三頭身RPG・最終決戦!!
拙作『三頭身RPG』(以後は本作)を作るにあたって考えたことなど、つらつら書いて行きます。
今回は最終決戦について、後編。
決戦へ!!
前回からの続きです。
さらに進むとセラータがスライムを召喚します。
巨大船のエレベータで最後の封印が解かれたわけですから、もうセラータは弾切れです!
それでも必死で召喚を試みたところ、なんか見覚えのあるスライムがでて来ます。
これ召喚の仕組みと[大事なもの]の仕組みに似たところがあって影響したとかなんとか設定考えたりもしたんですが、結局「向こう側」でなんかやったというのは間違い無いので、その辺の説明で補強することもないかなと、本編では流してます。
ダ…ダサい。ロブとサラマンダーと勇者の剣をコラージュしてできた新生命体です。違和感のないようにペタペタと境界をペイントして作りました。
この剣は…どこから持って来たんだっけ、敵グラフィックのどれかだった気がするけど思い出せない。
思い出せなくても同じ利用規約だから問題ない!
しかしほとんど瞬時にこの合成獣を作れるのだからメッザノッテも大したものです。
だだまぁ…弱いんですけどね結局、スライムだしロブなんで。
せっかく作ったので、倒れグラフィックを活用します。
最初から倒れグラフィックができていたら、村のひとつぐらいは焼いたかもしれませんね(笑)笑い事ではない。
アブソリュートゼロが消えてアルドが慌てるなか、ハヤテマル忍者らしく一瞬で3人(?)を昏倒させてます。
時々、イベントシーンでスキルを使ってますが、MPやTPは消費しません。厳密にやって「MPが足りません」とかメッセージ出した後どうしていいかわからんし。
そもそもスキル覚えてない可能性もあるのですが、クラス的にできるからやる、というどんぶり勘定でやっています。
召喚に成功したのか、トニトが中空に浮かび大量の雷を受けています。
夕暮れを舞台にしたのは黄金のような色合いで神話的な雰囲気が出るかなと言うのと、黄昏に夜が寄り添う時という予言が夕暮れ時を意味しているという解釈でもあります。
この辺のエフェクトは標準のものを使っているのですが、今一つ使い方がわかっておらず、座標がずれたりしています。
ただしこのクライマックスではピッタリ合って良かった、良かった。
マップ切り替えを駆使してズームアウトを表現していますが…ズーム機能と組み合わせてもうちょっとスムースにズームアウトしたいところなんですが…標準のズーム機能とトランジションは機能が低くて断念。
機能が高くても綺麗に繋ぐのは難しかった気はしますが、現在のガッ、ガッと広がっていく感じもそんな悪くないなと思ったりもしてます。
最初は月(衛星)上での決戦を考えてたんですが、間延びしそうだったんでボツにしました。
で、結局宇宙の演出はこんな感じになったんですけど「え、かっこいい」って思ったので僕の勝ちです(過去の自分と戦ってる)
なお素材は全部、無加工の標準のものです。
魔王復活!!
ツクラーなら大抵、こいつが魔王として出てくるのはわかってたと思います。赤い靴の海パン野郎。
今まで2000年前2000年前としつこく言って『RPGツクール2000』を意識させてましたし、勇者アレックスも登場しましたしね。
剣の岩の力を借りて、病弱の上主様も(怒首領蜂)大復活!
残った大型キャラ素材をここぞと投入!
三頭身キャラに頭身合わせたかったんですが、左の上主様はともかく右が大変で…結局両方とも標準のまま出て来てます。
本作は画面サイズを標準よりかなり大きくしていると言ってもボス級が三体出ると流石に狭い!
強い味方が出てきて、さらに強い敵にあっさりやられる。
バトルものの定番で、ロプロスが吹っ飛ばされたのと同じ演出ですね。
ただこの二人は事前に強さを見せてないので、前座感が半端ないですが(笑)
どちらかというと目的は、一旦メニューを開いてもらうためにパーティメンバーの体力を減らすか戦闘不能にするということなので「あーもーなにしに出て来たの上主様はー」とかプレイヤーに思ってもらっても全然構いません。
あと、倒れグラフィック作ったので大いに活用しています。
正式なゲームオーバー画面ではなく背景にゲームオーバー画像貼っただけのマップなんですけど、正式なゲームオーバー画面は拡大されて左右にピッチリ合ってます。
一緒になるように調整したほうがいいかなとも思ったんですが、演出で入ってると思ってもらっても特に困らないので、嘘画面っぽいままにしました。
どんなわけだかわかりませんが、ハロルドたちがオーブを持って駆けつけ、魔王に対して結界を張ります。
しかし、完全な結界を作るにはオーブが6つ必要!ど…どうしたら。
そこに駆けつけたのはスカーレットとウィルの元四天王の2人!
オーブを新規に作っていたのが功を奏しました。伏線回収!!
セシリアとエレノアで天丼。一緒に旅したことないのに、息があってますな(笑)
ここで一旦、動けるようになって周りの人たちに話しかけることができます。
魔王がクリスタルの結界に入っているんでセーブポイントと間違えないように(笑)
ラストバトルでこんな地味な背景というのも珍しいと思います。
月面でラストバトルみたいに想定していたので、イメージ的には奥の方は宇宙だったんですが、結局宇宙には出ていかなかったんで、こんな感じになりました。
「勇者の剣」は魔王に対して篦棒に強いです。そのため勇者の剣専用の魔王属性を作りました。
逆に装備してない場合、相当倒すの大変だと思いますが、勇者の剣を装備してない場合のやりとりも用意しています。
とはいえ、この後のイベントは「勇者の剣」のおかげで倒せたという体で話は進みます。
要は「勇者が戦って他のみんなはサポート」という形でラストバトルを作りたかったんですよね。
さてこの魔王は伝説とかでずっと話題には出してきましたが、結局は「ポッと出の敵」ではあるので、宰相として出てきたところからプレイヤーとは縁のあるトニトと戦うという形にしました。
力は魔王、精神はトニトと、ある種パワード白銀の鎧に乗ったロブみたいなもんですね(笑)
ヴェルヴェットルーム
第三部完!と書きたいところですが、特に部は分けてないので。
ヴェルヴェットルーム区切りだと…いくつあるんだ?少なくとも第三部は相当前ですね。
ガンダムはなくてもZガンダムはありまぁす!
なお、このページでは激しくネタバレしています。
まとめ
えーこのクレーターに入ってからラストバトルまで3週間ぐらい…もしかしてひと月かかったかな?
イベントシーンも戦闘も凝りましたからねー。
今回のツクーラー・まいシャさんのリプレイはこちら。
これにて三頭身RPG完結? - 新・星門記★
前回 三頭身RPG・最終決戦へ!・次回 三頭身RPG・最終回
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