「AIで開発はどこまで変わる?OSSの未来、テストの進化…」~【ai】今週の人気記事TOP5(2025/08/31)
【2025/8/31】「AIで開発はどこまで変わる?OSSの未来、テストの進化…」今週の人気記事TOP5(2025/08/31)
13,600スターのOSSでバーンアウトした俺が、AIでOSSの経済を根本から変えようとしている話
フルスタックエンジニアのGunther Brunner氏は、OSSのメンテナーが抱える資金不足と疲弊をAIで解決する「PRiority」を提案。GitHub Actionsを活用し、AIがIssueの見積もりと推奨金額を提示、ユーザーが資金提供するとAIまたは開発者が作業を開始、報酬を支払う仕組み。OSSメンテナーへの高還元率を目指す。1000いいねで開発開始。
AIファーストで全てを書き直す:エンジニアが知るべき新パラダイム
AIを活用した新しいソフトウェア開発パラダイムが提唱されています。重要なのは、Markdown形式によるコンテキスト管理(AGENTS.md等)と、Effect-TSのような型安全なツール、Jujutsu(jj)のようなundo可能なVCSの活用です。これにより、AIがコードを理解・生成しやすくなり、開発速度と品質が向上します。著者は、Context Manager、AI-First IDEなどの具体的なツールの必要性を述べ、古い常識を捨て、AIとの連携で価値を生み出すエンジニアの時代が来たと結論付けています。
組織で育てるAI活用テスト設計の仕組み
メドレーのQAエンジニア小島氏が、AIを活用した組織学習型QAツール「qa-knowledge」を紹介。開発速度10倍を目指す中でQAがボトルネックになる課題に対し、個人のAI活用を組織の資産に変える仕組みを構築。プロンプトとナレッジをGitで一元管理し、テスト観点の標準化と共有を実現。PR情報やコードベースを分析し、テスト観点を絞り込むことで、テスト設計時間を75%削減。障害から学び、継続的な改善を図ることで、品質と速度の両立を目指す。
ルールファイルはプロジェクトの暗黙知を減らすから今すぐ書け
チーム開発におけるルールファイルの重要性と具体的な導入方法を紹介。ルールファイルは、AIの活用や新規メンバーのキャッチアップを容易にし、既存メンバー間の認識のずれを防ぎ、属人化を解消する。具体的な例として、モノレポ構成でのディレクトリ構造やファイル命名規則、CursorやClaudeとの連携方法を提示。ルール整備のプロセス自体に価値があり、メンバー間の認識の違いを明確化できると述べている。
Raycast × OpenAI API × Obsidian で始めるお手軽ジャーナリング
Raycast、OpenAI API、Obsidianを連携させたジャーナリング環境を構築した事例を紹介。Raycastから入力したテキストをOpenAI APIで整形し、タイトル・タグ・感情を自動生成、Obsidianにノートとして保存する。これにより、ジャーナリングのハードルを下げ、思考の整理や脳のリソース解放に繋げる。特に、Structured OutputsによるJSON形式でのデータ取得が重要。リポジトリを公開しており、手軽に試せる。
【2025/8/24】「AI開発、次は「ローカル」が鍵?自動生成の限界とは?」今週の人気記事TOP5(2025/08/24)
同じ5行のコードが全く違って見える12の瞬間、なぜ私たちは学ぶのか?
