Amazon FSx for OpenZFSを使用してWindowsで使えるファイルサーバーを作る(1)
1回目 https://zenn.dev/tositada/articles/d5f6649c73ca5f
2回目 https://zenn.dev/tositada/articles/a1f2ffd78e1a8e
3回目 https://zenn.dev/tositada/articles/3be0df647be88b
Amazon FSx for OpenZFSをWindowsで使用する。
windowsで、AWSのファイルサーバーを使用するとなった時にFSx for WindowsServerがあげられます。
FSx for WindowsServerを使用する場合には、ActiveDirectoryが必須となります。
一般のご家庭には、ActiveDirectoryなどないので、FSx for WindowsServerは、かなりハードルが高いです。
AWS re:Invent 2021でAmazon FSx for OpenZFSが発表されました。このサービスを使用することでActiveDirectoryがなくてもWindowsで使用できるファイルサーバーを用意することができます。
ファイルサーバの構築についてを何回かに分けてご紹介していきます。
Amazon FSx for OpenZFS
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OpenZFSファイルシステム用のAmazonFSxは、業界標準のNFSプロトコル(v3、v4.0、v4.1、v4.2)を使用して、Linux、Windows、およびmacOSから広くアクセスできます。
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Amazon FSx for OpenZFSは、AWS Gravitonプロセッサと、最新のAWSディスクおよびネットワーキングテクノロジーを搭載しています。
- 数百マイクロ秒のレイテンシで最大100万IOPSを提供します。高性能です。
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インスタントポイントインタイムスナップショットや、データクローニングなどのOpenZFS機能を完全にサポートします。
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フルマネージドシステムです。
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他のAWSサービスとの豊富な統合も提供します。
構成
構成はこんな感じです。
以下の順番でファイルサーバーの構築を行います。
(1)AWS Certification Managerの認証作成
(2)FSXの作成
(3)AWS Client VPN の構築
(4) Windowsからの操作
さいごに
何回か続くので見てもらえると嬉しいです。
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