アウトプット人間を目指して(30日目)
今まで典型的なインプット志向だった私がアウトプット人間になるにあたって感じていることを定期的に発信していきます。
アウトプットを習慣にしようという試みを始めて1ヶ月が経ちました。
この1ヶ月の活動での気付きや考えを挙げていきます。
※7日目時点の状況は以下の記事をご覧ください
内面への気付き
思った以上に自分語りが出る
最初の頃「ネタ切れになったらどうしよう」とか思ってたくせに、いざ始めてみると結構自分の意見を出したがることに気づきました。そしてたまに毒づいています。
「愚痴が出るのは課題意識がある証拠」というのが持論だし業界では「トークストレート」なる用語もありますが、客観的に見て言葉の使い方は改善の余地があると感じています。
自分と対話する時間ができた
思考整理の時間と捉えることもできますが、自分の考えを言語化することで、「自分が何をどうしたいのか?」を自問自答する時間にできています。一種のマインドフルネス。
言葉の使い方に対する課題感
「思います」「考えます」「感じます」使いがち問題
これは仕事をするうえでも自分で気付けるレベルで癖になってて、XやZennでこうやってアウトプットしていくなかでも課題に感じています。あ、また「感じます」言っちゃった。
なぜこの言い回しをよく使うのかある程度自己分析できているつもりなのですが、「自分の意見に自信を持てないため保険を掛けている」というのが大きなところかと思います。あ、また「思います」言っちゃった。
正解が無い問題に対して「これは私の一意見として聞いてね」のニュアンスで使うこともありますが、正解がある問題や判断を求められる場面で使うと自信が無いように見えるので、言い切れるところは言い切っていきたいと考えています。あ、また「考えます」言っちゃった。
「とか」使いがち問題
これも私の癖の一つです。文章を簡潔にしたいときとかに使うのですが、客観的に見て「他に何があるんだ…?」と感じることがあります。
これもなぜこの言い回しを使うのか自己分析したのですが、「細部/深部まで思考が行き届いていないため曖昧な表現で逃げている」という結論に至りました。
「そもそも『とか』ってどう使うのが正しいんだ?」と思ってggったらいい記事がありました。
まさに私はこの用法で使っていることが多いです。
日本語研究室 - 最近「とか」とか乱用気味!?-
最近よく使われる「とか」は、
不定冠詞の一般的概念を強調したい(広い意味にぼかしたい)けれど、
日本語の特性上それにぴったりくる用法が無いがために、
求められて流行り出した使われ方なのかもしれません。
ずばり「その物」ではなく「いわゆる~的なもの」(不定冠詞的用法?)。
「とか」は便利な使い方ではあるので思考や文章作成の時間をショートカットしたいときには有用かもしれないですが、定義を細かく決めるときや曖昧さを残すべきでないときは避けていきたいです。
誰かのためではなく自分のために書く
コミュニティガイドラインに反することになるかもしれないですが、以下の理由から一旦自分のことだけを考えてみることにしました。
他人の評価を軸にすると続かないことに気付いた
もともとは人の役に立ちたい(そしてあわよくば承認欲求を満たしたい)という考えもあってはじめましたが、いきなり自分の情報を必要としてくれる人に見つけてもらえると思わないし、そんな状況で他人の評価を指標にしていたらどこかで折れるだろうなと思い至りました。
別に求められてやっているわけではない
もともと自発的に始めた活動ですし誰に求められて始めたものでもないので、何か一つでも自分のために書いたものが同じ悩みを持つ他の人の役にも立てれば嬉しいなと考えることにしました。
記事投稿プラットフォームに対する迷い
今はこうしてZennに投稿していますが、定期的に「本当にZennが最適なのか?」という迷いが出ています。
特にQiitaとnoteに浮気心が出ており、ときどき触っては戻ってを繰り返しています。
私が感じるメリデメは以下です。
プラットフォーム | メリット | デメリット |
---|---|---|
Zenn | 記事が書きやすい | 記事が見つけづらい |
Qiita | エンジニア人口が多い | プログラミング記事は書く気が無いから合わないかも |
note | 全般的な人口が多い | ターゲットが幅広すぎて逆に使いづらい |
悩んだ結果、今はZenn一本に絞っています。
理由としては前述のとおり「別に誰かのために書くわけじゃないし、好きな所を使おう」という考えによるものです。表を見ると、私が感じた最大の魅力は「人口が多いこと」にあると気付きました。人が見ることを考慮外とするなら個人的に書きやすくデザインも好きなZennが良いかなと考えました。
昨今のポエムが増えている流れを忌避している方は多いかと思いますが、そういう人に対しては「すまん」という感じです。
習慣化のための取り組みアップデート
アウトプット人間を目指して(開始7日目)では以下のように綴っていました。
いきなりハードル上げても続かないのは明確なので、スモールステップで積み重ねていこうかなと考えています。
Xにて、クオリティは問わず最低1日1投稿する
Zennにて、最低月2回は投稿する
ネタになりそうな知見は都度Notionにしたためる
いずれもクリアできたので、少しだけハードルを上げようと思います。
・Xにて、生産性向上に関するナレッジを最低1日1投稿する
・Zennにて、最低月3回は投稿する
・知見はXの下書きにしたためる(鮮度あるうちに即アウトプット)
「本当に少し上げただけだな」と思われるかもしれないですが、万年運動不足の人がいきなりランニングを始めても続かないのと同じで、「まずは近所の散歩から始めてみよう、なんなら外に出るだけで偉い」と小さなことからスタートして自分を肯定してあげることが物事を続けるコツなのではないかと考えています。
私はまだまだ質より量をこなすフェーズだと思っているし、そのくせ量をこなすことすら意識しないと難しい状況です。とはいえ今までアウトプットを全くしてこなかったのだから、ハタから見て「甘いんじゃないか」と思われようが無理せずコツコツ積み重ねていきます。
最後に
この1ヶ月のアウトプットを見ると、「言語化が下手くそすぎて全然本質的なこと書けてないな」と思っていますが、同時に伸びしろでもあるはずです(きっと)
プログラミングなどでもあるあるだと思うのですが、当時の自分にとって「これ以上ない」と思って出したものが後々見たときに「ひどいな」と感じられるのって成長の証だと思うんです。
なので、将来の自分が振り返ったときに「ひどいな」と思えるようこれからも改善を繰り返してより良いアウトプットをできるよう努めます。
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