Chapter 07無料公開

仕分けした経費

jnst
jnst
2020.11.06に更新

ここでは実際に私が経費にしたものや、それに伴って調べた内容を記述します。
なお、freee での基本的な経費の登録方法は以下をご覧ください。

開業費

2019年4月に開業したので、それ以前の事業の準備のための経費はすべて開業費として扱うことになります。
私の場合は事業用のメールアドレスを作成することにしたので、ドメイン取得費用と、3月分までの G Suite の月額料金は開業費になります。その他にも事業をはじめるにあたっての学習費用として、書籍代も開業費にしました。

  • 独自ドメイン取得費用
  • G Suite の月額料金(3月分)
  • 開業日以前に購入した書籍代

参考: 開業費として認められるのは、どこからどこまで?税務署への届出が関係するの?

新聞図書費

仕事で必要な書籍は経費になります。
私の場合は技術書籍だったり、事業を行う上で必須知識となる税金や確定申告の書籍も経費としました。英語の学習書籍も必要なものなので経費にできます。下記の電子書籍サイトで購入ました。

地代家賃

いま生活している賃貸住宅が仕事場も兼ねているのであれば家賃を経費にできます。
経費にできるのは事業で使っている部分だけなので、全額ではなく一定割合を経費にします。これを家事按分といいます。詳細は「個人事業主 家賃 家事按分」で検索してみてください。

仮に月額10万円の家賃の5割を按分できるなら、年間60万円が経費となり所得金額も大きく下がります。節税対策としても大きな割合を占めることになりますよね。

📝 管理費/共益費もいっしょ

家賃には管理費/共益費がセットでついてきますが、これも地代家賃に含めて1件の経費として登録して大丈夫です。
ただし、物件によっては管理費の内訳に水道代が含まれるような特殊な形態だったり、保証会社を利用する場合に家賃保証費が含まれるケースもあります。この場合は水道代分を水道光熱費、家賃保証費は支払手数料として分けて登録する必要があります。

📝 家賃に消費税はかからない

居住用の賃貸の場合、消費税は非課税となります。freee で経費登録する際は税区分対象外に指定することで明示的に消費税なしにできます。

📝 家賃の支払いは前払い

当月分の家賃は前月に支払うのが一般的な商習慣です。
例えば8月分の家賃は7月28日くらいに引き落とされることが多いのですが、何も考えずに7月28日で経費登録してしまうと8月分の経費なのに7月分として登録されてしまいます。
そこで、前払費用として7月28日に登録し、8月1日に地代家賃として振替することで8月分の経費にできます。
freee での具体的な手順は以下を参照してください。

水道光熱費

家賃と同じ考え方で水道光熱費家事按分できます。
部屋にあるコンセントの数を基準として按分比率を決めたりしますが、詳しくは「水道光熱費 家事按分」でググってみてください。

📝 水道光熱費は後払い

水道代・電気代・ガス代は使った量に応じて料金が決まる従量制なので、後払いが一般的な商習慣です。
例えば8月分の電気代は8月1日〜8月31日までの電力消費量によって最終的な金額が確定し、翌月の9月15日とかに引き落とされます。何も考えずに9月15日で経費登録してしまうと、本来は8月分の経費なのに9月分として登録されてしまいます。

雑費

雑費はどの勘定科目にも当てはまらず、定期的に発生しないものが当てはまります。
私が雑費で計上することになったのは引越費用でした。
住居を事業でも使っており、それに伴う引越しなので引越費用も家事按分することになります。家事按分の比率は地代家賃で決めたものと同じ割合にします。

消耗品費

経費で件数が一番多くなるのは消耗品費だと思います。具体的には以下のものを経費にしました。
ソフトウェアも10万円未満であれば消耗品費です。

  • JetBrain の All Products Pack
  • iPad Pro 整備済製品(個人用途でも使うのであれば家事按分が必要)
  • USB-C ケーブル
  • USB-C 変換コネクタ
  • オフィスチェア
  • NFCリーダーライター
  • 液晶ディスプレイ
  • クリアファイル、ノート、ボールペン、ハサミ、スティックのり、ホッチキス

通信費

電話料金やインターネット料金が該当します。G Suite や AWS/GCP の利用料金、独自ドメイン費用も通信費です。
スマホの月額料金もメールの返信をしたり、仕事に関連する情報を調べたりに使っているので家事按分することで経費にできます。

研修費

英語はエンジニアに限らず多くの仕事で少なからず必要になるので学習費用が経費になります。

また、Udemy のような技術系オンライン講座の料金も研修費になります。

旅費交通費

業務委託として客先常駐するようなケースでは交通費は支給されません。自費になる代わりに経費にできます。
定期券を購入するのであれば領収書をもらえますが、個別の交通費にしたい場合は交通費精算書を記述します。1ヶ月分の合計料金を1件の経費として登録すれば済むので作業が少なくて済みます。
探してみてもちょうど良いフォーマットが見つからなかったので Google スプレッドシートで適当につくりました。

工具器具備品

10万円以上の経費は固定資産としての登録が必要です。

ハードウェアの場合は工具器具備品になります。こちらも下記のようなプライベートでも使うものは家事按分が必要です。

  • iPhone11 Pro
  • MacBook Air

租税公課

業務委託の契約をするときに4,000円の収入印紙を求められたので郵便局で購入しました。収入印紙は租税公課という勘定科目になります。