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【更新版】とりあえず動かす!Cloud9 & React & Amplify & GraphQLの環境構築(Cloud9&React準備編)

2023/11/05に公開

導入

前に書いた記事(とりあえず動かす!Cloud9 & React & Amplify & GraphQLの環境構築)の更新版です。
Cloud9にReactプロジェクトを作成してAmplifyを構築して疎通確認するまでの手順をまとめました。前回記事からの変更点は要点ごとに記事を分けたことです。

留意事項

  • リージョン:オレゴン(us-west-2)
    • リージョンは↑で統一しているので、以降の手順を進める際にはリージョンをオレゴン(us-west-2)で進めます
  • Reactのプロジェクト名:sampleapp
    • 全て↑のフォルダ配下で行います

関連する記事の全体

  1. IAM作成編
  2. Cloud9&React準備編 ← イマココ
  3. Amplify初期化編
  4. GraphQL構築編
  5. function構築編
  6. 疎通確認編
  7. ホスティング編
  8. 後かたずけ編

構成

最終的に下の構成にしたいので今回はCloud9の準備とReactプロジェクトの作成を行います。

Cloud9の作成

Cloud9で「環境の作成」をクリックします。

名前にsampleappと入力してそれ以外は全てデフォルトのままで、一番下の「作成」をクリックします。

しばらくして作成が完了すると以下のようになります。

ディスクボリュームの変更

EC2のディスク容量を拡張します。Amplify CLIをインストールする際にnode.jsのパッケージ容量が増加したため、容量不足によるエラー回避が目的です。

まずはインスタンスを停止するので、EC2で「インスタンス(実行中)」を選択します。

実行中のインスタンスを選択して、「インスタンスの状態」からインスタンスを停止を選択します。

停止したことを確認したら、インスタンスIDを選択します。

下にある「ストレージ」タブをクリックします。

表示されたボリュームIDを選択します。

右の「変更」をクリックします。

サイズ(Gib)で10から20へ変更して、変更ボタンを押します。ダイアログで「変更」を押してしばらく待ちます。

サイズが20GiBになったらディスクボリュームの変更が完了です。

Cloud9の一時認証情報を無力化する

Cloud9を選択して「開く」をクリックします。

しばらくするとCloud9が起動します。

Cloud9の左上「9」(cloud9のアイコン)→Preferenceの順にクリックします。

AWS Settingsを選択します。

「Credencials」のトグルをOFFにします。

npmのアップデート

Amplifyのパッケージで最新を取り込むため、npmをアップデートします。
Cloud9の下にあるターミナルで以下のコマンドを実行します。

npm update -g npm

create-react-appのインストール

Cloud9のターミナルから以下のコマンドで「create-react-app」をインストールします。

npm install -g create-react-app

yarnのインストール

以下のコマンドでyarnをインストールします。

npm install -g yarn

Reactプロジェクト作成

以下のコマンドでReactプロジェクトを新規作成します。

create-react-app sampleapp

次回以降に実行するコマンドは全てsampleappの配下で行うため、あらかじめsampleapp配下へ移動しておきます。

cd sampleapp

以上でCloud9とReactの準備ができました。次回はやっとAmplifyです。

参考にしたサイト

https://blog.proglus.jp/4574/
https://26gram.com/how-to-use-cloud9
https://qiita.com/chibicode/items/8533dd72f1ebaeb4b614
https://qiita.com/kutarou197/items/7a6be9a46739599cd378
https://parashuto.com/rriver/tools/updating-node-js-and-npm

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