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三頭身RPG・最終決戦へ!

2023/08/04に公開

三頭身RPG・目次

拙作『三頭身RPG』(以後は本作)を作るにあたって考えたことなど、つらつら書いて行きます。
今回は最終決戦について。

空島で準備


巨大船のキャラグラフィックはなかったので、ドームのタイルを巨大船ということにしてます。
見立て!日本伝統の見立てというやつです!!

にしても和の里の島と西の国の城が画面内に入る、我ながら絶妙な配置です。


王様の伝言を伝えらようと西の城に行くとドラゴンを見て衛兵が狼狽えます。
せっかく作った倒れグラフィックを活用してます。

ちょいちょい出てくるドラゴンリアリティショックですが、これは『ニンジャスレイヤー』のニンジャリアリティショックのパロディです。

あとついでに、ピーちゃんとポセイドンを偵察に出しているので、顔グラフィックから消えてます。


これ、もっと前にやろうと思って完全に忘れていたのですが、キャラのみんなも忘れることあるだろ(笑)ということで思い出したように……というか思い出して占いします。
作ったばかりの鍵だから占いできない、という言い訳してるだけなんですけど、疑問に思ったままもやもやしている人もいるかもしれないし、僕も気づいたからには放置しているともやもやしていたので、蛇足かなと思いつつひとくさり。


最初「まんじゅう大好きな半裸のおじさん」というどのカゴに分類していいかよくわからないキャラとして出てきた店長こと元魔王。
話が進むに従って、一人で空島にたかってたモンスターを一掃して20年保つはずの結界を破壊するわ、一瞬で未知の気球やコントローラの構造見抜くわで「やっぱりこの人ただもんではない」感が強まって極まってます。
おちゃらけた感じのおっさんがメチャメチャ強いのってトキメキですね。
そしてこのおっさんが凄ければ凄いほど、ハロルド一行の凄さが際立ってくる作りになってます。


この岩、ちゃんと小さくなってます!
それと一応ここで大理石は魔力を吸着しやすいということを解説してます。

また、アイセルもフォトントーピドーを習得!アイセルファンも納得!!
「姫のために、パワード白銀の鎧を改造しておきました!」というパターンも考えなくはなかったんですが、魔導師が装備して腕力が上がってもそんな嬉しくない、てゆーかホコグラと立ち絵を新規に作らなきゃダメじゃん、めんどくさ!!ということで却下です。


マリーダさんココにいます(笑)
太り過ぎて通常の調整層に入れないので、上主様といっしょ!
上主様もまた調整層に頼らないと崩壊してしまうほど弱っている、ということに気づいてもらえ……そこまで察しのいい人はなかなかいないかー。


基本的に空島の妖精連中はスットボケてます。
そんな妖精が変態した女神さんたちも、大概スットボケてます。


無理矢理感溢れるSEGAネタを終盤だろうがナンだろうがブッ込んできます。

母者人が調整した身体の全属性を無くしてしまう強力な薬「アブソリュートゼロ」を4本をもらいます。
コントローラ4個、この4が何を意味しているのかっ!!………分かりますよね?
いやプレイしている時は多分、素直にメッザノッテたち4人を無力化するために使うと思ってるんじゃないかと思いますが、ここで冷静に考えると分かるんじゃないかなー。

さてここで懐紙2枚を処方箋に置き換えますけど、これも余計なアイテム減らしとこう作戦のひとつです。


顔グラフィックにもピーちゃんたちが戻ってきてます。

さてこのクレーター、最初からマップ上にしれっと置いてましたが(そういうの多いな)、単に移動不可地形なのであまり気にしてなかった人…どころか気づいてない人も多いと思います。
他にアクジャの故郷の北の山から川に水が流れ込んでいるところとか、ちょっと怪しげな場所はなんか必要なときにダンジョンにできる候補みたいなの用意していました。
クレーターは、なんか発見されたという感じに使って直接行ける場所にする予定ではなかったんですけど、ロケットで月へ行く作戦をやめたところで、宇宙と繋がっている場所ということで、最終決戦場となりました。風景的に宇宙っぽさのある荒野ですしね。

ワールドマップ


最終盤まで来てやっとワールドマップを飛び回れます!
でも、クレーターと空島しか着陸できないとか、街やダンジョンに入れないとか、制限ありまくりです。
面倒臭いので!!


これまでの軌跡をご確認ください。
基本はハルマキさんのマップなんですけど、東の和の里と海上都市を追加したり色々やってます。

結局、飛行船の使い方よくわからなくてこのマップ上のロプロスは処理的には、舟なんですよねここでのロプロス(影ないですよね)
これ、ゲーム内で移動できるワールドマップのデータそのまま…つまりピクチャです。
そしてピクチャ背景の上の透明マップは海扱いなんですよ……無理矢理!!

