioが上限に達したときの表示画像を追加。
誤記修正。
Discussion