Launchable Advent Calendar 3日目 - Install
Launchableの各機能の利用方法を紹介する Launchable Advent Calendar 3日目です。
はじめに
3日目はLaunchableへテストデータを送信するためのコマンドlaunchable/cli(以降launchableコマンド)のインストール方法および、launchableコマンドの概要について紹介します。
インストール
launchableコマンドはPython製になります。Python(バージョン3.5以上)をおよびpipコマンドを必要とします。また一部のコマンドでJava製のツールを呼び出すためJava (バージョン8以上)も必要になります。
launchableコマンドをインストールし、Day 2で作成したAPI Keyを使って launchable verify
コマンドを実行してみます。
$ pip3 install --user --upgrade launchable~=1.0
$ LAUNCHABLE_TOKEN=<DAY 2で発行したAPI Key> launchable verify
Organization: <Organization ID>
Workspace: <Workspace ID>
Proxy: None
Platform: 'Darwin-21.6.0-x86_64-i386-64bit'
Python version: '3.6.15'
Java command: 'java'
launchable version: '1.56.0'
Your CLI configuration is successfully verified 🎉
このようなメッセージが表示されればコマンドのインストール、コマンドを経由してのAPIリクエストの成功です。
GitHub Actionsでの例
2022/12/3時点では公式のActionsやORBを提供していません。ここではGiHub Actionsでのlaunchableコマンドのセットアップ方法を紹介します。
まずはDay 2で作成したAPI KeyをGitHub Actionsから利用できるようにSecretsに登録します。
リポジトリの Settings > Secrets > Actions
から登録します。
ここでは LAUNCHABLE_TOKEN
という名前で設定しています。
リポジトリのcheckout、Python, Java, Launchableコマンドのインストール、および launchable verify
コマンドのサンプルになります。
name: CI
on:
workflow_dispatch:
push:
branches: [ main ]
pull_request:
branches: [ main ]
env:
LAUNCHABLE_TOKEN: ${{ secrets.LAUNCHABLE_TOKEN }}
jobs:
build:
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- uses: actions/checkout@v3
- uses: actions/setup-python@v4
with:
python-version: "3.10"
- name: Set up JDK 1.8
uses: actions/setup-java@v3
with:
distribution: 'adopt'
java-version: '8'
- name: Install launchable command
run: |
pip install launchable
- name: verify
run: launchable verify
launchable コマンドの概要
launchableコマンドでは主にBuild/Test Session/Testというデータを取り扱います。
依存関係は下記の図の様になります。ここでは簡単に説明します。詳細はこちらを参照ください。
Build (ビルド)
ビルドは対象のソフトウェアを表します。ビルドに対してユニットテスト、E2Eテストなどテストを実行しデータを関連付けます。
launchable record build
コマンドを使用してビルドデータを生成します。
Test Session (テストセッション)
テストセッションは、実行されたテストのリスト(ユニットテスト,E2Eテスト, etc)、各テストにかかった時間、各テストのステータス、および集計情報を持ちます。
launchable record session
コマンドを使用してテストセッションデータを作成します。
Test (テスト)
テストはその名の通り各テストの結果を表します。
launchable record tests
コマンドを使用してテストデータを作成します。
さいごに
本日はlaunchableコマンドのインストールおよびlaunchableコマンドの扱うデータの概要について紹介しました。
4日目はビルドデータをLaunchableへ送るためのコマンド launchable record build
コマンドについて紹介します。
Discussion