Launchable Advent Calendar 10日目 - AnalyzeページとIntegration issue
Launchableの各機能の利用方法を紹介する Launchable Advent Calendar 10日目です。
はじめに
10日目はWeb Appの一機能であるAnalyzeページとlaunchable subsetコマンドの設定ミスの可能性を指摘してくれるIntegration issueについて紹介します。
Analyzeページ
Analyzeページは左メニューバーの Predictive Test Selection > Analyze
から遷移できます。
Analyzeページに遷移するとこのような画面が表示されます。
こちらのページではDay 9で紹介したObservationモードのように、どのようにSubsetを行ったか、何件がSubset(PTSで選ばれた集まり)で何件がRest(PTSに選ばれなかった集まり)だったか、実際のテストの結果などが確認できます。
また Test session
の脇の#から始まるIDのリンクをクリックするとより詳細な情報を確認できるページへ遷移します。
どのテストケースをPTSのインプットとして与えたのか、そのうちどのテストケースがPTSで選ばれたのか、どれが選ばれなかったのか。モデルが見積もった各テストケースの予測実行時間などを確認できます。
Integration issue
次にIntegration issueについて紹介します。
subsetを実行したが適切な結果が得られない場合、設定が間違っている可能性があります。Integration issueとはその間違いの原因を提示してくれる機能になります。
適切な結果が得られない場合にAnalyzeページを開いてみるとWarningアイコンが表示される場合があります。
このWarningアイコンをクリックするとなぜこのWarningが表示されているのかの詳細を確認できます。
今回の場合は10件ほどPTSのインプットには含まれてないテストケースがテスト結果として報告されている。という警告メッセージになります。
この他にもPTSの結果として返しているテストケースのテスト結果がレポートされていない。や、PTSのインプットで送っているテストのパスと報告しているテスト結果のテストパスとでずれがある(相対パスと絶対パス)。などが検出できます。
うまくsubsetコマンドを設定できていないかも...?と思った場合はAnalyzeページでIntegration issueが表示されていないかを確認してみるのをおすすめします。
さいごに
10日目はAnalyzeページとIntegration issueについて紹介しました。
明日はtime savingページについて紹介します。
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