Cloudflare Meetup Sapporo Vol.2
2023/11/20 に開催された Cloudflare Meetup Sapporo Vol.2 に参加してきたので簡単にまとめてみました
少しでもイベントの面白さ、熱さが伝わると嬉しいです！
AWS CDKとCFnでCloudflareリソース作成してみた - kato さん
IaC を利用した Cloudflare リソースの作成について一纏めに学べる面白い話でした
最新の CFn の記法や作成時のあるある、ドキュメントのやばみ😂など、インフラに詳しくない自分でも楽しく聞くことが出来ました
ニッチなネタと仰っていましたが、実運用では欠かせない IaC について丁寧に解説した貴重な資料でとても勉強になりました
また kato さんの Cloudflare 周りのキャッチアップ力が凄く、wrangler -h のコマンドを一通り叩いたり、Cloudflare Meetup の資料全てに目を通したりするなど話を聞いているだけでモチベーションがアップする熱意を感じました
個人的には資料がとても可愛く、見ていて楽しかったのでまた機会があればお話を伺ってみたいです
資料
WordPressから始まるCloudflare生活 - SimSta さん
WordPress で運用している個人ブログを Cloudflare を通して動かしてみた話でした
WordPress 特有のハマりどころ(リダイレクトループ等)や HTTPS 運用に関する他クラウドとの比較など、実際に技術選定する際に活かせそうな内容が盛りだくさんでした
AWS12冠+GCP5冠(!!)の資格で分かる通りの圧倒的な知識をベースとしたわかりやすい比較、個人運用する場合の観点など面白い資料でした
ご紹介いただいた個人ブログしまがじ！では AWS のアップデート情報を毎週わかりやすくまとめており、見るだけで AWS の知識がモリモリつきそうです
資料
Cloudflare Workers で Slack 上に匿名チャットをつくった - すがわに
前のお二方と異なり、インフラをほぼ意識せずにアプリケーションを動かすことが出来て便利という話をしました 人生初登壇で緊張しまくりでしたが、会場のみなさんが暖かく見守っていただけたので何とか発表を終えることができました
Slackbot 作成における技術選定や、Cloudflare Workers を使えば非常にシンプルかつ格安で Bot 運用が出来るなどメリットをお伝えできたかなと思います
一番の目玉だった実際の匿名チャットデモンストレーションが上手く行かなかったのが心残りなので、次の機会までに修行しておきます
資料
Cloudflare Stream で動画配信 - 不破さん
Moodle+Cloudflare Stream の組み合わせの動画配信についての話でした
Azure Media Services を推した1週間後にサービス終了のお知らせが掲載される😂というまさかのスタートから始まった内容でした。
Azure Media Services を使って1ヶ月かかったアプリケーションが、Cloudflare Stream では2週間で完成した話など Cloudflare の扱いやすさがとても伝わってきました
Cloudflare Stream のエンコードの速さ(Azureの半分以下！)やウォーターマークの埋め込み機能、エンコードの速度、料金の安さなど実際に動画配信で使ってみたくなる面白い内容でした
資料
オフライン限定の資料で面白いネタがいっぱいでした。聞きたい方は是非次回オフライン参加で！
Workers AI、AI gateway、LangChain 三つまとめて一気にやっちゃうよ！ - 亀田さん
Cloudflare Workers の Hello World から始まり、今話題の Cloudflare AI をハンズオンで作成しつつ亀田さんに質問し放題(!)という贅沢な発表でした
僕自身初めて Workers AI に触れたのですが、わずか10分でテキスト AI のアプリケーションを作成することが出来ました
作成途中で「他の言語モデルは使える？」などのちょっとした質問にも優しく答えていただき、楽しくハンズオンを行うことが出来ました
資料
まとめ
最新の Cloudflare スタックの情報をキャッチアップしつつ、実際のユースケースを様々な観点から学ぶことが出来るとても勉強になる楽しいイベントでした！
会場の雰囲気もとても暖かく、初登壇をこのイベントに選んで良かったなと個人的にはとても思いました
オフラインイベントなので遠方の方が参加するのは少し難しいかもしれませんが、懇親会も含め遠方からでも参加する価値がある素晴らしいイベントでした！
次回があればまた登壇して今度こそ完璧な発表を披露できたらなと考えています
最後になりますが、イベントを企画/運営してくださった皆様本当にありがとうございました！
Discussion