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三頭身RPG・海岸の決闘

2023/07/27に公開

三頭身RPG・目次

拙作『三頭身RPG』(以後は本作)を作るにあたって考えたことなど、つらつら書いて行きます。
今回は学園からラミアの里について。
アルド・アクジャ・ニナ・アイセルの構成です。
今回の目的はアイセルのドワーフの生き残りを探しがメインです。

恵まれし子らの学園


ラミアとの交流が始まり、世界が融和に向かっているところを表現しています。


学園の中にワープゲートを設置したのは、獣とかモンスターがここ通っていかないようにするためだと思いますが、教室のど真ん中に作るセンスもどうかと思う。
ゲーム的にはラミアの里との往復も流石に飽きたろうという親切心です。
サハギンの牙集めで下手すると4、5回往復している人がいると思うので。

アイセルの婚約


首チョンパしている鎧は、歩行グラフィック作る時に頭をレイヤー分けして作っててよかったという感じです。頭レイヤーを消すだけで簡単にできました。

首なし鎧は正面1パターンだけですが、園長先生本体はちゃんと4方向作りました。
顔グラフィックもご覧の通り専用のものを用意しています。
なお園長先生は、最初から左下にわざとらしく兜が見えています。

でまぁ、色々ありましたがやっとアイセルの目的が達成されました、おめでとう!そしておめでとう!!
あと、国王に対して「理想のヒゲ」と言ってたのは伏線です!園長先生のヒゲは「理想のヒゲの上を行く理想のヒゲ」なんだと思います。

ここでアイセルはあっさりパーティから抜けますが、この辺もキャラ毎の目的はそれぞれというところを強調したかったためです。そのキャラにとって何が一番重要かを考えると「それはそう」と納得してもらえると思います。
ゲーム的には「装備はどうなんの!?」とは思いますが(笑)


割と後に出てくる地域にいる人が弱いわけがない、いわゆる「ラスダン前の村人」理論です。

ちなみにピート君がターンアンデッドとかできないと言っていたのは、彼がアホだからなのではなくクラスが聖職者ではなく回復術師だからです、アクジャも回復術師です。
何気にゲームのチュートリアル的なことを言ってたわけなんですけど、ギャグとして流れてしまった気もします(笑)
ま、ともかく。聖職者がメンバーになることがない本作では、ますます聖水の価値があるわけなのです。


さて一行は獣人達の加勢をするために洞窟へ向かいますが、その途中この先目的地になる白雪山をちらっと紹介。
ずっとマップ上にありはしたんですけど、あんまり積極的に気づかせようともしてないんで、気づいてない人もいるかなーと思って。

洞窟を抜けて


要するに雷を中心に戦闘を組み立てろよ、という話ですね。
アクジャがだいぶ抜けてたんで、ちょっと活躍してもらおうかなと思って。
ただ、よく考えたら前にハーピーとか相手にしてた時も相当活躍してたんで、ここでさらに推す必要はなかったか?と思わないでもない。

本作の聖水の場合、アンデッド系に600%効くという狂った性能持ってる上に安いですからね。
ゴーストとかゾンビとか出てきた時に、戦士はとにかく聖水投げしてたプレイヤーも多い気がします。


この洞窟に来るのは3回目です。最初はエレノアのレベルアップと対サハギンで、次はサハギンの牙探し、そして今回は人魂が出てきています。
人魂は今度の中ボス鬼武者と同じ性質を持っているので、ボス戦の練習台として存在しています。

よくRPGの雑魚は弱すぎてボタン連打になって虚無、逆に作戦が必要なほどターンがかかるとかウザいだけという意見もあります。と言ってボス戦だけだと戦闘の操作方法や様々な仕組みを覚える場がなくぶっつけ本番になってしまうので、やっぱり面白くありません。
『暴れん坊プリンセス』がボス戦しかないタイプのRPGなんですが、やっぱ雑魚戦必要だなと思いました。

「そいつ殺せない」と続きそうだが続かない。
ともかく、前から話しかけるか後ろから話しかけるかで微妙にリアクションが違うの面白いですね。
やはりインタラクティブな遊びであるからには、プレイヤーごとの経験に違いがあったほうが楽しいと思うのです。

仕込むのは結構面倒臭いし、普通はどれかひとつしか見ないんだな、と思うと寂しい気持ちになるかもしれません。
しかしゲームはマップの移動ひとつ取っても常に選択肢を選び続けているわけなので、気にすることはないです。あまりにオーバーコストにならないようにだけ気にしておけば。