ココナラのエンジニアが、APIからユーザー名を取得するシンプルな5行のコードを通して、学習の重要性を解説。経験を積むことで、エラー処理、パフォーマンス、セキュリティ、認証認可、信頼性、保守性、テスト容易性、スケーラビリティ、可観測性、チーム開発、Vibe Codingといった様々な観点が見えてくる。最終的には、トレードオフを理解し、状況に応じて最適な判断を下せるようになることが重要。学習を通じて世界の見え方が変わり、それこそが学び続ける理由だと述べている。
FigmaMCP+Cursorで直感的にUIを作成してみる🎨
FigmaMCPとCursorを連携させることで、FigmaのデザインからSwiftUIのコードを自動生成し、UI開発を効率化できる。
手順: FigmaでUIを作成し、個人アクセストークンを取得。CursorにAPIキーを設定し、FigmaデザインのURLをCursorに渡して実装指示を出す。
ポイント: FigmaのAuto Layoutやレイヤー命名規則を統一することで、コード生成の精度が向上する。UIの修正はエディターまたはFigmaで行う。コンポーネントごとに情報を絞り込むと精度が向上する。
Claude Code を Serena MCP で強化しよう!Cursorとも連携するよ。
ローカルで動作するOSSのコーディングエージェントツールキット、Serena MCPを導入し、AIエージェントによる高精度なコード生成と提案を実現する手法を紹介。
Serena MCPはLSPに加えセマンティック解析を強化しており、AIがIDEと同等のコード探索能力を獲得。
AI搭載IDEのCursorとの連携手順を解説し、uv、claude-codeのインストール、Cursorの設定変更、動作確認までを網羅。
大規模プロジェクトにおける複雑なコード解析や構造理解、リファクタリングの影響範囲調査などに特に有効。
APIキー不要でセキュリティ面も安心。
AIはスピードアップできるがショートカットはできない
AIは開発をスピードアップさせるが、本質的なプロセスは変わらない。重要なのは、要件定義、設計、テストといった基礎的な開発スキルだ。AIはコード生成やタスク自動化で効率化に貢献するが、設計の良し悪しやセキュリティリスクを見抜くにはエンジニアの基礎力が不可欠。AIを使いこなすには、技術の基礎力と開発を推進するリーダーシップが重要になる。AIは開発者の能力を拡張するツールであり、基礎力がなければ効果は薄い。
【公開終了】当記事の公開を終了しました(更新履歴のみ)
この記事は、Claude Code Max を利用した開発に関するもので、一時 Zenn のトレンド1位を獲得しました。しかし、Anthropic サーバーへの負荷に関する指摘を受け、記事本文は非公開となりました。
更新履歴によると、記事は Sonnet の利用を前提としていましたが、その点が明記されていませんでした。Opus の利用はサーバー負荷が高いため非推奨です。
また、待機時間のランダム化や再起動ロジックの改善により、誤検知による不要な再起動を防止する対策が施されました。
【2025/8/17】「AI開発、効率化と精度向上どちらを優先する?」今週の人気記事TOP5(2025/08/17)
Claude Codeで開発効率85%UP!AIとの往復を20回→3回に減らす実践テクニック
Claude Codeを活用し、AIとの連携を効率化するテクニックを紹介。詳細な仕様書作成、テスト駆動開発、プロジェクト文脈の共有、LefthookによるCI/CD連携など、5つの解決策でAIとの往復回数を85%削減、開発時間を75%短縮、CIエラー率を90%低下させる効果が実証された。仕様書に基づき、AIに実装とテストを同時に行わせることで、品質と効率を大幅に向上させる。
なぜSerenaを使うとAIのコード編集が正確になるのか?
