Launchable Advent Calendar 25日目 - まとめ
Launchableの各機能の利用方法を紹介する Launchable Advent Calendar 25日目です。
はじめに
今日は今まで書いたLaunchable Advent Calendarをどのような時に参照するとよいか索引的な記事になります。
まとめ
Launchableのセットアップ
まずはlaunchableinc/cliを使ってテスト結果をLaunchableへ送るところまで参考になる記事です。
基本的な流れは以下になります。
- Launchableの概要を理解する
- アカウントの発行
- launchableコマンドのインストール
- launchable record build
- launchable record tests
CI環境が複数台で構築されている場合や複数環境でテストを実行している場合は launchable record session
コマンドおよび --flavor
オプションを適宜利用してセットアップしてください。
セットアップのデバッグには launchable inspect
コマンドが利用できます。
また、launchableinc/cliがサポートしていないテストランナーでもLaunchableを利用する方法があります。
基本的なセットアップが完了してからの、Launchableの活用方法は大きく分けて3つあります。
- Web Appを使ったテストの分析
- Test notificationを使ったテスト結果通知の効率化
- Predictive Test Selectionを使ったテストの効率化
があるのでそれぞれ参考紹介します。
Web App
テスト実行環境に関するデータおよび問題のありそうな個別のテストケースをWeb Appでは確認できます。
- 問題がありそうなテストを確認する
- テストの実行状況を確認する
Test notification
Launchableを使用することでテスト結果の詳細を個別に通知することができます。
Predictive Test Selection(PTS)
launchable subset
コマンドを利用したPTSですが --observation
optionを利用してセットアップおよび効果の検証をするのをおすすめします。
セットアップが出来たらWeb Pageを使ってセットアップに問題が無いかを確認しましょう。
- launchable subsetコマンド
- --observation option
- Web Appでの確認方法
生成されたモデルの性能とCI環境を鑑みながら状況にあったPTSの値を設定しましょう。
ローカルでのテストでも --ignore-new-tests
オプションを使ってのPTSの実行をおすすめします。
複数台でCIを並列に実行したい場合はこれらを参考に最適な実行方法を選択してください。
- Launchable Advent Calendar 16日目 - Split Subset
- Launchable Advent Calendar 17日目 - --same-binオプション
- Launchable Advent Calendar 22日目 - test grouping
- Launchable Advent Calendar 15日目 - Zero Input Subsetting
さいごに
25日間に渡ってLaunchableおよびlaunchableコマンドの使い方を紹介してきました。
テストが遅くて困っている。flakyなテスト多くて困っているがどこから直したらよいか分からない。等テストに課題を感じている人/チームがいましたら是非Launchableを試してみてください。
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