水面に月が映ってますね。これ作っているときは最終決戦場は月にしようかと思ってました。
『ファイナルファンタジーⅣ』みたいに……って他にもなんかあったっけ?
なんとなくロボットアニメは最終決戦が月になる印象あるんだけど『勇者エクスカイザー』と『機動新世紀ガンダムX』以外に何があったかなぁ。

なお、この場面は演出上夜にしています。夜になるの王都以来2回目かな?
ツクールのフィルタ機能、便利ですね。


お館様は戦ったら絶対強いので、吹っ飛ばされて崖に激突するだけでなく、結界で力使い切ったということにして戦えない理由にしておきました。
武者を覆っている結界は、岩を半透明にして重ねてます。後で空島に出現する岩と同じものです。

割と鬼武者は手強いので、直前でも情報を与えて対策を取れるようにしておきました。
あと、ハヤテマルの毒がメチャメチャ強いということに気づいてない人もいるかなー、と思って今後のクライマックスに向かってチュートリアルしておきました。
同時にハヤテマルがパーティに加わり4人体制になります。


空島から増援がやってきて、この場でアイテムの購入と回復、そして洞窟に入ればレベルアップと金稼ぎができるようになって、RPGのプレイサイクルが完成しました。
これだけあれば延々プレイしてしまうぐらい、RPGは素晴らしいシステムだと思ってます。
逆にこの戦闘(入手・疲弊)、消費、回復が回らなくならないように気をつける必要があります。
例えば消費する必要がないくらい潤沢にアイテムを持っている状態になるとか、逆に入手できる金が少なすぎるとか、ですね。

ここでは脱出路としてのボスがいるので、ボスを倒せるまでサイクルが回ればOKです。

ラミアの里へ

鬼武者を倒したことでラミアの里の結界も解かれ、中に入れるようになります。
そして割とVIPの皆さんと会議。
ここは珍しくパーティメンバーは会議の席につきません。
もう5人いるから十分プレイヤーに渡したい情報は渡せるので。


世界中に現れた巨大モンスターはラミアが封印していたものだったが、何者かによって解かれたのだった!!
なんでそんな物騒なのがウロウロしてんのに、みんな普通に暮らしてんのって疑問に対するエクスキューズを出してます。
まぁそんなん「RPGのお約束ですから」で流してもいいんですが、何か理屈をつけられるならつけておくと「ほほう」とプレイヤーはなるので、思いついた理屈は邪魔にならない程度に伝えておくといいと思います。

ともかくここで、どうも和の里の主戦力がラミアの里におびき出され、和の里が危機っぽい!

ヴェルヴェットルーム

ワープゲートが開通して学園に戻り、一足先に準備していたアイセルとロプロスに乗って空島へ。
ちなみにこの時、ワープゲート使わずに徒歩で帰ることもできます。
一応、取り忘れた宝箱とか取りに行くターンということになっているので。

『幽☆遊☆白書』はメジャー次回予告なんで、どっか入れたかったんですよね。
とはいえ結局、メジャー次回予告フレーズ「君は生き延びることができるか」入れてない気がするんですがガンダムの次回予告色々入れてるのに。

まとめ

開発日誌です

## 2022-07-14
学園に降りるまで作成。

## 2022-07-15
『三頭身RPG』Ver.16.0の調整。

## 2022-07-16
『三頭身RPG』Ver.16.0公開!

## 2022-07-23
『三頭身RPG』Ver.17.0公開!

## 2022-07-24
『三頭身RPG』学園部分を作る。

## 2022-07-25
『三頭身RPG』学園部分を作る。

## 2022-07-26
『三頭身RPG』ラミアの里を作る。

## 2022-07-27
『三頭身RPG』ラミアの洞窟を作る。

## 2022-07-28
『三頭身RPG』海岸の決闘を作る。

## 2022-07-29
『三頭身RPG』ラミアの里の会議を作る。

## 2022-07-30
『三頭身RPG』Ver.18.0(20時)公開!

この頃、ヘルプに加え倒れグラフィックを描き始めたので、この辺りから登場人物が倒れがちです。
その前倒れグラフィックがあったのはアルドとニナ、セシリアの調整槽で寝るキャラだけだったと思います。仰向けパターンだけですが。

今回のツクーラー・まいシャさんのリプレイはこちら。
セーブデータが巻き戻ってしまった - 新・星門記★
の後半部分
いつからこんな城が建っていた? - 新・星門記★
の最初ちょっと。

前回 三頭身RPG・時の迷宮・次回 三頭身RPG・魔城

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