Serena MCP Serverは、AIによるコード編集の精度向上を実現する。RAGによる意味的なコード検索に加え、LSPを通じてコードの構造解析をAIに提供。これにより、AIはコードの依存関係や影響範囲を正確に把握し、安全なリファクタリングや型チェックが可能になる。RAGの探索能力とLSPの解析能力を組み合わせることで、AIはより信頼できる開発パートナーへと進化する。
ObsidianとClaude Codeを使ったドキュメント活用
外資系ITエンジニアOikon氏が、ObsidianとClaude Codeを活用したドキュメント管理術を紹介。Obsidian VaultをiCloudとGitHubで共有し、Web Clipperで記事を保存。Claude CodeのカスタムコマンドでClippingsフォルダを自動整理、タグ付け、振り分け。Obsidian MCPサーバーをClaude Codeに接続し、ドキュメント検索、査読、参考文献リンク取得、スライド作成などに活用。AIに編集・整理を任せることで、Obsidianの自由度を活かし、AIエージェントのコンテキストとして活用する。
高度演算処理を必要とするPCを10万以内で自作する方法
Yocto Linux開発中にPCが故障した経験から、北神氏は10万円以内でYoctoコンパイルとAI処理が可能な自作PCを構築。Ryzen 5 8600G(6コア12スレッド)、32GBメモリ、Ubuntu環境でYoctoのビルド時間を5時間30分から2時間30分へ短縮。余ったリソースでローカルLLM(gpt-oss 20b, 120b, llama3)を試用し、特にllama3を推奨。自作ケースは必須ではないとし、10万円で高度演算処理を楽しめるサブPCとして提案。
GPT-5の凄い能力~論文を読ませて応用課題が解けるようになった……と思ったけど、Gemini 2.5 Proも解けるようになっていた件
GPT-5とGemini 2.5 Proを対象に、論文を読ませて応用課題を解けるかを検証。
Macro PEGに関する論文を読ませ、XMLサブセットをMacro PEGで表現する課題を出題したところ、GPT-5に加えGemini 2.5 Proも正答。
両モデルとも、回文の例と同様のテクニックを使い、非自明な要素を理解していることが示された。
特にGemini 2.5 Proは短期間で性能が向上しており、LLMの進化が著しいことが示唆された。
【2025/8/13】「Claude Codeで開発爆速化、試してみる?」今週の人気記事TOP5(2025/08/13)
Claude Code のコンテキスト残量を常に表示する
Claude Codeのv1.0.71で、TUIのステータスラインをカスタマイズできる機能が追加されました。これにより、コンテキスト残量を常に表示できます。Claude Codeはコンテキスト幅の80%で/compactを実行し、必要な情報が失われる問題がありましたが、この機能でトークン使用量を監視し、迷走を防げます。設定は.claude/settings.jsonにstatusLineを追加し、トークン使用量に応じて色が変わるステータスラインを表示するstatusline.jsを作成します。statusline.jsはtranscriptファイルを解析し、トークン数を計算します。
Claude Codeで開発効率85%UP!AIとの往復を20回→3回に減らす実践テクニック
Claude Codeを活用し、AIとの連携を効率化するテクニックを紹介。仕様書作成、テスト駆動開発、プロジェクト文脈共有、LefthookによるCI/CD連携により、AIとの往復回数を85%削減、開発時間を75%短縮、CIエラー率を90%低下させることに成功。特に、詳細な仕様書とテストによるAIへの視覚情報付与が重要。これらの手法は、AIを「開発パートナー」に変え、どのAIツールでも応用可能。
Claude Codeの全てを可視化!リアルタイムモニタリングダッシュボードで開発効率を最大化
claude-code-templatesは、Claude Codeのリアルタイムモニタリングダッシュボードをnpxコマンド一つで提供し、開発効率を向上させるツールです。主な機能は、会話表示、トークン使用量追跡、ツール呼び出し詳細、セッション分析で、全てローカル実行でプライバシーを保護します。デバッグ、コスト最適化、チーム開発に活用でき、システムヘルスチェックやプロジェクト設定の最適化機能も搭載。Claude Codeの動作を可視化し、パフォーマンス改善に貢献します。
Claude Codeで2週間→3日に短縮!AI駆動開発でWebサイトを爆速リプレイス
AIを活用し、囲碁会館Webサイトを2週間から3日にリプレイスした事例。
