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Bloggerの構造を理解する
テンプレートを構成する要素
Blogger には、あらかじめ用意されている、26 種類(2022 年 4 月時点)のブログパーツがあり、これをウィジェットと言います。 独自タグは、このウィジェットの定義に使われています。 独自属性は、独自タグや HTML タグの属性をウィジェットの状態に合わせて変更する場合や、ウィジェットが持つデータを、属性に動的にセットする場合に利用します。 つまり、独自タグと独自属性は、Blogger が持っているウィジェットの機能やデータへのアクセスを提供する、インタフェースです。
独自タグの構成
初めは複雑に見えますが、それぞれのタグの役割を理解すれば、一般的なテンプレートエンジンと変わりありません。 次の snippet は、テンプレートとして正しくありませんが、主要な独自タグを利用できる位置を表しています。これを見れば、独自タグの意味を、なんとなく把握できるのではないでしょうか。 それぞれの独自タグについては、1つずつ記事にしますので、詳細はそちらを参照してください。
<head>
<b:skin>
<![CDATA[
/*
<Variable />
<Group>
<Variable />
</Group>
*/
]]>
</b:skin>
<b:defaultmarkups>
<b:defaultmarkup>
<b:includable>
<!-- 制御関連 -->
<b:if><b:elseif /><b:else /></b:if>
<b:switch><b:case /><b:default /></b:switch>
<b:loop></b:loop>
<!-- データ参照 -->
<data: />
<b:eval />
<b:with />
<!-- HTML生成 -->
<b:tag />
<b:attr />
<!-- 他で定義したincludableをここで使う -->
<b:include></b:include>
</b:includable>
</b:defaultmarkup>
<b:defaultmarkups>
</head>
<body>
<b:section>
<b:widget>
<b:widget-settings>
</b:widget-settings>
<!-- 制御関連 -->
<b:if><b:elseif /><b:else /></b:if>
<b:switch><b:case /><b:default /></b:switch>
<b:loop></b:loop>
<!-- データ参照 -->
<data: />
<b:eval />
<!-- HTML生成 -->
<b:tag />
<b:attr />
<b:with />
<!-- 他で定義したincludableをここで使う -->
<b:include></b:include>
</b:widget>
</b:section>
</body>
独自属性の構成
独自属性は、独自タグだけでなく、HTML 標準タグの属性でも利用できます。 利用方法は非常にシンプルで、expr:属性名='式'
と書くだけです。 例えば、現在の記事の URL へのリンクは、<a expr:href='data:post.url'>
となります。
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