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「エンジニアのためのマネジメントキャリアパス」 Vol.1

2023/02/01に公開

始めに

本記事ではエンジニアリングマネージャー本「The Manager'sパス(邦題:エンジニアのためのマネジメントキャリアパス)」を紹介します。原著はオライリーサブスクで読めます。動画テキストの両方を用意しています。片方だけ読んでも内容は把握できますので、お好きなスタイルで閲覧ください。

原題 The Manager's Path
訳題 「[エンジニアのためのマネジメントキャリアパス(https://www.oreilly.co.jp/books/9784873118482/)」
リリース年月 2017/3
カテゴリ チーム管理
お勧め度(5段階) ⭐⭐⭐⭐⭐
対象者 ● エンジニアリングマネージャー
● マネージャー職に興味のあるエンジニア
概要 ● エンジニアがエンジニアリングマネージャーとしてたどる一般的な経験をなぞりながら心構え/Tips/注意点等を解説
● 説明の流れがとても分かりやすく、書かれている内容も良い
「インターン生⇒新入社員⇒チーム管理⇒複数チーム管理⇒組織管理」

動画

https://youtu.be/ZiYQP7aMVgs

テキスト

書籍概要

本記事では「The Manager'sパス」という本を紹介したいと思います。

こちらの本 エンジニアリングマネージャー 本です。

昨日紹介した「The Art of Leadership」が普通のマネージャーについての本でした。
一方「The Manager'sパス」はエンジニアがマネージャー職となってチームを導いていくエンジニアリングマネージャーになる、そういった経歴に焦点を当てています。

こちらの本日本語訳が出ていまして「エンジニアのためのマネジメントキャリアパス」というタイトルになっています。

ちなみにこちらの本非常に 高評価 です。オライリー・ジャパンサブスクにおいて5つ星26レビューを得ています。この数オライリー・ジャパンサイトの中では非常に多い方の部類にあたります。多分マネジメント系の本においては一番人気なんじゃないかなというふうに思います。

あらためて内容の方に行きたいと思います。

先ほど言ったようにエンジニアがエンジニアリングマネージャーとしてたどる一般的な経験をなぞりながら心構えやTips・注意点などを結構数多くの点において紹介してくれてます。
この本のよいところとしましては、いろんなことをですね解説してくれるため情報量としては非常に多いんですが、その流れが非常に整理されていて 分かりやすい というところです。
マネジメントする対象を最初インターン生から始めて次は新入社員その次はチームの管理その次は複数のチームの場合最後には組織や経営者層と言った感じに非常にわかりくなっています。

第1章 マネジメントの基礎

では第1章の内容です。

まずマネージャーとしてチームをよい感じにするために基本となる3つの活動があるのでそちらの方を紹介しています。

基本としましては、コミュニケーションをしっかり取るというところが重要になってきます。

そのために重要となってくるのが1on1という形になります。特に制度としてコミュニケーションをの枠組みを作っておくことによってコミュニケーション不足によるトラブルを防げます。

またコミュニケーションをとることで心理的安全性も保たれるというメリットもあります。

あと本来上司に伝えられるべきことがコミュニケーション不足によって伝えられないというような事態も防ぐことができます。

ちなみに1on1については以前に簡単な小説誌でこちらもライリーのサブスクで読める本なんですが、こちらを読んだまとめの記事をQiitaの方に掲載しています。

こちらも興味あったらですねちょっと見てください。非常にコンパクトにまとまってますんですぐ読めるかと思います。

続いてフィードバックが重要ですよと。いわゆるパフォーマンスレビューとかのフィードバックではなくてですね日々の仕事に成長に向けたですねフィードバックというところが重要です。

フィードバックを与える時の基本なんですけれども、よいことに関してはみんなに分かるようにオープンな場で褒めましょう。
悪いフィードバックに関してはこっそりとクローズドの場で伝えるようにしましょう。

続いてトレーニングとキャリア。マネージャーとしてはチームのメンバーが成長できるためのリソースであったりだとか教育の機会を見つけて提供してあげるという責任があります。
そのうえでトレーニーはその与えられたトレーニングの中からそれを選ぶなり実践するっていうところが責任となってきます。

いわゆる水飲み場に連なれてきてその水は直接飲ませることはできなくて本人が飲むしかない。マネージャーが水飲み場に連なれてってくる役割。トレーニー側が水を飲む側の本人という形になります。

残りはちゃんとまとめてないんですけれども、基本人を管理する前に自分を管理するようにしましょう。

あと上の方で書きましたが、まずマネジメントを始めるにはインターン生に対して開始するのがベストでしょうと。期間および効果が限定的ですしちゃんと成果も評価しやすいです。

本日は以上になります。こちら全部で10章になります。

続きの章に関しても機会があれば紹介したいと思います

おまけ

まとめスクラップ(随時更新)

https://zenn.dev/mossan_hoshi/scraps/ead97624b5d1a7

オライリー・ジャパンブスクについて

オライリー・ジャパンサブスクO'Reilly「Learning Platform」では、オライリー・ジャパン書籍を初めに、約6万冊の書籍や動画等が読み放題です。話題になった技術書は半数以上は読める印象です。英書がメインなのがネックですが、ブラウザの翻訳機能を使えば問題なく読めます。個人的にこのサブスクで学習の質が劇的に改善したので、全然関係ない立場ですが勧めて回っています。

概要/使い方/価格などは 以前にまとめたこちらの記事 を参考にしてください

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