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学びや思考のアウトプットを習慣化するトライ(1週目)

2020/10/26に公開

この記事は「学びや思考のアウトプットを習慣化するトライ」の1週目のレポート記事です。
このトライでは、慢性的に対外的アウトプットができなくなっている筆者が、その理由を分析して立てた仮説をベースに改善のためのアクションを実施し、週次で振り返るサイクルを回しています。

トライの詳しい経緯については、0週目の記事をご参照ください。

定点観測

|指標|予定|実際|
|:--|:--|:--|:--|
|書けた本数(Delivery)|1本|1本|
|使った時間(Cost)|4.5h|5.5h|

思いの外日曜日に時間が取れたので、執筆関係の作業に使えた時間は予定よりも少しだけ多くなりました。実際やってみて大ブレもしなかったので、当分はこの数字のままいきたいと思います。

今週のトライ

改善テーマ トライ詳細 達成目標 結果(達成/未達)
書き始めの条件を明確にする なんとなくいけそう、な状態をざっくりモデル化する モデルができていること 達成
書き始めの条件を明確にする なんとなくいけそう、な状態のケースを集める。学びや気付き、思考を社内のslackに流す 1 slack post/day 達成

なんとなくいけそう、な状態のモデル

今週は「なんとなくいけそうと感じて、見切り発車で記事を書き始めてしまう」状態を知るために、そのモデル化を試みました。

現在の状態や過去の経験含め整理してみると、僕はどうやら学びや気づきの質と量の組み合わせで「なんとなくいけそう」を感じていることがわかりました。図にすると次のような感じです。

赤線のラインを超えることが、書けそうだと感じる条件です。図中に❶❷❸と書いてある点がありますが、これは学びや気づきの種類でパターンになっています。

番号 パターン
質が良い 業務の中で目新しい気づきやひらめきがあった。ちょっとした発見なので、記事にしたら面白いかもしれない
質も量もそこそこ 業務の中で調べたり実践したりを通して、知識も勘所もついてきた。実務で役立っているし、記事にしたら役に立つかもしれない
量が多い 本を読んだり、そのテーマについて詳しく調べたりして、体系的な知識がついた。記事も書けそうだ

ところが、これらの多くの場合において記事が書けていません。その理由は、いずれの場合でも記事を書くには不十分だと感じているからです。書き始められないか、書き始めたとしても途中で手が止まってしまいます。

では、どのような状態なら記事を書くことができるのでしょう。いままで書ききることができて、満足もできた場合を思い返してみると、それは学びや気づきの「質が良く量も多い」状態でした。図にすると点❹のあたりです。

❹の状態で書ける記事を期待して、❶❷❸で記事を書こうとしても不十分だと感じてしまうのは当然です。この状態で記事を書き始めても、見切り発車になってしまいます。

振り返り

今週は、まず第一週目のレポート記事を出すことができたのが大きな収穫でした。かなり余裕のある目標設定ですが、引き続きこれを継続していくことをベースに習慣化を進めていきたいと思います。

また、「なんとなくいけそう」状態をモデル化できたことで、「見切り発車にならない書き始めの条件」に向けて一歩前進できました。前週の記事からの引用になりますが、いま次の5つの問いに順に答えていこうとしています。

  1. 見切り発車しているのはどんな状態か
  2. 見切り発車したときに、どんな記事が書きたい(書けそうと思っている)のか
  3. 見切り発車して空中分解するまでの流れには法則があるか
  4. 法則があるとすれば、各ケースでなぜ空中分解するか、何が足りないか
  5. 見切り発車にならない書き始めの条件

今回のモデルによって、1と2の問いにこたえることができます。

問い こたえ
1 見切り発車しているのはどんな状態か 学びや気づきの質が良いか、量がおおいか、あるいは両方ともそこそこある状態
2 見切り発車したときに、どんな記事が書きたい(書けそうと思っている)のか 学びや気づきの質が良く量も多い状態で書けるような記事。具体的には、発見や示唆に加えて、分量的なボリュームもある長めの記事

次は、3と4に答えるべく、今回のモデルで見切り発車するケースをさらに具体的にしていきたいと思います。今週と同じく、モデル化と具体的な事例集めの両方のアクションをトライにします。

次週のトライ

改善テーマ トライ詳細 達成目標
書き始めの条件を明確にする なんとなくいけそうモデルの❶❷❸における見切り発車=>空中分解の流れのパターンを出す ❶❷❸のそれぞれについて流れのパターンが出せていること
書き始めの条件を明確にする いま「なんとなくいけそう」なものについて、❶❷❸のどのパターンなのか整理・言語化し、状態を日次で更新する。決まったフォーマットで書く 1 update / day

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