Debian Gnome 環境での GitHub の利用
(作り直し版) Debian Gnome を少ないパッケージで構築 の続き。
対象:
- Debian の最小構成で作業することに喜びを感じる人
- 英語読むから、こんな説明不要だよという人がサボる用
<参考>
GitHub Docs
GitHub Blog
1 GitHub アカウントの準備
GitHub アカウントを作成する。
昔作ったのでパス。
ブラウザから GitHub にログイン。
2 トークンの準備
レポジトリにアクセスするためのトークンを準備する。
Creating a personal access token > Creating a fine-grained personal access token を参照しながら作業する。
右上のユーザから Settings
左の列の Developer settingsと進む
Personal access tokens > Fine-grained tokens をクリック
Generate new token をクリック
上の方から
Token name : IDとして利用する名前を付ける
Expiration : 動作確認には、短い期間を定義
Description : test_user_account ##キーワードになるものを書いておく
Resource owner : 自分のアカウント
Resource owner : 利用するリポジトリに合わせて選択。
一人用の GitHub アカウントなので。All を選択した。
Permissions : 細かくて分からない事がある。日本語の説明はこちらを参照。
きめ細かい個人用アクセス トークンに必要なアクセス許可
使っていると不足分も分かるはずなので、知っているキーワードが出てきたところは選択する。結果は以下。
以後のオペレーションは利用出来たことは確認。
定義が終わったので Generate token をクリック
3 (既存レポジトリの削除)
何度もリポジトリを作っていて、削除したい時
作成済のリポジトリに移動し、Settings > Danger Zone > Delete this repository
https://github.com/[ユーザー名]/[リポジトリ名]
確認画面が出てくるので、[ユーザー名]/[リポジトリ名]
を入力し、[I understand ...]
をクリック
パスワードの確認があった場合、入力
4 新規レポジトリの作成
右上の +より、New repository
Repository name を入力
Public/Private を選択 (目的により選択)
以下はデフォルト値利用
Create repository をクリック
新しくリポジトリが作成され、次に実施することの指示も出ている。
こちらの画面は開いたままにしておき、コンソールでの作業に移る。
5 ローカルOS (Debian) への git の導入
パッケージ導入
# apt install --no-install-recommends git
パッケージリスト保存
$ dpkg -l > `date +%Y%m%d`_000008_git.txt
6 ローカルリポジトリのディレクトリを作成
GitHub のリポジトリを集めておくディレクトリを作成し、各リポジトリを置くように作成する。
イメージは以下 (柑橘類名が別のリポジトリ)
個人ユーザで実施
$ cd #Home directory へ移動
$ mkdir -p github_local/[リポジトリ名]
$ cd github_local/[リポジトリ名]
個人の識別情報の登録
$ git config --global user.name "名前"
$ git config --global user.email メールアドレス
この作業にて~/.gitconfig が作成された。
ファイルの内容を確認する。
$ cat ~/.gitconfig
7 ローカルリポジトリからのファイル登録
続きは
...or create a new repository on the command line に従って実施。
<事前>カレントディレクトリは、今回ローカルリポジトリを配置すると決めた場所になっていること。
7-1. README.md の作成
$ echo "# XXXXXX" >> README.md
7-2. カレントディレクトリを Git リポジトリとして定義
事前事後で git status を確認
$ git status
$ git init
$ git status
7-3. README.md をステージングエリアに追加する。
事後 git status を確認
$ git add README.md
$ git status
7-4. commit
commit 後 ステータスとログ確認
$ git commit -m "first commit"
$ git status
$ git log
7-5. 既存のブランチを master → main への変更
$ git branch
q で抜ける
$ git branch -M main
$ git branch
q で抜ける
7-6. リモートリポジトリ(GitHub) の定義をローカルの git に追加
リモートリポジトリ名は origin
変更前後の remote の定義出力と定義ファイルの表示
$ git remote -v
$ git remote add origin https:/github.com/[ユーザー名]/[リポジトリ名].git
$ git remote -v
$ cat ./git/config
7-7. (問題発生) リモートリポジトリへ書き込み
$ git push -u origin main
push すると証明書の問題が発生した。
Debian でパッケージを追加導入する。
7-8. 証明書の導入
openssl ca-certificates を導入する
# apt install --no-install-recommends openssl ca-certificates
パッケージリスト保存
<事前>カレントディレクトリは、~/package_history に移動していること。
$ dpkg -l > `date +%Y%m%d`_000009_openssl.txt
7-9. リモートリポジトリへ書き込み リトライ
<事前>カレントディレクトリは、今回ローカルリポジトリを配置すると決めた場所になっていること。
$ git push -u origin main
Username: Token name
Password: token入力
$ git log
q で抜ける
7-10. リモートリポジトリへの反映確認
ブラウザより、以下を表示するとローカルで作成した README.md が登録されている。
https:/github.com/[ユーザー名]/[リポジトリ名]
8 リモートリポジトリでのファイル登録
リモートリポジトリでのファイルの追加
ブラウザの画面から、リモートリポジトリにファイルを追加する。
Add file > Create new file
ファイル名を記載し、Edit new file タブ内に記載
コメントを残して、Commit new file をクリック
新しくファイルが登録された
9 リモートリポジトリ → ローカルリポジトリ の反映
ローカルリポジトリへの反映
$ ls -l
$ git pull
Username: Token name
Password: token入力
$ ls -l
$ git log
q で抜ける
10 ローカルで修正し、リモートリポジトリへ 反映
2nd_file.md を編集するが、add, commit push の手順は README.md の作業と同じ
$ cd ~/github_local/[リモートリポジトリ]
$ echo "new line `date`" >> 2nd_file.md
$ cat 2nd_file.md
$ git add 2nd_file.md
$ git commit -m "2nd_file 2nd commit"
$ git push -u origin main
Username: Token name
Password: token入力
$ git log
q で抜ける
ブラウザの画面より、2nd_file.md への反映を確認
11 リモートリポジトリには、すでにファイルがあって、後からローカルにリポジトリをつくる
ここまでで作ったローカルリポジトリを削除し、個人ユーザの git の設定も削除。
git が利用できる状態で、既存のリモートリポジトリを利用できるようにする手順。
11-1 準備 リポジトリ、設定の削除
ローカルリポジトリを削除
$ cd ~/github_local
$ ls -l
$ rm -rf [ローカルリポジトリのフォルダ]
$ ls -l
git の設定を削除
$ cd
$ ls -al .gitconfig
$ cat .gitconfig
$ rm .gitconfig
$ ls -al .gitconfig
11-2 Git 個人の識別情報の登録
GitHubに接続する為の設定追加
(さっき消したので)個人の識別情報の登録
$ git config --global user.name "名前"
$ git config --global user.email メールアドレス
11-3 ローカルリポジトリの作成 (git clone)
ローカルリポジトリを作成する1階層上のディレクトリに移動
$ cd ~/github_local
git clone
$ git clone https://github.com/[ユーザー名]/[リポジトリ名].git
Username: Token name
Password: token入力
$ ls -l
ここまでのコミットした記録を見る
$ cd [ローカルリポジトリのフォルダ]
$ git log
q で抜ける
12 終わりに
GitHub を利用する環境はできたので、続きは本やネットで学習しよう。
Pro Git
Pro Git 日本語翻訳
VSCode からの GitHub の利用に続きますが、Windows などとも同じなので要らなかも。
つづき Visual Studio Code の利用 (Debian Gnome + GitHub の環境)
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