最終決戦!!

ではクレーターに降り立つところから最終決戦までダイジェストでやっていきます。


ロプロスにはステルス機能がついているので、敵に知られないように侵入できます。
画面右はクレーターの縁を盛り上げて進めないようにしました。『カラテカ』がスタート地点から一歩下がると死ぬというエクストリームな示し方で進行方向を教えてくれましたが、今時だとクソゲーと呼ばれてしまうので(当時からでは?)本作では即死トラップは、ちょっと前のアクジャの選択肢しかない…と思います。
『カラテカ』別にファミコン版も含めてクソゲーではないと思います……というか配管工の身体能力が高すぎる方がおかしいですよ!


ずっと西(左)側に進むとメッザノッテたちが儀式を行っていますが、うまく行っていないようです。

プレイヤーたちが画面右から左に進むという『スーパーマリオブラザーズ』からの伝統の逆をやっているのは、戦闘シーンでの立ち位置が画面右側だったからです。
『マリーのアトリエ』とか『俺の屍を超えてゆけ』で基本的な進行方向と戦闘シーンとでキャラの向きが逆になるのがとにかく気持ち悪くて、そうはすまい!と心の誓っていたのでした。


またちょっと進むと召喚をステラに任せてセラータも血を捧げ、何が何でも魔王の復活をなしてやるという意気を見せます
こんな感じで同じ場面描写を繰り返しつつ、少しずつ状況を変化させることでカウントダウン的効果を狙っています。
そしてやっていることを「一人が血を捧げる」「二人が血を捧げる」と過剰にして盛り上げていきます。


儀式に参加していなかったトニトが、一行を発見して近づいて来たところをロプロスが強襲!しかしバトルギミックの力によって吹っ飛ばされるロプロス!ロプロース!!
これで、空島にもどれなくなりました。
『ファイナルファンタジーⅢ』のクリスタルの塔のセーブなし登頂が悪名高いですが、ある程度セーブポイントから最終決戦の場が離れている方が盛り上がりがあるのも確かです。

また、超強力な戦力であるロプロスが一蹴されることで敵の強さも表現できますし、そのあとの戦いであっさり勝てば「ロプロスが弱らせてくれたから楽に倒せた」と思えるし苦戦すれば「さすがあのロプロスを倒しただけある」となるのでとっても便利です!


戦闘シーンも凝っています。やっと戦闘シーンの実行内容の使い方わかって来たので(笑)
最終決戦直前ですよ!?

それはともかく、ここでポイントはチャージャーがトニトのMPを毎ターン回復することです。
トニトは頭は非常に良いのですが、実のところ戦闘能力の全部が姉のステラが作ったギミック頼りです。
MAX MPはスパークを1〜2発撃ったら終了する程度しか持ちません。
というか普通の人の魔法力は魔族も含めてそんなものなのがこの世界です。
なのでMPタンクであるチャージャーを外部にセットして無限にスパークを撃って来ます。
……つまりめっちゃ強いのでは?でも攻略法もわかりましたね。
これは裏設定知らないとわからないというものではなく、画面写真を見れば分かる通り、戦闘中の表示でロコツに分かるようにしています。

また直前に王家の紋章と雷の指輪を手に入れているので、装備すればスパークをかなり軽減できます。


勝つとトニトの手足が爆発して吹っ飛びます。スカーレットが「未完成」と言っていたのも頷けます。
さすが最終決戦!この場面専用のホコグラです!!
ゲーム画面ではスパークのアニメーションしてます!地味!!だけど贅沢!!!

そこに車椅子を持ってステラが駆けつけ、慣れた手つきでトニトを運んで行きます。
これまで出て来た車椅子とトニトを結びつけていなかった人も、ここで「あっ!」と気づいてくれると嬉しいですが⋯多分ほとんどの人は気づかないじゃないかなぁ、僕も大概ボーッとゲームしてますから、いちプレイヤーとして本作をプレイしていたら気づかない自信あるね(笑)


さてまた同じ場面ですが、今度はさらに過激になりトニトが血だけでなく自分の体そのものを捧げると言い出します。
さぁいよいよ盛り上がって来ました!という感じでしょうか。

まとめ

今回のツクーラー・まいシャさんのリプレイはこちら。
ゴタゴタしていたので2月中にプレイできなかったが… - 新・星門記★

前回 三頭身RPG・大海戦・次回 三頭身RPG・最終決戦!!

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