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純粋数学記事はZennではなくMathlogに書くべきなのか

2024/09/12に公開

はじめに

最近数学の調べ物をしていてMathlogというサイトを知りました。

https://mathlog.info/

Zennと似た記事投稿サービスですが、数学トピックに特化していて、コアなファンが根付いているように感じました。

Zennに"数学(math)"トピックがあるけど、純粋数学記事は少ない

https://zenn.dev/topics/math

Zennでも"数学(math)"トピックがあり、たくさん記事が書かれていますが、Zennのサービス特性上、プログラミングに関するものが多く、大学院入試を取り扱ったり、数学学術書の解説みたいな、技術と離れた内容のものは少ないように感じます。

「Zennは、エンジニア向けの情報共有コミュニティサービスです」

Zennさんもこのように宣言されていますし、今回は、「純粋数学記事はZennではなくMathLogに書くべきなのか」について考えたことをまとめたいと思います。

https://zenn.dev/tefukuda/scraps/b497d9d1dc2a0e

Mathlogについて

MathlogはZennと同じく、2020年に公開されました。
創業者代表は三嶋隆史さん。
Mathlogで創業後、さまざまなサービスを立ち上げられているようですね...!

https://twitter.com/mishima_ryuji

https://mathlog.info/users/1

💬 Mathlogとは
Mathlogは数学の学びを自由に記録・共有できるWebサービスです。学びの記録や閲覧による学習はもちろん、数学に興味を持つ人々との議論や問題解決を通じた交流もできます。コンテンツの作成画面は数学に特化しており、快適にコンテンツを作成することができます。

https://mathlog.notion.site/Mathlog-670fbb55bf1d4aeb89c41afa42dba068

ユーザ層を見ていると、数学好きの学生さん(中高大)や、仕事をしながら、趣味で数学に触れているといった方が多いように見受けられました。

Zennは職業プログラマの方が多いイメージですね。

サービス機能について

Zennと同じく、記事投稿と本の作成ができます。
ただし、GitHubリポジトリ連携機能はありません。

サイト内広告が貼られていて、有料会員になると非表示にできるといった機能もありますね。

Mathlog内でのプログラミング記事について

逆にMathlog内にプログラミング記事みたいな技術ブログがないか調べてみましたが、JuliaやHaskellへの言及が少しあるぐらいでした。

Zennの中の数学トピックと重なる部分も多いのではないかと思います。

ここまで調べた内容を振り返ってみると、Zennで書いている↓とかMathlogに移した方が良さそうかな...とか思ったりしました。。

https://zenn.dev/fww/books/an-introduction-to-systems-biology

https://zenn.dev/fww/books/nonlinear-dynamics-and-chaos

https://zenn.dev/fww/articles/study_universality-biology

https://zenn.dev/fww/articles/study_researcher-lorentz

https://zenn.dev/fww/articles/study_strogatz-3rd-edition

Zennの中の数少ない数学解説記事について

私が数理系の勉強記事作成にZennを選んだきっかけが、↓の教科書問題の解答例をまとめてくださっている方がいらっしゃったからでした。

https://zenn.dev/yoshitakamo/articles/3c1102bcd9d827

https://zenn.dev/yoshitakamo/articles/0b9a24a0a41d86

相変わらず、アイコンのクセが強い。。

Zennが、どちらかというとQiitaのような技術ブログサービス寄りなのは知ってはいたのですが、↑の記事は本当に参考にさせてもらって、私も同じような記事を書いてみたいなと思って、こちらを選択しました。

GitHubリポジトリ連携機能が最高

上記でも、有志メンバーで解答を作成されていたとのことなので、おそらく、複数メンバーでリポジトリ管理をされていたのではないかと思います。

私もこの機能を使ってデータ管理をしていますが、オフラインローカル環境に常に最新データが残っている安心感がぱないですね。
あとは、使い慣れたVSCodeで編集ができるのも個人的には点数高いです。

Mathlogのプレミアムプランで共同編集ができる機能があるみたいですが、どちらかというとリアルタイム編集の方を重視されているみたいですね。

https://mathlog.info/pricing

おわりに

Mathlogを知ったばかりなのですが、数学好きが集まるサークルみたいなコミュニティ風土が素敵だと感じました。
...ですが、数学の話題だけ投稿するのに、また別のサービスを利用するのはちょっと足踏みしてしまいます。。
ただでさえ、noteに日常のことを書いているのに、これ以上分散させたくはないですね。。

https://note.com/fujiiwebworks/

何より、情報をひとつのリポジトリでまとめておきたい。。(切実

"idea", "tech"に加えて新たな投稿カテゴリー"study"の追加を!

Zennでは記事を投稿するときにTech(技術記事) かIdea(アイデア記事) のどちらかのカテゴリーを選びます。 これは読者が情報収集をしやすくするための仕組みです。
Tech: プログラミングやソフトフェア、ハードウェア、インフラなどの技術に関する記事ならTechを選びます。
Idea: キャリアやマネジメントなど技術に直接関係しないトピックや、リンクを並べたまとめ記事などにはIdeaを選びます。

https://zenn.dev/tech-or-idea

"tech"は実際に実務で行った経験や、試験的に試してみた結果を紹介する記事が多く、"idea"は最新のトレンドやイベント参加レポート、個人的な知見の共有などが多いように思います。

勝手な要望で恐縮ですが、こちらに、「職務に直接は関係ないけど、プログラミング関連の学術分野を勉強してみた」などといった記事や本がまとめられるように新カテゴリー"study"の追加を希望します...!

具体的には、数学・物理学・情報学・経済学・心理学...に関する内容を、このカテゴリーに集結させるといいんじゃないかなぁと感じました。

社会人は知見を広げるために基礎勉強をしている暇はない?

仕事をはじめると、実利主義になりがちで、こんな基礎的な学術内容はあまり関心を向けられないかもしれません。。

や、だからこそ、難しい学術書や教科書でなく、簡単な記事が読めるようなサービスが求められているのではないでしょうか...!??!!??

...実際どうなんでしょうねー

おまけに

試しにMathlogに記事を投稿してみました。

https://mathlog.info/articles/bBE7kD0YF9TtljS7CEcr

有識者の方に早速コメントをいただきました♪
とてもありがたかったです^^

Zennでの場違い感は薄々感じてはいたのですが...
...うーん、移るか。。

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