Claude Codeを中心にCursor, Codex, Copilotを組み合わせ、開発効率を85%向上、コーディング時間を88%削減、Lighthouseスコアを96%改善。
Next.js, Firebase, SSG構成で高速・低コスト運用を実現。
特に、SGF形式対応の囲碁棋譜プレイヤーをCanvas APIで実装した点が技術的ハイライト。
AIツールは、機能実装、修正、レビュー対応、レビュー支援と役割分担することで効果を最大化。
gpt-oss:20bをローカル環境で動かしてみた
OpenAIが公開したgpt-oss(20b)をローカル環境で動作検証した記事です。ollamaとopen-webuiを使用し、MacBook Pro(M3 Max, 64GB)で問題なく動作。コマンドラインからも実行可能。gpt-ossはローカルLLMの選択肢として有用で、セキュリティを考慮する際に適しています。ただし、学習データは2024年6月時点とやや古い点に注意が必要です。
【2025/8/3】「Claude CodeとAIコーディング、どこまで進化する?」今週の人気記事TOP5(2025/08/03)
Claude Codeを10倍賢くする無料ツール「Serena」の威力とトークン効率化術
AIコーディングの効率化ツール「Serena MCP」は、Claude Codeの理解力とトークン効率を大幅に向上させる。セマンティック解析により、コードを意味的に理解し、プロジェクト構造を把握することで、指示精度と処理速度が向上する。導入は容易で、カスタムコマンド「/serena」やSub Agent「Serena Expert」との連携で、より高度な活用が可能。特に「/serena」は詳細なオプションで多様な開発ニーズに対応し、トークン消費を最大80%削減できる。
社内で「え、そんなことできるの?」と話題になった Claude Code Custom slash commands の実践活用
Hacobu社内で話題になったClaude CodeのCustom slash commandsの実践活用事例を紹介。
セキュリティ対策自動化(/dependabot-check)、PR作成自動化(/pr)、UIデザイン提案(/ui-advice)の3つのcommandsを例に、Agentic Codingによる業務効率化を解説。
/dependabot-checkでは脆弱性調査・分析を自動化、/prではMermaid図付きのPRを自動生成、/ui-adviceではUIデザイン案を提案。
これらの活用で、作業時間短縮、品質向上、チーム全体の生産性向上を実現。
今後は、コマンド共有文化を醸成し、より複雑なワークフローの自動化を目指す。
開発組織のAI活用を推進した3ヶ月間を振り返る
ナレッジワークで開発組織のAI活用を推進した3ヶ月間の取り組み。
目標を「開発メンバーの8割以上がAI主体のPRを月10件以上出す」と設定し、BigQueryとスプレッドシートで達成状況を可視化。
Copilot, Devin, Cursor, Windsurfに加え、Claude APIやGemini APIなど新規AIツールを積極的に導入。
Notionでの情報共有や月例会でのTips共有でAI活用を促進し、目標を達成。アンケートでは「AI活用のきっかけになった」との回答が得られ、生産性向上に貢献した。
「いい感じに作って」→ 大炎上。AIへの丸投げで痛い目を見た話
AIツールを使いこなすには、指示の出し方が重要。曖昧な指示はAIを混乱させ、期待外れの結果を生む。新人教育の原則を応用し、タスク範囲の明確化、Why→How→Whatの順での指示、タスクの細分化、中間報告、完成定義の設定が有効。具体的なプロンプトテンプレートも紹介。AIを「できる新人」と捉え、適切なコミュニケーションを取ることで、開発効率が向上する。
🚀 Claude Code × Serena MCP:もうバージョンダウンしなくても良いのか...?
Claude Codeのパフォーマンス低下に対応するため、プロジェクトコンテキスト管理ツール「Serena MCP」が紹介されています。Serena MCPはプロジェクト構造を解析し、必要な情報をClaude Codeに提供することで、出力精度を向上させます。Mac環境でのインストール方法として、uvxを使った直接実行、ローカルインストール、Docker、SSEモードが解説されています。初期設定後、プロジェクトディレクトリでコマンドを実行することで、Serenaがプロジェクトをスキャンし、設定のカスタマイズも可能です。SerenaはClaude Codeだけでなく、他のツールとの連携も可能で、著者は出力精度の向上を実感しています。
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