三頭身RPG・ぐるっと回って元どおり
拙作『三頭身RPG』(以後は本作)を作るにあたって考えたことなど、つらつら書いて行きます。
今回はハロルド・テレーゼ・アクジャ・エレノアの編成となったパーティについて。
川を越えて
アクジャの故郷の北に山があって入江側に入口が見えますが……使ってません。
とりあえず用意しておけばなんか使うこともあるだろ的に作ったやつです。
気になった人もいるかと思いますが、そこなんもないです！
そして側にある城ですが、これも書き割りタイプです。
前に書いた通り、城の中をちゃんと作るとボリューム過多になっちゃうんで。
でも別の国ということを表現するために、城は国にひとつ欲しいなと。
ここの兵士はMZの標準のやつの帽子とサーコート(鎧の上に着ている布)を取りヘルメットを被せたものです。
赤い隊長の鎧を銀色に変えたり、防具屋に並べる用のヘルメットを加工したりして、世界観を壊さないように気をつけています。
手抜きですはないです！やってみるとわかりますが自分でいちからドット打った方が楽かもしんないです。
基本的にプレイヤーキャラ達はTRPGのプレイヤーのノリで喋ってると思ってセリフを書いてます。
なので、キャラとしての発言とプレイヤーとしての発言がごっちゃになってます。
メタネタを言ってる時はTRPGプレイヤーと解釈してください。
いや、そんなのわかってプレイする必要もないんですが、作者的にはそういうノリで台詞書いてますよと。
『どうぶつの森』のたぬきち方式です。キャラに不満が向いているうちはいいスパイスとなって、ゲームを楽しくプレイできます。
製作者にヘイトが向くと苦行になってきます。面白い心理ですね。
ハーピーが雷に弱いということを、ここらで金稼ぎしたときに学習してもらえると嬉しい。
この辺りからアクジャちゃんが、攻防ともに頼もしい。
流石は魔王の姪っ子！
自分でテストプレイしていた時は、この前の段階でも毒の槍で毒化しまくりで「お前は蜂か！」みたいになってたけど、数値を確かめるとそんなに確率高くなかった。
ここはイベントのためのかなり特殊なマップで上から見た感じを意識してます。
一回こっきりしか出てきません。
王都へ
世界樹と王都があるこのフィールドの北、森の入り口に馬車が立ち往生していて、通過できません。
また関所も不法出国した不届きもの(ハロルドたちです)がいたので、厳重に封鎖されています。
さらに川を渡った船は壊れている。
ということでもう王都に行くしかないように行動制限されています。
閘門方式と一部で(多分僕だけ)呼ばれている進行方式です。元きた道を一方通行にして先に行けるところを制限するという。
プレイヤーは迷いにくくなってよし、製作者は確認する範囲が減って良しの良いことづくめの方式。
もちろん一本道感はありますし、戻れないことで敵とのレベル差がえげつなくなって詰んだり、戻って装備整えられなくなるという危険もありますけどね！
本作ではそうならないように、とりあえず弱い敵(基本的にコウモリ)をひとつは置いておくようにしてます。洞窟内にコウモリがいると雰囲気出ますしね!!
さてこの時の目的は次の通り、まったくバラバラです。
- ハロルド:王家の宝珠の収集について進捗報告
- テレーゼ:ビキニアーマーをスカーレットに返す
- アクジャ:小麦を鳶嶋堂に届ける
- エレノア:スカーレットに会って舎弟にしてもらう
目標に向かって一致団結！みたいなシチュエーションは盛り上がりますが、ある種体育会系的な陽キャ的なノリで引いてしまう面もあります。
文化祭でクラスは盛り上がっているが、全く面白みを感じず同調圧力に怯みつつ愛想笑いの自分、みたいな！イタタタタタたまれない!!(かみまみた)
本作ではたまたま行き先が同じで目的は別、ぐらいな状態が割とあります。そのくらいの距離感が心地よい…人も多いんじゃないかと思って。
みんなちがって、みんないい！
これだけ分かれていれば、プレイヤーもひとつぐらい「これに付き合ってやるか」と思ってくれるに違いない！
ただし「プレイヤー置いてけぼりにキャラが好き勝手言いやがって」となる可能性も否定できない。
諸刃の剣、素人にはお勧めできない。
密偵が先にハロルドを発見して、知らせる手はずになってると思いますが、待ちきれずに「ハロルド様、今日こそ帰ってらっしゃるのかしら」っていそいそ出かける姫様を想像すると可愛すぎます。
食事シーン沢山入れたかったのに入ってないなー、同じ場所なら準備簡単じゃん！とまたここでパイ食ってます。
ちなみにオッティモは『だがしかし』です。
柱の周囲はタイルの端ではなくスパッと切れるように途中のタイルを使ってます。
壁の端が丸くなっている(影が入っている)ものも見えるので比較できるかと思います。
ロプロス・ポセイドン・ロデムですね。
ところでこの金髪の騎士の言うお嬢様って第二王女のことです。
なんかいかにも前振りって感じだったのに、全然絡みなかったですね(笑)
割と「これ伏線だったんですよー」って言えるような意味ありげなものをばらまいておいて、あとで使ったり使わなかったりという作り方しているんで、こういうバラマキっぱなしのものも多いです。
アイセル加入は決定していたので、しっかり伏線を引いています。
ドワーフ帝国はこの辺り作っている頃に湧いて来たアイディアだった気がする。
だいたいテレーゼは女子にモテるという設定。
この噂は園長先生が流しています。噂を聞きつけたドワーフがやってこないかなという期待で。
「ドワーフ穴」という名称は翻訳ファンタジー小説の雰囲気が出たらいいなーと思ってつけた名前です。「ホビット庄」的な！
元は "Cave of the dwarf" とかですかね。
他の用事は終わったもののスカーレットがいないので、アクジャの兄者人が言ってた「北の賢者」を探しがてら、ひとまず故郷に帰ることになります。
まとめ
## 2021-09-27
「三頭身RPG」にルルの教会さん @lulus_church のメニュー画面カスタマイズプラグインを導入。
ゲージ変更プラグインも追加し、プラグインスクリプトを書いてゲージ長さなど調整。
## 2021-09-28
「三頭身RPG」に橋の南北移動イベントを追加。
テレーゼとレオナのビキニアーマーの絵を用意。
## 2021-09-29
「三頭身RPG」の開発と並行して TF_CharEx と TF_Condition をちょこちょこいじっている。
かなり安定度が上がったというか、ちゃんと動作するようになってきたように思う。
王都のイベントを作成。
世界樹の根元マップを作成。
## 2021-09-30
「三頭身RPG」の鳶嶋堂のイベント作成。
全体的に、今までの展開やキャラの性格に矛盾が生じないように調整。
以前に書いている内容に関する開発をこなしている部分がありますね。
完全にでき上がってから先に進んでいるわけではないです。
とりあえずゲームが進行できる状態にまでしたら先に進んで、あとで色々追加調整しています。
ツクーラー・まいシャさんのリプレイはこの辺り。
なかなか最新版に追いつかない - 新・星門記★
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